アードラーの夢

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アードラー先生は夢を見なかったそうです。しかしてアードラーの夢とは兎の角、虚空の華、ガンダルヴァの城、空、幻・・・。

Namo Sangha Ya!

1月8日のことをまだ書いていませんでした。

プログラムはすべて前日に終わったので
もうリンポチェにお会いすることはできません。
リンポチェもアニもラマたちも、通訳のイナもみな
あの2階建てのお屋敷のお部屋で休んでおられることでしょう。

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朝ごはんはタシ・ハウスですませることもできましたが、
最後にもう一度コルラをするために、
夜明けに山を上っていきました。

来た最初の頃のJ先生は
この坂を上るのがほんとうにお辛そうだったのですが、
今は、ゆっくりとですが確実に歩いて行かれます。
ほんとうに来てよかった。。。

何度も何度も
おんたれとぅったれ・・・とターラー菩薩真言を唱えながら
塔のまわりをコルラしました。

この日は、ここへ来てはじめての曇り空で
考えてみればこの十日間まったく雨は降りませんでした。
毎日、抜けるような青空で、
毎夜、降るような星空で、
チベット人の言う「なむかー(虚空)」とは本当はどのようなものなのか、
私は生まれて初めて知りました。

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  顕現するもの自分の心なり (三十七の菩薩業 第二十二偈)  

このガルチェン・インスティテュートが
こんなにも清いバイブレーションに包まれて
小鳥がさえずり
すぐそこを鹿が歩き
朝焼けも夕焼けもため息がでるほど美しく
晴れていても雲があっても空は透明で
遠くの山はいつも表情を変えて
私たちに語りかけてくるのは

ここに集った私たちみんなの心の顕れなのだと思いました。


いつの日のセッションだったか、
ご法話の後、全員で「法身普賢の誓願」をお唱えしたら
たいへんリンポチェがお喜びになられ、お目を少しうるませて
「なも・さんがー・やー!」「なも・さんがー・やー!」と
何度もおっしゃりながら退出されたことがありました。

このとき私も、ただ一心に、お経を唱えていたのです。
おそらくサンガのみんなの心がひとつになっていたのでしょう。

リンポチェの喜んでおられるさまを見て
あぁ、このお方に喜んでいただけるようなサンガを、日本にも作りたい
と、はじめて心の底から思いました。

  顕現するもの自分の心なり

ガルチェン・リンポチェのお力のおかげで、
このたび集まった私たちみんなの心が清まって
ここに美しい世界が顕現しました。

しかし、ということは
リンポチェのお力に頼って実現したこの聖なるサンガは
集まる衆生の心によって変化するということです。
この Buddha Field も無常なのです。


私のすべきことは
この美しい場所にまた来たいと願うことではなくて、
この美しい場所を自分のまわりに作るために
努力していくことだと気がつきました。


心がリンポチェと共にあり、
心がリンポチェと結ばれておれば
いつかこの世界を作り出せるはずです。

私は非力ですが
リンポチェとつながる仲間を
ひとりずつ増やしていくことで、
その先に、いつかサンガができるはずです。

大きな気づきを得たような気がします。

なも・ぶっだ・やー!

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by prem_ayako | 2018-02-03 23:23 | tibet

アードラー先生は夢を見なかったそうです。しかしてアードラーの夢とは兎の角、虚空の華、ガンダルヴァの城、空、幻・・・。


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