2014年 08月 01日
九頭竜鉄道
スピリチュアル・ワークの会場は
福井からJR越美北線(えつみほくせん)に乗りこんで
1時間半ほど山奥へ入ったところでした。
不便この上ないロケーションでしたが、
めずらしくも、あやうく「満員御礼」になるところでした。
30人定員で、途中3人キャンセルが出て、最終の参加人数は27名。
しかも前日に(!!)今から行けますか?というお問い合わせが2件もありました。
(お部屋のこともありお断りしましたが)
ほんとうに、興味を持ってくださった方が多かったように思います。
う~ん、辺鄙なところだから人気があったと断ずるわけにはいかないけれども
少なくとも「秘境」的な感じには、魅力があったのかも。。。
ともあれこの越美北線、愛称を「九頭竜線」といい、
けっこう、鉄ちゃんたちの間では有名な鉄道らしいです。
お宿は終点「九頭竜湖」駅のひとつ前、「越前下山」という無人駅で降ります。
たしかに秘境的・・・
1日に数回しか人が現れない駅前には、ニホンザルがいました。
きっとタヌキもいたでしょう。。。
列車は1両だけのワンマンカー。
JR福井駅の、0番線的なホームの端っこから発車です。
地元の方々や学生さんたちに加えて
サンダーバードでやって来た参加者たちが
30人弱も乗り込んだので
たぶん、いつになく、満員のぎゅうぎゅうでした。
真夏の緑の稲田の中を
おもちゃのような1両列車が走ります。
遠足気分でたのしい!
ミラーに、ちらりと車体が映っています。
かわいいです!
ところが、しだいに雲行きがあやしくなり
越前大野駅のあたりでは、こんな景色になりました。
ちょうど、昨日お詣りした平泉寺白山神社のある谷に
大きな雲がかかっています。
あの木々も苔も、今は激しい雨に洗われているのでしょう・・・。
越前下山で下車すると、
ポツリポツリと大粒の雨が降り出して
みな、急いで、お宿の車に乗り込みました。
その後、ワークが始まる頃には、まっ暗になって
昨日のような滝の如き豪雨となりました。
そして夜中の2時ごろには、またやものすごい雷雨!
私は雷大好き人間なので(笑)
同室のみなさんを起こさないようにそぉっと起き出して
お部屋の広縁のカーテンを全開にして
たたきつけるような雨と
真夜中の森を一瞬浮かび上がらせるものすごい閃光とを
心ゆくまで楽しんだのでした~(^o^)
(ニホンザルもタヌキもびっくりしたでしょうねえ)
なんでもこの雨で、
翌朝の九頭竜線、不通になったのだとか。
もしも1日ずれていたら、
私たちのワークにも影響が出ていたかもしれません。
私ごときの不十分な準備にもかかわらず
交通不便な会場で
豪雨も雷雨もものともせず、
参加者全員が無事、
なにごともなく最終日を迎えることができたのは、
奇跡としか思えません。
いつもそうなんです。
つくづく、何ものかにお守りいただいていることを感じます。
by prem_ayako
| 2014-08-01 18:26
| travel