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アードラーの夢

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アードラー先生は夢を見なかったそうです。しかしてアードラーの夢とは兎の角、虚空の華、ガンダルヴァの城、空、幻・・・。

真夜中の宴

総会のあと、娘とこうすけはそのまま我が家に来て
3日ほど滞在しました。
京都旅行も楽しかったですが
うちで過ごす時間も楽しかったです。

娘たち滞在中のある夜、息子も泊まりに来ました。
バイトのあと、なんと午後12時頃やってきました。
そんな真夜中の時間から、息子は
ご飯3杯と、残っていたおかずを全部平らげました。

「アドラーの学会でこんなこと話したんだよ」と
娘がシンポジウムの発表原稿を出してきて息子に見せました。
「ゆうやもちょっとだけ登場しているよ♪」
「最後のいちばんおいしいところでね(^^)」


読み終えた息子、感動して、
「・・・僕、めっちゃええ子やん!ええ話やなあ~!」
ですって。

娘「そうでしょ!このエピソード『全米が泣きました』状態やったよ」
息子「そやろなあ。めっちゃええ話やなあ~」

・・・君たち、そこまで言いますか(笑)
客席の方たちがうるうるしたのは、娘自身が泣いてたからでしょーが(^^;)

しかし娘が、娘と私との関係をまとめた原稿を読んだことは、
思いがけなく、
息子が、息子と私との関係を考えるきっかけにもなったようです。
話ははずんで、午前2時すぎまで食卓でお喋りが続きました。

「お姉ちゃんは、高校1年で理系進学を決めたときに、
はじめて自分のことを自分で決めていいって分かったって書いてるけど
それは、ちょっとびっくりやな。
だって僕は違うかったもん。
僕は、もっとずっと前から、自分で決めていいって知ってたで」

そうして、彼もエピソードを思い出しました。

「何年生かわからんけど、小学校の低学年やったと思う。
テストでめちゃ悪い点とって、あー怒られるwと思って帰ってきてん。
そいでどうしよう~と思いながら、その悪い点をお母さんに見せて、
お母さんどう言うかなと思ってたら、
『いいのよ、いいのよ』って言うてん。
『いいのよ、ゆうや、いいのよ♪』って言うて
いいのよ踊りをしてん。
僕小さかったから、僕の手を持って
『いいのよ~いいのよ~』って振って、いっしょに踊ってん」

私「ええ~!?(全く覚えていない)」
娘「ええ~!誰それ(爆)」

「そのとき僕、ああこの人は点数で怒らないんやって思ってん」

我が事ながら・・・
私はすっかり忘れていたので感動してしまいました。

こういうことを、子どもは覚えているのですね(*^_^*)


息子は姉の発表原稿がいたく気に入ったようで
何度も読み返し、
結局、原稿をもらって帰っていました。

息子、24歳。
娘、28歳。

アドラー心理学をやってきて
本当によかったと思います。

ただ、彼らにつきあっていると、寝不足になりますねぇ(^^;)
by prem_ayako | 2013-10-28 20:13 | psychology

アードラー先生は夢を見なかったそうです。しかしてアードラーの夢とは兎の角、虚空の華、ガンダルヴァの城、空、幻・・・。


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