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アードラーの夢

ayakoadler.exblog.jp

アードラー先生は夢を見なかったそうです。しかしてアードラーの夢とは兎の角、虚空の華、ガンダルヴァの城、空、幻・・・。

Naomi

ホテルとリトリート会場との交通は、
8人乗りのバンが3台チャーターされていて、
毎日送り迎えをしてくれました。

なんとなく乗る車が決まってきて
そのうち毎日、ほぼ同じメンバーで行き来するようになりました。
ベトナム人2人と
マレーシアからのおばあちゃん1人と
台湾からの女性1人と、
私とJ先生の、合計6人です。

台湾の女性は、とてもきれいな発音で英語を話し、
賑やかなマレーのおばあちゃんの話をよく聴いてあげ、
ベトナム人のペアを笑わせ、
若いけれども気配りのできた大人だな~と思って見ていました。

私はと言えば、車中のハイテンションにちょっとついていけず
(つーか、もう帰りは疲れ果てていて、英語をしゃべる気力がない)
なんとなく沈黙していたのですが

ある朝、私がスタッフと英語で普通に話しているのを見て、
英語がしゃべれるって分かったのでしょう(^^)
会場で私がひとりでいるとき、彼女が話しかけてきました。
Are you Japanese? I'm from Taiwan. Nice to meet you.

これがNaomiとの出会いでした。

知的な人で、
Naomiと会話をするのはとても楽しかったです。

英語の発音がきれいなのは、
アメリカに2年間留学していたからだと分かりました。
ーああ道理で。発音がすごく native に近いと思ったわ。
ーそれはあなたもよ。日本人にしては(笑)
 私の知っている日本人は、みんなあまりに shy で、英語を話さない。
ううむ。ICASSI仕込みで、
私は shy でなくなってしまったのかな~(^^;)

また、ご家族のお仕事の関係で、日本にも何度か来たことがあるそうです。
ふぅむ、お嬢さまなのね、きっと

彼女は、ガルチェン・リンポチェを10年前から知っているそうです。
どうしてシンガポールへ来たの?などと聞かれたので
実は、昨年初めてリンポチェにお会いして、
それからリンポチェを追っかけていること。
いつかは Chino Valley にも行きたいと思っていることを言うと、
彼女は行ったことがある、と言いました。
アリゾナの Chino Valley には、Garchen Institute という
リンポチェの本拠地ともいえるサンガがあるのです。

How was it? と尋ねると

It's worth visiting!

それを聞いたとたん、
必ず行こうと決めてしまったほど
彼女の言葉は assuring でした。



台湾にもガルチェン・リンポチェのサンガがあり
定期的にリンポチェをお呼びして
こんなふうなリトリートをしているそうです。

そりゃあ、台湾でリンポチェにお会いできるなら、
シンガポールよりずっと近いのですから楽ですよ。
でも、チベット語ー中国語の通訳しかいないなら、
私には意味がありません。

Naomiはいろんな可能性を考えてくれました。
台湾では、英語通訳はほとんどつかないの。
でもあなた方が、通訳を雇うことはできるわ。
何人か日本人を集めて、通訳を連れてきてもいいし
イナに直接頼んでみてもいいかもしれない・・・

Naomi_b0253075_22555232.jpg何かあれば連絡して。私が力になるわ。


これが例えばICASSIで出会った
アドレリアンとの会話であれば、
そう驚かないのですけど
チベット仏教の瞑想会で
たまたま知り合った数百人の中の1人です。

こんなに信頼できる人、
協力を申し出てくれる人に、偶然出会えたなんて、
不思議なことだと思いませんか?
それとも私が勝手に熱くなっているだけかしら?

でも、Naomi、
これは偶然ではないわね・・・!
by prem_ayako | 2013-09-10 23:07 | tibet

アードラー先生は夢を見なかったそうです。しかしてアードラーの夢とは兎の角、虚空の華、ガンダルヴァの城、空、幻・・・。


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