アードラーの夢

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アードラー先生は夢を見なかったそうです。しかしてアードラーの夢とは兎の角、虚空の華、ガンダルヴァの城、空、幻・・・。

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English! English!

フランクの滞在中
実は私、ずっと困っておりました。

英語がね、出てこないのです。

いやなんせ、数年かけてウォルトン先生のご本を翻訳させていただいたのですから
あの本に出てくる先生の言い回しやクセなど
すっかり自分のものになっている、と思っていたのですが・・

読み書きができることと
それが口からするする流れ出ることとは
まったく別のことでありました(>_<)

さらに聴き取りに関して言えば、
オタクな仏教用語の英語ならまかせて!というぐらいになってきていて、
これもなんとなく安心していた根拠だったのですが

オタクな仏教用語は、当たり前のことですが、他では何の役にも立たんのでした。
日常会話にも、ましてやアドラー心理学的会話にも。

そういえば長いことICASSIにも行っていないので
ICASSIフレンズとも、じかに交流していないし
ここ数年は
同じぐらいにアヤシい英語をあやつるドルズィン・リンポチェや(笑)
旅先で出会う台湾人やシンガポール人だけと会話していたのでありました。


ウォルトン夫妻が関空に着かれた夜、
関空から滋賀へのタクシーの中で
まず、ウォルトン先生の低音域の英語が聴きとりにくい!
しかも私の返事も、あまり先生に通じないみたい。
私の発音が悪すぎるのかしら?
ちょっとヤバいかも、と不安になってきました。

でも、翌日からのアドラー心理学会総会の間は、
私のエネルギーの7割がたは
1)ルーティーンであるアドラーギルドのお仕事(来年の予定調整)
2)慣れない『アドレリアン』編集部のお仕事(原稿集め)
の2つに重点的に割かれており、
あとの3割はお勉強と交際とに割かれておりましたから
英語に頭がいかないのは仕方がない、と思っていました。

b0253075_22471718.jpgなんだか怒られているみたいな総会での私の通訳場面(^^;)
いえ、決して怒られていたわけじゃないんですけど。。

ところがその総会も終わり、
ご夫妻とあちこちご一緒する段になっても
・・・あかん!私、まだ英語出てこない!
と、だんだん焦りが大きくなってきました。

だって・・・
週末の大阪と東京での公開カウンセリングにおいて
クライエントさんの日本語を英語へ通訳するのは、私なのであります。

カウンセラーの英語を日本語に通訳するのは、J先生です。
これは、もう間違いなし!
スラスラ正確な訳語をお話しされるのですから、日本語から英語への変換も
J先生がやっちゃってくだされば嬉しいのですが・・・
そこは手伝ってほしいとお願いされ、不肖私がすることになっています。

なのに、英語が口から出るのに時間がかかります。
単語がなかなかひらめきません。
お喋りするより、黙っているほうが「ラク」なのです。
まだ英語で考えることができていない感じ。

(>_<)え~ん、誰か代わって。。。


しかし、泣いていても仕方がない。
どうやったら英語脳を取り戻せるのか。
・・・だいたいそんなもの私は持っているのか?
・・・いや、イヴォンヌとはもっと自由に楽しくお喋りできていたぞ。
・・・でも年を取って、もう英語ダメになったんやろか?
などなど、ついしょうもないことを考えそうになるけれど
全部ゴミ箱ポイして、何か対策を考えよう。
土日までに、英語をしゃべれるようにならなければ!


いわゆる専門の通訳さんにお願いすれば
きっと素晴らしく流暢に正確な英語を話されるでしょうが

アドレリアン・カウンセラーがクライエントを援助する際に、
クライエント理解を助けるために通訳がつくのだとすると、
やはり、ある程度アドラー心理学を知った者でないとできないと思うのです。
やっぱ、私がするしかないか・・・


で、せっぱつまって木曜日ぐらいから
ともかく四六時中、英語に浸かるようにしました。
朝起きたらJ先生に、Good mornig!
It's an awful weather today! から始まって食事中も英会話。
電車に乗ったら、目に入るものすべてを英語でどう表現するか考えます。
電子辞書を持ち歩き、「これはどう言うのかな?」と思ったら
その場ですぐに調べて解決します。
フランクとキャシーにも、できるだけこちらからお喋りします。

つねに意識を英語に置いておくって
けっこうめんどくさいし、苦行でした。
でも今だけ!とあきらめて
寝ても覚めても英語で考えるようにしていたら
その甲斐あって・・・

当日はなんとか、傍目にはするすると英語が出て、
ある程度正確に、
クライエントさんの言葉をフランクに伝えることが出来たように思います。

もちろん間違ったところも、つまってしまったところも、多々ありました。
特に、カウンセリング終わったあとの質疑の時間では、
もう頭がはたらかなくなっておりました。
申しわけありましぇん。私の能力の限界でございますm(_ _)m

でも東京のカウンセリングが無事終わったとき
フランクに「素晴らしいカウンセリングでしたね!」って言いに行ったら
「君の微笑みがいつもボクを勇気づけてくれたよ」と言っていただいて
きゃっ♪☆(^o^)v とうれしくなったのでした♪
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でも何よりも
この2度の公開カウンセリングで、得た財産があります。

役得ですが、私は通訳として
クライエントさんのすぐ傍にずっと座っていました。
なので、フランクがクライエントさんに向ける
眼差し
言葉
身体の動き
エネルギー、
その全てを、クライエントさんの位置で受け取ったのです。

これは本当に、文字どおり、得難い体験です。
カウンセラーがクライエントに対してとる attitude のお手本、
世界中のアドレリアンが認める
フランクの誠実で平等で真摯な Adlerian attitude を
クライエントの立場で体験することができたのです。

そしてこの体験だけで、
今回のウォルトン夫妻ご招待のさまざまなこと全てが、報われたと、はっきり思いました。

はい、報われました。
おつりがでるほどです。

イヴォンヌと出会ったおかげで、私は心理療法を学びました。
フランクのカウンセリングと出会ったおかげで、私はきっと
今よりもう少しましなカウンセラーに、成長することができるでしょう。
 

最後に、奈良のすてきなレストランにて
『子どもの協力をかちとる』の私の本にサインしてくださった
フランクの言葉をご紹介しておきましょう。
このお言葉を、すっかりそのままフランクへもお返ししたいと思います。

  To Ayako,
  My life has been enriched by getting to know you.
  I love you with my very best wishes,
  Frank Walton
 
 
 
 
 


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by prem_ayako | 2017-10-30 22:59 | psychology | Comments(0)

Hello, Dr. Walton

この10月、『子どもの協力をかちとる』の著者
アメリカのフランク・ウォルトン先生が来日されました。
あいにくお天気には恵まれませんでしたが、
何ごともなく、無事に帰られ、いまは残務作業も終え、ほっとしています。

いや~忙しかったです!

12日 夜 関空にご到着 → タクシーで大津のホテルへ(私たちも1泊)
13日 J先生とウォルトン夫妻:午後建部神社へ
   私:理事会と総会            → 落ち合って夕食
14日 午前、J先生演題発表他
   午後、ウォルトン先生講演・子育てシンポジウム → 懇親会
15日 総会終了後、京都に移動・昼食 → 彦根散策 → 京都のホテルへ

・・・と、ここまでは学会の公式行事も含め、予定内の忙しさだったのですが

17日 昼前に落ち合って昼食(ウナギ屋さん) → 京都錦市場散策
19日 京都市水族館 → 京都駅前のイオンモール → 東寺
20日 大阪に移動 → 大阪ダックツアー(!) → 夕食(ホテルの高級焼肉屋さん)

月曜はJ先生の診察日、水曜は私のカウンセリング日、なのですが
「火曜と木曜は、私たちはフリーなので、なんならご一緒できますよ~」
なんてつい、親切心で言ってしまったら

「おお!ぜひに!」
と思いのほか喜ばれまして(^_^;)
ほぼ毎日お付き合いすることになったのでした。

・・・当初の予定としましては、ご夫婦で来られるのですし、
そんなに私たちがお側に侍らなくても
自由に動き回っていただけばいいわよね♪
と思っていたのです。

でも本当にJ先生ったら良い人で
ぺろっと "OK, we will see you at 11:00 tomorrow!" とかって言っちゃうんです(笑)

え?
今、先生、we っておっしゃいました?
私と目標の一致できていないんですけど?(^^;)

私、わりと自閉的な人なんで、毎日出かけるの億劫なんです。
・・・まあでも、出かけてしまえば、けっこう楽しむんですがね(^o^)
少し恥ずかしい水陸両用バスにまで乗ってしまいましたし~

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ところで、このあたりから、ご存知のように大型台風がやってきました。

21日 大阪で公開親子カウンセリング → 大雨の中、東京へ移動(私たちも東京泊)
22日 東京で公開家族カウンセリング   外は嵐!!

悪天候の中、両日ともたくさんの方にご来場いただきました。
ほんとうにありがとうございました。
おかげさまで大成功のうちに終わることができましたm(_ _)m

22日の晩からは別行動になって、
ウォルトン夫妻は23日は外国人向けの「はとバス」で東京巡りを楽しまれ、
私たちは午前中に帰阪しました。
24日は自力で、東京から大阪に戻ってきていただきました。
つつがなく移動できて良かったです。

25日 大阪で落ち合って難波に荷物をあずけ 
           → 奈良に移動(昼食・東大寺散策)          
          → 難波へ戻って荷物を受け取って 
          → 関空へ移動 → 離日

 結局、2週間の滞在の間に
 大津・京都・東京・奈良と、都を4つ回られたわけです。
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お天気が良かったのは奈良だけで、あとは全て曇りか雨という気の毒さ。
最終日の奈良で、ようやく
日本の秋を感じていただくことが出来ました。

「アヤコ、今日は平日なのに、
 こんなに人が多いのはなんでだ?」
「あーフランク、あなたは信じないかもしれませんけど、
 今は日本のベストシーズンなんですよ。観光地は混んでいるんです!」
なんて言って笑い合いました。


フランクは、総会の後ぐらいから風邪を引かれたみたいで、
何度もクシャミをして少しおつらそうでしたし、
おふたりともJ先生より年上でいらっしゃいますし、
あんまりあちこち連れ回すのもどうかな~と思ったのですが、

J先生の提案に「うん、いいわね、それ行きましょ!」と(主にキャシーが)乗り気で、
あれこれお買い物を楽しみ、

フランクは釣りはできなかったけれど、b0253075_00143289.jpg
市場と水族館で魚を見て楽しみ、

おふたりとも食欲はいつも旺盛で

私が思っているよりも、ずっとお丈夫でした!(^^)
さすが、アメリカ南部の静かな敷地内の
裏の湖で釣りをしたり、畑で自宅用の野菜を作ったり、
シカの出没する庭でナチュラルな暮らしをしていると、
いつまでもお若い!と思ったのでした。



そして!おふたりの人あたりの良さが功を奏しているのか何か分かりませんが、

心斎橋日航ホテルでは、ツインルームが(無料で)
アップグレードしてもらえて、
最上階のスイートルームに泊まっていただくことができました!
(キャシーに写真を見せてもらったら、めっちゃ広い素敵なお部屋でした!)

しかも、帰りの飛行機も、ホノルルまで(無料で)アップグレードしてもらえて
ファーストクラスで悠々と帰国されたのです!!
なんて運のよい方々でしょう~~

10月28日、フランクからメールが届きました。

Dear Jalsha and Ayako,

Kathy and I returned home Thursday morning, happy, but sleepy. Our airline travel went smoothly and you know we had first class to Honolulu.
I appreciate very much that you invited me to help with the significant work you have been doing in Japan.
Kathy and I will always remember our visit. You were so very helpful to us throughout our visit. I have a much better understanding and appreciation for the Japanese culture.
Kathy and I regard you as our friends and hope the time will come when you will visit us at our home in South Carolina. We will talk about this in the future.

Warmest regards,
Frank with Kathy

日本に良い印象を持っていただけたようで、本当に良かったです!
最後の日の晴天と
ファーストクラスの飛行機のおかげですね~(笑)

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by prem_ayako | 2017-10-30 22:31 | psychology | Comments(0)

聞思修

シンガポールや台湾に行くと
瞑想中に、何らかの体験がおこることが多いのですが
今回はそういうのはありませんでした。

なんでかな?と考えて、それは
今回は、瞑想(修)ではなく、教え(聞)だったからだと気がつきました。

アミデワ・リトリートは、リンポチェとご一緒に瞑想する体験です。
合間合間に、リンポチェの選ばれたテーマでの teaching が入りますが
ほとんどの時間は、成就法とマントラのお唱えに費やされます。
だから、イッてしまえるんですね(笑)

「マハームードラ」は難しすぎるので、実際の瞑想に入りませんし
「三十七の菩薩行」も、常に「聞」のレベルで学ぶものです。

もちろん、その場にリンポチェが臨在しておられますので、
音声ファイルを聴いたり本で読むだけとは全く異なる体験になるのですが
(幸福感がまったく違います!)
どちらかというと、言葉で学ぶ「知的」な側面が大きいと思います。


思えば2012年のご来日の際は、ほぼ全て teaching でした。
2013年のときは、灌頂に少し成就法が入り
「ジクテン・スムゴンのラマチューパ」の中では
おんあーふーむ瞑想(修)を教えていただいた記憶があります。
でも、あとはほとんど「聞」だったような。

   暇満の舟なる人身得たからは
   自他を輪廻の海より救うため
   昼間も夜も心を散らさずに
   聞思修する仏子菩薩行

と、「三十七の菩薩行」の第一偈にありますが
「聞思修」をチベット語で「とー・さむ・ごむぱ」と言います。

5年前にはじめて仏法 teaching を「とー(聞)」し、
その後瞑想を積んできた「ごむ(修)」の体験を、
今回、あらためて teaching をいただいて、
「とー(聞)」のレベルで整理させていただいたように思います。

こうやって、何度も何度も教えを受けては実践し、
また教えをいただいて理解を深める・・・
ということを繰り返していくのですね。

何度もリンポチェから教えをいただいているこの環境こそ、
まさに有暇具足(暇満の舟)の人身です。
なんとありがたいことでしょう。

そして、アドラー心理学だって仏教と同じだな
としみじみ感じるのでありました。


さて、では「聞思修」の「さむ(思)」とは何なのか?

大きなJ先生にお訊きしたところ、
これは「聞」で教わったことをひとりで考えることではなくて
(それは瞑想の「ヴィパッサナ(観)」に含まれるようです)

伝統的には、チベット僧院で行われてきた「問答」などを指すということでした。
仲間と討論するとか話し合うとか、師に質問するとか、
他者との交流の中で「聞」を確かめていくことを「思」とよぶのだそうです。


そうすると~
わが日本ガルチェン協会は、
けっこういい線でプログラムを組んでるんじゃないかしら?

だって、今年3月、ドルズィン・リンポチェからいただいた
三十七の菩薩行が「聞」、
前行・おんあーふーむ瞑想・観音菩薩とターラー菩薩の成就法が「修」。

その後、復習会やおさらい会で、
みんなしっかりと「修」を繰り返していますよね♪

それから、インターネットでやってる「タルゲン勉強会」は
「思」になりますね!
こうじゃないか、とか、ああじゃないか、とか
みんなで智恵を出し合ってディスカッションしているのですから!

来年3月、ドルズィン・リンポチェにお願いしているのは
六波羅蜜の「聞」と
前行・アミデワリトリート・ポワの「修」です。
いい感じ!(^^)v

来週、アドラー心理学会の総会が終われば、
J先生も私も、本業の方が少し落ちつきますので、
そろそろ来年の詳細をお知らせできるのではないかと思います。
もう少しお待ちくださいね~

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行きの飛行機の窓から撮った香港島
喧噪や混沌から遠く離れて見ると美しい!






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by prem_ayako | 2017-10-07 21:03 | tibet | Comments(0)

ティーチング

9月29日(金)の夕方、
尖沙咀の街坊福利会という会場で
ガルチェン・リンポチェによる白ターラー菩薩の灌頂をいただきました。

古い学校の講堂といった趣の会場で、ざっと800人ぐらいでしょうか、
私には中国語の聞き分けができないので分からないのですが、
J先生によると、地元香港の方、台湾からの方以外に
大陸からの中国人が多かったようです。

英語通訳を聴くために受信機をお借りしたのですが、
電波がよく届くようにと、右の最前列に座るように言われました。
ありがたい! リンポチェの間近ですw

といっても、英語通訳を利用していた者はごく少数で
私たち日本人と、ほんの数人の西洋人だけだったように思います。


翌30日(土)も同じ会館の同じ席で
「ガンジス川のマハームードラ」の教えをいただきました。

2012年、2013年と2年連続で
日本でやはり同じ教えをリンポチェからいただきましたが、
チベット文化協会のラマ・ウゲンの日本語通訳があったにも関わらず
・・・なんだか今回英語で聴く方が、まだしも理解できたような気がします。

あの頃は
日本語の仏教用語自体、まだ全く無知でしたからね~
(と遠い目)

あれから私、
self-grasping(我執)だとか altruistic mind(利他心)だとか
普段は絶対使わないような仏教重要語句を
勉強したもんね(^_^)v

ただ今回、この教えを1日(実質4時間)でいただくというのは
いくらなんでも無理ですわ。。。
リンポチェも時計を気にされながらだし、通訳のイナもすごい早口だし
心をからっぽにして聴いていると、
うまくいけば時たま心に意味が届くという感じ(-_-)

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10月1日(日)は会場が変わって
地下鉄(MTR)で30分ほど行ったところにある、ホテルの豪華なお部屋になりました。
リンポチェのお椅子は、ぐっと座り心地の良いものになり
私たちの椅子も、お尻の痛いパイプ椅子からグレードアップしました。

でもね、リンポチェは、固いお椅子に座られているときも、
どんなに柔らかいソファーに座られているときも
同じ姿勢で、淡々とマニ車を回されます。
椅子の背にもたれるなどの楽な姿勢は、決しておとりにならないんです。
どんなに長時間でも、背中をくずさず座られるのだと
ドルズィン・リンポチェも言っておられました。

81歳のお年で、それは、どれほどのご意志の力かと感動しましたので
私も真似しよう!と思ったのですが
すぐに、忘れてしまいます・・・
この意志の弱さよ(>_<)


この日のご法話は、みなさまお馴染みの「三十七の菩薩行」でした。
これは、2012年5月
はじめてリンポチェにお会いした際に、最初にいただいたご法話です。

このお教えがあまりにも素晴らしかったので、これを本気で勉強しようと思い
手の届く範囲で「三十七の菩薩行」を学ぶべく
他のラマのもとへ、大阪、京都、名古屋へと出かけました。
また辞書を引き引き、チベット語原文でも学びました。

あれから5年経って、
根本ラマであるガルチェン・リンポチェから
この同じテキストをこうして香港まで来て教えていただいていると思うと
とても感慨深いものがありました。

少しは身についたのだろうか?と自らに問えば
いえ、未だ未だ!と言うしかありません(>_<)

それでも、特に後半(第22偈あたり)
深い深いところをお教えいただいたと感じています。


しかし、この日のお教えもやっぱり4時間だけだったので
リンポチェはめちゃくちゃ時間を気にされて
最後の方、イナの通訳はあり得ないほどの猛スピード!!
心を無にしても、とてもじゃないけど追いつきませんでした(T_T)

幸い、大きなJ先生が録音しておられたので
後でゆっくりと聞き直します。
でないとあまりにももったいない!


リンポチェのご負担を考えたら、1日4時間は限界だと思います。
実際には、その後に質疑応答やら blessing やら
帰依戒の時間があったりしましたし
ご高齢のお身体には、これでもかなりのご負担だったのではないかと思います・・・

「ガンジス川のマハームードラ」にしても「三十七の菩薩行」にしても、
以前のご法話の英語版が出版されていますので

今後は、教えの本体はそれらの本を参考にして学び、
実際にお会いした折りには、リンポチェのご臨在を随喜する
・・・という形になっていかざるを得ないのかもしれません。


また今回は、リンポチェと個人的にお会いすることは叶いませんでした。
前もって主催者に希望を伝えていたのですが
うまくアレンジできなかったようでしたし、
リンポチェのお疲れのご様子を見て、こちらからキャンセルさせていただきました。
(貪欲はいけませんからね!)

でも、最後の blessing のとき
カタを持って並んだ私たちにリンポチェは気がついてくださって

大きなJ先生に、「おお~ありがとー!」と、すぐに日本語でおっしゃって
おでこをごっつんこ!(^^)
私にも「ありがとー!」とおっしゃりながら
左のほっぺたにちゅっとキスしてくださいました(笑)

うれし~(^o^)
満足。
香港まで行った甲斐がありました♪♪(単純)

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by prem_ayako | 2017-10-07 20:51 | tibet | Comments(0)

香港

ブログのタイトルに反して、
最近はアドラー心理学についてのお話がほとんど書けていないです・・・スミマセン。

でもね、守秘義務のこともあるし
エピソードがあんまり書けないですからね。
いきおい、自分の体験したことを語るだけになります。

というわけで、またまた旅のお話です(^^;)


今度は香港に行ってきましたよ。
私にとって、はじめての香港 = 中華人民共和国!

例によってガルチェン・リンポチェの追っかけでしたが、
会場は、尖沙咀(Tsim Sha Tsui)という九龍の中心地。
ホテルも会場から徒歩5分の、繁華街の真っただ中でした。

九龍(Kowloon)というと、昔は魔窟のイメージが強かったですけれど、
ガイドブックによると、今はそこそこ安全になってるみたいです。
せっかくだから、1日前に行って香港観光もしました。


関空から3時間で香港国際空港。
空港のあるランタオ島から市街へは、reasonable な路線バスを利用しました。
このバスが2階建て!
迷わず2階に座を占めて(^^)v
香港島の摩天楼をバスの窓から眺めました。

と~っても細くて高い特徴的なビル群は、
どうやら人々の生活しているアパートみたいで
よく見ると窓から物干しが突きだして、洗濯物が干されてます。
日本のタワーマンションが林立している感じでしょうか。

企業のビルは、むしろもう少し低く四角くて
日本でもよくあるような形状のビルが多かったです。

さらに、今なお建設中のビルもありました。
この街は、まだこの上も発展しようとしているのでしょうか。

先日大阪で観たブリューゲルの「バベルの塔」の絵を思い出してしまいました。
そんなに高く高く、上に上に上がって、いったい何がしたいの?
なんて考えてしまって・・・
どうも、この都市に渦巻くエネルギーにチューニングするには
私、少し気合いが足りない感じです(^^;)
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ホテルの近くでバスを降りたとたん
強烈な陽射しと湿気にくらくらっとしました。
いかん!日焼け止めを持ってこなかったわ!
日本はもうだいぶ涼しいので、油断していました。

ともあれホテルに荷物を置いて
ガイドブックを睨みながら裏道を探検し
広大な九龍公園を散策し
ガイドブックに載っている
安くておいしそうな大衆食堂に入って夕飯を食べました。

無難な揚げ焼きそばのあんかけみたいなものを注文しましたが、
おいしいんだけど、途中で食べられなくなっちゃいました。
なんでかな~

翌朝は、また別のお店に出かけて朝食セットを頼み
それなりにおいしく完食したんですけど
やっぱり後でお腹がもたれて、お昼をパス・・・
なんでかな~

残念ながら、香港の食べ物、私にはあまり合わないみたいです(-_-)
シンガポールでも台湾でも全然平気だったんだけど。
たぶん、脂かな。
ひょっとしたら、AJINOMOTO のせいもあるかもしれない・・・

その後は炒め物を避け、
4日間の滞在中、外食はできるだけ
肉まんとか水餃子などの点心を選びました。

それから、身体が果物をとても欲しがる感じだったで
見つけた果物屋さんで、すももやぶどうやバナナを買い込み、
ホテル近くの高級スーパーで、チーズやパンやショートブレッドなどを買い込み
幸せな朝食をホテルのお部屋で食べました。
そうしたらお腹の調子もすっかり良くなりました(^^)v


また、香港島と向かい合う港の方にも出かけてみました。
さすがに海の近くは、風があって快適です。
夜はまたさらに絶景でしょうね~
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やっぱり香港に来たからには、と
ブランドショップの立ち並ぶ廣東道(Canton Road)にも行きました。
もちろん通りすぎただけ・・・ですが
Loui Viton にちょこっと入ってみたりして(笑)
値段を見る勇気もありませんでしたけど~

さらに、翡翠市なんてのに紛れ込んで
あらゆる種類の翡翠の原石、装飾品が山盛りになっている店店を
呼び込みをかわしつつ眺め歩きました。
・・・が、やっぱり何も買わずじまいでした。

大きなJ先生が、来年のドルズィン・リンポチェのご来日までに
ぜひ金剛薩たのタンカを買いたいものだとおっしゃるので
チベット仏具を扱うお店も探し歩きました。
素晴らしい品揃えのお店を見つけて、
いろいろ見せていただきましたが、良いお品ばかり!
ちょっと良いお品すぎて・・・
これも今回は見送りました。


というわけで、欲望全開の都、香港で
よい子は禁欲的に身を律し、
物欲に負けることが決してなかったのでした~

めでたし、めでたし。
 
 
 
 
 
 

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by prem_ayako | 2017-10-07 20:44 | travel | Comments(0)

アードラー先生は夢を見なかったそうです。しかしてアードラーの夢とは兎の角、虚空の華、ガンダルヴァの城、空、幻・・・。


by prem_ayako