アードラーの夢

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盛岡は美味い

7月半ばから8月にかけての阪神間の暑さといったら、
大袈裟ではなく命がけでありました。

盛岡も8月はじめは相当暑かったようですが
10日の夜の飛行機で花巻空港に着いたら
やっぱり全然違いました。

滞在中の1週間は
暑い日でも最高気温が31℃ぐらい。
雨模様の日は25℃ぐらいだったりして、朝夕は肌寒いほど。
当然、熱帯夜などありません。

おかげで身体がとっても楽で、
夜はホテルのエアコンを切っても、ぐっすり眠れました。
そして食欲も出ました。

盛岡のお世話役のRちゃんが
盛岡の麺文化をぜひ味わってくださ~い♪と
三大麺(冷麺、そば、じゃじゃ麺、だそうです)を勧めてくださったので、
そのうちの2つまでは制覇できました。
おいしかったです~!

しかし盛岡の食文化の奥の深さは
三大麺どころではなかった。ように思います。

食材が、ほんとに新鮮なんですもの!
加えて大きなJ先生は、
おいしいお店を見つけるのが、とてもお上手です(^o^)


パセージ・プラス初日の火曜日は正午で終わりだったので、
お昼間はゆっくりして、夕方からぶらぶらと出かけ、
盛岡城趾あたりを散歩して、
それから大通り商店街で、おいしそうなお店を物色しました。

先生が「ここだ☆」と目をつけられたのは、イタリアン。
ガストロ・スケゴロウっていう、
けっこう広くて、人がいっぱいで、賑やかなお店でした。

カウンター席しか空いていなくて、そこに通されましたが
シェフたちのきびきびした動きがよく見えました。

b0253075_20133039.jpgお通しは、立派なブロッコリーをまるのまま茹でたもの。
白いお皿にドン!と乗っています。
はい? こ、これは盛岡の共通感覚ですか?
(うぅむ写真では大きさがわからないですね)

新鮮魚介のカルパッチョが品切れだったので
しかたなく、適当に
桃とモッツァレラのカプレーゼとかいうのを頼んだら、
これが絶品で、めちゃくちゃ気に入ってしまいました。
私は思わずお皿を引き寄せ、ひとりで平らげそうになりました。
(貪欲~)

続いては三陸岩牡蠣です!
大きな岩牡蠣を殻のまま焼いたものが、ガサッと出てきました。
ナイフでこじ開けて
ぷっくりした身に、たっぷりレモンをかけて、アツアツを口に入れると
うぅぅぅ~至福~~!

でっかい岩牡蠣6個がたったの880円なんですよ!
これも盛岡の共通感覚なんでしょうか・・・?

さらにピッツァやお肉が出てきましたが、
私はもうあまり食べられませんでした。
ともかく「桃とモッツァレラ」と「牡蠣」で
大・大・大満足でした。

・・・これだけで、ひとり2850円です!!
なんてお安いんでしょう~
b0253075_2094666.jpg

翌水曜日はオフだったので、
秋田県の角館へ遠足に行きました。

緑あふれる美しい武家屋敷が有名です。
途中でいっとき豪雨が降ったので
空気が湿気を含んで
緑がいっそう濃くなりました。

b0253075_20104074.jpg

ここは実は、もと武家屋敷のおそば屋さん。
秋田名物の稲庭うどんを食べました。
出汁が京都風で、実においしかったです。
でも場所代もあるのかな、稲庭うどん一杯が1080円もしました。
・・・金銭感覚、混乱しますぅ。


はい、ほとんど食い道楽の旅になっております。
翌木曜日も、飽食のレポートは続きます(^^;)

この日は、そろそろお魚とか、和食が食べたいですよね~と
居酒屋的なところを探しました。

先生が「ここだ☆」と決められたのは、
「南部炉端焼き」という、なんだか名前そのまんまのお店。

予約していないので、ここでもカウンターに通されましたが
焼いてるおじさんの動きがよく見えて、とてもいい感じです。

b0253075_20202920.jpgお通しは、各人の前に小さな火鉢を持ってきてくれて、
イカの塩辛を小さな昆布に載せたものを、
ぱりぱりになるまで焼いて食べました。
ちょっとしたことですが、塩辛ダメな私もおいしくいただけました。
どのお店も、お通しに工夫を凝らしておられますねぇ。

何はともあれお造りを、と頼んだら、
これがまたすばらしくおいしくて!
たこのお刺身なんて絶品です。
さすが三陸のお魚、鮮度抜群ですね~

焼き物は、私は鮭のハラスを、
先生はサンマの丸干しを頼まれましたが
焼き具合が、もう感涙もの~
外はずいぶん焦げているけど、中はふっくらしていて・・・
焼き係のおじさん、ほんとにいい仕事しておられます!

手作りさつま揚げや
長芋の唐揚げなども、とってもおいしくいただきまして
しめて、ひとり2730円也!!

すごいなあ。
大阪や神戸の食事の値段はいったい何なんだろう・・・
と、バカらしくなります。


なにげに他のお店で定食を頼んでも
出てくるのはど~んと巨大なハンバーグだったり
お皿からはみ出しそうな山盛りの唐揚げだったりで、
そのたびに驚かせてもらいました。

総じてお値段のわりに量が多く、
ほんとに盛岡は人を太らせる町なのでした。


最後は、福田パンで〆ました。
学校の売店などに入っている、
みなさまにお馴染みのパン屋さんみたいで
ときどき名前を聞いておりましたので、

最終日の朝、駅で売っているのを見つけて
パセージ・プラスの会場で食べるお昼ご飯用に買いました。
いろんなクリームをはさんだ、少し甘いめのコッペパンです。

私がひそかに食べていると
もう一人のお世話役のEちゃんが、
「あ!福田パンだ!」とすぐに気がつかれました。
よく見ると、けっこうたくさんの方が福田パンをもぐもぐしておられます。

「食べてもらえてうれしい~」
「仲間だ~」
と、Eちゃんがやたら感動してくれました(^o^)

福田パン、岩手県人のソウルフードみたいです。

いや人間って、
食文化を共有したとき、しみじみ仲間だと感じるのかもしれません。

今回の旅、
麺に始まり、福田パンに終わる(笑)

その間いろいろ豪勢な食事をいただきましたが、
新鮮な海の幸と、豊かな山の幸、
すべてが美味しくてすばらしかったです。


盛岡の食べ物にも町にも、ずいぶん詳しくなったので、
こうなると、また訪れたくなります♪
お城もあるし、大きな川が流れているし、
盛岡は、緑の多い美しい都会です。

しかしいくらなんでも、こんなに毎日飽食していてはいけませんね。
煩悩の虜です・・・
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by prem_ayako | 2015-08-19 20:46 | travel | Comments(6)

パセージ・プラス@盛岡

1週間、盛岡に行って参りました。
開発者J先生による集中パセージ・プラスのコース見学
および避暑
のためです(^^)v

ちょっぴり太って帰ってきました。
が、そのお話はあとにして・・・
忘れないうちに、お勉強!
学んだことをシェアしておきますね~


J先生のパセージ・プラスのコースは、
2013年2月の大阪でも見学させていただきましたが、
リーダー養成を目的としたものではない
実際に子育て中のお母さん方を対象としたコースは
このときが初めてだったはずです。

もちろんテキストは手作り感満載、
右ページもついていませんでした。

その後、先生は三重や滋賀や奈良、関東や福岡にも出張されて
パセージ・プラスを開催されましたが、
私自身は見学のチャンスがないまま
4回、コースを開かせていただきました。

自分でやってみて、その上で
あらためて先生のコースを見学させていただくと、
本当に本当にお勉強になりました。

先生は、「東北に種を蒔く」という菩提心から
激しい速度で(^^;)
詰め込みで(^^;)
集中性思い切り高く(^^;)
1章につき6ケース扱うなんていう離れ業をなさいましたので・・・
このようなコース運びは、
よい子はマネをしない方がよいと思います(笑)

私ども一般のリーダーは、
ひとつずつの事例をゆっくり丁寧に味わいながら
みんなでいっしょ~に学んでいくことを
今までどおり、目指すのがよいと思います。

ただ、今回、リーダーとして、けっこう致命的なところで
誤解していたことや発見したことがあったので
その部分をシェアしておきたいと思います。


1)be(状態)

ライフスタイル分析をするときには、プラス側はいつも
I should be であって I should do ではないと、
気をつけていましたが、

テキストにはそこまで書かれていないけれど、
仮想的目標においても、be(状態)を意識しておくのがよいと学びました。

仮想的目標の4つの特徴はそらで言えるわ~というぐらい
分かっていたつもりだったんですけどね・・・
このポイントは、押さえそこねておりました orz
はい、私はまだまだ未熟なリーダーですm(_ _)m

仮想的目標の特徴②:行為を含まない
対処行動がすでに成功してしまっているイメージですから、それ以上なにかを「する」必要はありません。行動はすでに終わってしまっています。「○○が達成されてしまっている」というイメージです。


リーダーは、「このとき子どもさんがどう答えてくれたらキラキラしますか?」
などと尋ねて子どもの台詞(や行為)を考えてもらって、
それを仮想的目標とするのですが

仮想的目標の特徴②は、
厳密に言うと、
そういう台詞を言う子どもが、お母さんの理想の「状態」を達成しているかどうか
というのがポイントだったようです。

たとえば、お母さんの理想の「やる気のある子ども」状態を達成しているからこそ
子どもの台詞は、「うん、お母さん、すぐに宿題するよ!」のようになりますし、
あるいは、お母さんの理想の「成長した子ども」状態を達成しているからこそ
台詞は「ボク、自分で歩いていくよ!」というようなものになるのです。

つまり、仮想的目標は相手の行動や台詞として取り出しますが、
そこに達成され、完成された「状態」がイメージされていること。
それが、「行為を含まない」の真の意味だったのです。

自分が、もうそれ以上何かをする必要がないというだけでなく、
子どもも、もうそれ以上変わる必要のない理想状態。
自分の行為も子どもの行為も、それ以上はもう要らない
っていうイメージだったんだ!と気がつきました。

おもしろいです。
深いです。


2)行為と人格の分離

行為と人格を分離するページでのJ先生の詰め方は、
それはそれは見事で
思わずメモりました。

アドラー心理学では、子どもが不適切な行動をするのは、1)適切な行動のやり方を知らないか、2)知っていても適切な行動をする勇気をくじかれているか、のどちらかだと考えます。どちらにしても子どもを罰するべきではなく、子どもを勇気づけるべきです。子どもは適切な人格をもっているのに、わけがあって、たまたま不適切な行動をしたのだと考えるようにしてください。

この、「わけがあって」というのが
ポイントですw

たとえば、「子どもがごはんをさっさと食べないんです」というお母さんに。

子どもは1)ごはんをさっさと食べる方法を知らないのか
    2)方法を知っていても適切な行動をする勇気をくじかれているのか
どちらだと思いますか?と問いかけます。

「さっさと食べる日もあるので、たぶん、方法は知っています」
とお母さんが答えたとすると、

そうすると、この子の人格は適切なのだけれど、
たまたまこの時、不適切な行動をする”わけ”があったのですね。
その”わけ”とは何でしょうね。
誰かがこの子の勇気をくじいたのかもしれませんね。
さてその誰かとは誰でしょう?

・・・お母さん「わ、私?」
(爆)

あぁ、さらりと書いてあるこの4,5行の文言を
こんなふうに使うんだ~と感激してしまいました。
まるで詰め将棋です。
でもテキストに沿っていますから
お母さんは納得するしかありません。

そして、実のところすべては仮想だけれども、
「この子は本当はいい子なんだけど、
 自分がこの子の勇気をくじいているんだ」と思うと
問題を解きやすくなります。
だって「私」が変わればいいんですから。

これは技術的な学びでした。


3)肯定文の力

補正項にも書かれていますが、
今回のコースで、先生が特に強調しておられたのは、
すべての文章を肯定文で、ということでした。

仮想的目標も、私的感覚も、代替案も
徹底的に肯定文で言うお稽古をしました。

まず仮想的目標について。
私は、私のパセージ・プラスのコースを受けられた方々に懺悔しなければなりません。

仮想的目標の特徴④:否定文ではなく肯定文
仮想的目標は肯定的・積極的なもので「○○でない」とか「○○がなくなる」とかいうような否定形の感じでなく、「○○になる」とか「○○が起こる」とかいうような肯定形の感じをもっています。


ここについて、誤解しておりました。
申し訳ありませんっm(_ _)m

たとえば「『ごめんなさい、もう2度とこんな失敗はしないよ!』と明るく子どもが言う」
というような仮想的目標を、私は今まで採用していたと思います。
「『 』と言う」は肯定文だから、
『 』内の内容が否定文でもOKだと思っていたのです。

ですが今回、この『 』の中身も、肯定文にするべきだと教わりました。

そして確かに、たとえば上の『 』内の否定文を、
「『ごめんなさい、これからは周りをよく見て気をつけるよ!』と明るく子どもが言う」
というふうに置き換えると、
それはそのままで、スムーズに代替案になります。

だって、ここでひと手間かけて肯定文に考え直すという作業は、
すでに次のステップの
協力的な仮想的目標に向かう準備になっているのですから!

なんて美しく
協力的な暮らしにむかって
導くことができるんでしょう!

これは、ほんとに基本的なところです。
それに気づかずにいたリーダー・・・
(私だけ?)ご、ごめんなさいっ!!

ただ、言い訳になりますが、
初期の頃には先生は、あまり細かいことはおっしゃらなくて
ざっくりでいいんだよ、ざっくりで、と
こういうのも容認しておられたように思います・・・


次に、私的感覚。
私的感覚は2章で学びますが
J先生は、全コースを通し全エピソードについて、
全員の私的感覚を見つけていかれました。

それはもう鮮やかに。
スパスパスパっと、
まるで手のひらの上で音もなく豆腐を切るかのように・・・!
(この秀逸な喩えは青森のNさんからいただきました ^^)

で、この私的感覚のマイナス側も、やはり肯定の形で表すと、
とても美しく豆腐が切れます。
もとい、美しく援助ができます。

「言葉の限界が世界の限界を決める」
と教わりましたが
たしかに私的感覚のプラス側・マイナス側ともに肯定文で表すと、
その方の世界がぐっと拡がるようでした。

ときに、その気づきに涙する方もおられました。
「ああそうだったんだ。私はずっとこれを大事にしてきたんだ」
と気がついた時、人は自分のことを理解し、
自分のことを受け入れることができるのかもしれませんね。

これも、以前は
プラス側「○○である」、マイナス側「○○でない」でもOKだというように
習った気がするのですが・・・(言い訳です)

要は、必ず肯定文でなければならない、というよりも
よりよい分析とよりよい援助のためには
肯定文を使うのが有効だ、ということだと思います。

私たちは幸いなことに
最も進化した
最も高度のデモンストレーションを見せていただいたわけです。


そして代替案。
代替案までに、ひと手間もふた手間もかけて
仮想的目標や私的感覚を肯定文に変換しているので
もう、あとは
プラス側の肯定形の願いを、そのまま相手に伝えれば
基本的にそれが代替案になるのです。

おお!なんてシンプル。
協力的な代替案がなかなか見つけられなくて困っていましたが
これからは肯定文を意識することで、解決するかもしれないですね!
・・・なんて簡単に思えるのは
たぶん先生のデモが鮮やかすぎて
私もまだ魔法にかかってるからかもしれません。


そんなこんなで、マニュアル無視の超速コースでしたが、
燃え尽きて頭がまっ白になったのは、私を含めて
主にリーダー資格を持った方たちで、
若いお母さん方は、楽しんでジェットコースターに乗っておられたようです。

最後のシェアリングをお聞きしていると
「みんなのために私にできることは何か」という思想の部分が
しっかりみなさんの中に根を下ろしたみたいで
感動的なお話をたくさんお聴きしました。


とってもよいコースでした!
実にハードでしたけど(笑)
外様の私も暖かく迎えていただき、うれしかったです。
みなさま、どうもありがとうございました!
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by prem_ayako | 2015-08-18 09:58 | psychology | Comments(4)

蔵出し旅写真


b0253075_957723.jpg梅雨のころから撮りためていた写真を
まとめてアップしてしまいま~す。

こういうのは、すぐに出さないとダメですね。
文章をつけてから、なんて考えているうちに
もう何ヶ月も経ってしまいました・・・(^^;)






b0253075_9514432.jpgまずは九州、島原市内の武家屋敷。
小雨模様の静かな町。
そんなに暑くもなく、
いい湿り具合で
植物はみんな喜んでいました。

b0253075_1045022.jpg












緑に目が洗われます~





b0253075_1083481.jpg海を渡った天草の、崎津。

b0253075_10104218.jpg細く曲がりくねった道の果て、
岬のどん詰まりの誰も近づけない土地に
キリシタンたちは隠れました。

路地の向こうは、海しかありません。










肉体の死よりも精神の死を怖れることができるのが
他の動物にはない、人間の強さです。

b0253075_1012113.jpg





b0253075_10322272.jpg7月、合宿ワーク前日の鎌倉。

律宗のお寺、極楽寺を訪れました。
このお寺はほんとうに美しかったのですが、
境内は撮影禁止でした。

その後、切り通しの道をぶらぶら歩いていたら
こんなに見通しのよいところに出ました。

ちょうど台風が
関西を北上していたので
由比ヶ浜の波も高いです。





b0253075_10451410.jpg




こちらは御霊神社(ごりょうじんじゃ)
またの名を鎌倉権五郎神社(かまくらごんごろうじんじゃ)
というのだそうです。

鎌倉には、日本画家の瓜南直子さんが住んでおられました。
ツイッターに、ご自宅近くで撮った写真を載せておられたので
(ただの1ファンなのですが)
「この切り通しは、なんだか『ツィゴイネルワイゼン』に出てくるような道ですね」とコメントしたことがあります。

b0253075_10422480.jpg「鎌倉は岩盤が柔らかいので、あちこちに、こんな切通しや「やぐら」があります。」
と気さくにお返事をくださいました。

それだけのご縁で
まもなく亡くなってしまわれましたけど
鎌倉を歩くと彼女の気配を感じます。



肉体が滅んでも精神は生き続ける。
それがたとえとしてではなくて
真実、そうなのだと思えるならば
何も怖いものはないのかもしれません。
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by prem_ayako | 2015-08-05 09:47 | travel | Comments(2)

アードラー先生は夢を見なかったそうです。しかしてアードラーの夢とは兎の角、虚空の華、ガンダルヴァの城、空、幻・・・。


by prem_ayako