アードラーの夢

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仏さまと暮らす

スピリチュアル・ワーク@鹿島の前日、
ちょっと鎌倉に寄り道して散財してきました。

鎌倉には、モンゴル人のおじさんが経営している
チベット仏具屋さんがありまして、
一種の「欲望の館」なのでありますよ(そのスジの者にはネ)。
少しお高いけど、いい物があるんです。

手に入れたのは、
ずっと前から欲しかったけど買えなかった、
閼伽(あか)供養の7つの水器です。

本来、チベットの仏さまにお献げする供物は
1)漱口水(サンスクリット語で、あーがむ=閼伽)
2)洗足水(ぱーでぃあむ)
3)華(ぷしゅぺー)
4)焼香(どぅーぺー)
5)灯明(あろけー)
6)塗香(げんでー)
7)飯食(ねうぃでー)
8)奏楽(しゃぷた)
ということになっています。

これは毎回、手印とともに観想しますが
実物をお供えすることができれば、なお良いかしらね、と思い

今まで、なんとなく散漫に、
いろんな器に
お水を入れたり、
お花を挿したり、
いただきもののお菓子を置いたりしてきました。

b0253075_21104959.jpgまあそれでも全然かまわないんですけど、
そうしていると仏壇が
どんどんカオスになってきまして・・・(^_^;)

しかもシンガポールで、マニ車とかお数珠とか買っちゃったし。

額装のすんだクンツサンポさまもおいでになられたことですし♪
お仏壇を調えるよい機会かなと思いました。


さてこういうときのバイブル、
『実践 チベット仏教入門』(春秋社)には
「これらの供物を捧げる代わり、閼伽水だけを七つの仏器に並べて供養してもよいでしょう」
と書いてあります。

なんで8つのお供えが7つのお水になるねん?
という私の素朴な疑問にも、この本は
「『七つ』という数は、簡易な形式で供養する際の、一応の目安である」
とちゃぁんと註釈をつけてくれています。親切ですねぇ。

で鎌倉で、ついに
真鍮の仏器を7つ買いました。
1個1000円也でした。

いやしかし、
美しい~~(^o^)
満足じゃ。

b0253075_2116733.jpg




「チベットの習慣では、朝の勤行時に閼伽水を供え、日没時にはこれを下げて仏器も収納するのが一般的です。もし、下げずに供えたままの場合は、翌朝、並べてある仏器にわずかずつ瓶水を注ぎ足すのです。」『実践 チベット仏教入門』
ということですので

b0253075_21185160.jpgこの器を手に入れてから、
私も朝、
なにはともあれ出かける前に
仏さまにお水をさしあげることにいたしました。

ほんのちょっとしか時間がとれなくても、
お作法どおり、静かにお水を注いでいくと
とても心が落ち着きます。

そして(日没時は無理なので)夜、
寝る前の瞑想が終わってから、
お水を捨てて、器を拭き、
重ねて収めるようにしています。
これもまた、1日の終わりとして、とてもよい時間です。

暮らしが少しだけ丁寧になったような気がします。
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by prem_ayako | 2015-07-25 21:31 | tibet | Comments(3)
こうして倉敷のコースは6月6日に
廿日市のコースは7日に無事終了いたしました。

倉敷コースは、
お手伝いの方や見学のみなさん、
お母さんといっしょに来てくれた小さな子どもさんたちと共に
みんなで大広間でお昼を食べたり、お茶やお菓子をいただいたりして、
とても楽しく学べたグループでした。

これから、子どもさんたちとの関わりに
パセージ・プラスで学んだことを
生かしていっていただけたらうれしいです!


廿日市のコースは、
結果的には、とても活発で、
学びの深いコースとなりました。
いろんな突っ込んだディスカッションができましたし、
倉敷より多くのケースについて、私的感覚に踏み込んで考えることができました。

みなさんが楽しんで吸収していかれるのを見て
私自身が、いちばん楽しんでおりました!

リーダーとしての私を成長させてくださったみなさんに
心から感謝申し上げます。


個人的には、
パセージ・プラスというコースは
1章と2章は山で、それを越すと
3章は少し楽で
4章は「葛藤解決」なので、もうひと山(小さいのが)あって、
そこを越すと
5章6章は、めちゃ楽しい!
と思っています。

パセージと、パセージ・プラスの4章までとは、
「ここでは、まだこの言葉は習っていない」
「この技法は、まだここでは使えない」
という「しばり」がわりとたくさんあるのですが、

パセージ・プラスの第4章が終わったら、
・・・実はね、
あとはもう、やりたい放題だと思います(^o^)

メンバーさんは全員、
パセージのテキストもパセージ・プラスのテキストも持っておられますから、
パセージに戻って復習することもできるし
パセージ・プラスの前のページに戻ることもできます。

あるいは、事例を出したメンバーさんによっては
ちょっと新しいことを試してみてもいいかもしれません。
(たとえば4章までは絶対に扱わなかった
 夫婦関係や職場の人間関係のエピソード分析など)
なんでも自由自在というわけです。

しばりがないので、私、5・6章はかなりリラックスしております。
どうしても日程の調整がつかないとき、
私が5・6章をまとめてさせていただくのは、こういう理由なのですw


最初は学ぶことが多くて、少しハードに思えるパセージ・プラス。
でも本当にテキストがよくできているので、
最後には、ああ楽しかった~!もう終わってしまうんだ~
と言ってくださる方が多いです。

変なたとえですが、私にとってはお産みたいなもので(笑)
毎回、最初は「え~ん」と思ったりもするのですが
終わってみると、「またしたいな~」と思います。
1年に1回ぐらい、こんなチャンスがまたいただけたら、うれしいです。


さて、別に誰にも求められておりませんが
最後に決算報告を少し。

今回、2コースさせていただいて、
両コースともたくさんの方に参加していただいたおかげで
思っていたよりも多くのお金を頂戴しました。

まぁ新幹線代とホテル代で1コース分近くは消えるんですけど、
おかげさまで1コース分ぐらいは残りました。

今までは、こういったお金はいつのまにか消えていってました。
それももったいないなと思ったので
今回はこれをすべて、
ネパール支援の寄付と
チベット仏教関係のお布施に使わせていただくことにしました。

ネパール大地震の復興支援については、
どこに寄付したらよいものか、だいぶ迷ったのですが
確実に必要なところに届けていただけそうな
中原一博さんの「ルンタ・プロジェクト」に託すことに決めました。

それから、おひげリンポチェのおつきの僧侶の方から
ディクン・カギュのご本を送っていただいていましたので、
その方のアメリカのセンターにお布施しました。

それからシンガポールへ行きましたので、
ガルチェン・リンポチェに、直接お布施をお渡しし、
またリトリート主催のお寺へもお布施しました。

さらにシンガポール到着時に、3万円をシンガポールドルに換金して、
お札も小銭も、すべて、
リトリートの会場内で売っていた本やお守りの支払いに、
あるいは僧の方々へのお布施に、
並んでいる仏像へのお賽銭に、
使い切って帰ってきました。

さらに、クンツサンポさまを描いてくださった絵師のMさんに。
さらに額装代に。
・・・あれっ?足出てるじゃん(爆)

こういうお金の使い方、
いつもというわけにはいきませんけど
爽やかでした。
たまにはいいですね。
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by prem_ayako | 2015-07-04 17:23 | psychology | Comments(2)

リーダーの目標

廿日市のコースをどう軌道に乗せるか
1週間、私はそればかり考えていました。
反省もし、傾向と対策も考えましたが、
そういうこととは別に
大げさな言い方をするなら、
ひとつ、悟ったことがありました。

リーダーとして、今までなんとなく
「よいコースにしよう」と心がけてきていました。。。
よく言いません?
「よいコースになった」「よいコースができた」って。

でもよいコースって何だろう?
みんなが仲良くなって、みんなが協力的なグループになって、
みんなが横の関係で、お互いに勇気づけあって、
最終章ではちょっと泣いちゃったりするようなのがよいコース?
逆に悪いコースって?

ここでハッと気がつきました。
「よいコース」を作ることは、目標ではないのです!
「よいコース」は、結果として生じる雰囲気にすぎません。

リーダーの目標は、メンバー同士仲良くなってもらうことではないし
ましてやリーダーが尊敬されたり好かれたりすることでもない。

どうすれば最もわかりやすく、正しく、
今目の前にいる人たちに
パセージ・プラスを学んでいただけるか、だけが問題なのです。

パセージ・プラス・リーダーの目標は、
パセージ・プラスを、正しく伝えること。

パセージ・リーダーの目標は、
パセージを、正しく伝えること。

そのために、
必要のない質問は切り捨てるべきだし、
適切でない事例は取りあげるべきではないのです。

ごくごく当たり前のことでした。
そしてこの目標を言語化することによって、
私の腹が据わりました。


5月17日、廿日市コースの2週目。
今回は、気力体力ばっちりです。

第2章では、私的感覚を学びます。
パセージ・プラスの山場であり
リーダーとしては、最もやり甲斐のあるところです。

お部屋に入ったら、まず座る位置を考えました。
前回は入り口近くに座っていたのですが、
今回は、全体を掌握できるいちばん奥の角っこに座を占め、
リーダーの定位置としました。

リーダーの腹が据わるとグループも変わるもののようです。

細部への質問はあまり出ず
みんなが学ぶのに適切な事例が次々と出てきました。

廿日市のグループは、子育て真っ最中の倉敷のグループと違って
どうやら、知的にアドラー心理学を理解したいタイプのメンバーが多いようです。
そのためもあって1週目はギクシャクしたのですが、
パセージ・プラス2週目の私的感覚についての学びは、
まさにメンバーたちの知的好奇心を刺激したようです!
みなさんの表情が、この前よりも生き生きしてきました。

いや、おもしろいなあ!
私的感覚ってそういうことなのか!
なんていう呟きが聞こえてきて、とてもうれしかったです。

そうそう、私はこれをお伝えしたかったの♪
ようやく、「つかみはOK」の状態になったのでした(^o^)



いっぽう、倉敷のコースの方は、
出だし好調で、おおむねうまく進んでいったのですが、
ひとつだけ、気にかかることがありました。

ある意味、廿日市と逆パターンとも言えます。。。
パセージが好きで好きで、
パセージ・プラスにどうも馴染めない~
と感じているみたいなメンバーさんが、ひとりおられたのです。

たとえばこの方は、3章で学ぶ「共同体感覚の育成」という言葉を、
とても重たく感じるとおっしゃいました。
パセージの1-Lの子育ての目標の言葉ならしっくりくるのだけれど・・・と。

さいわい、他のメンバーさん方が
「おおげさなことではないんじゃないでしょうか?」と
身近な生活の中での子どもの貢献や責任について
いろんな例をあげてくださったので、とてもよい話し合いができました。

こんなふうに、この方のおかげでみんなが学べることもたくさんあったのですが
ときに、エピソード分析の手順の最中に
パセージではこう考えるのでは?とおっしゃったりもしました。

パセージ大好きなのはとってもとっても素敵なことです。
それで全然OKなんですけど
私の今のお仕事は、ともかく全力で
パセージ・プラスをお伝えすることですから

これは是非、この方ご自身のエピソードで、
エピソード分析を体験していただきたいものだと
願って(狙って?)おりました。

ついに最終日、ようやくそのチャンスが巡ってきました!
ほんとうに初めて、「子どもに対して陰性感情をもちました」と
彼女がおっしゃったのです。
時間は押していましたが、
構わず、その事例を取りあげることにしました。

ベテランのお世話役さんが手をあげて、分析の実習をしてくださいました。
そしてこのコース最後のエピソード分析にふさわしく、
お手本のように美しく解決してくださったのでした。

よかったです~
ありがとうございました!

これでもう、心残はりありません(^o^)

(まだつづく)
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by prem_ayako | 2015-07-04 17:09 | psychology | Comments(2)

グループは生き物だ!

あまりにいろんなことがあったので取り紛れておりましたが
忘れないうちに、先日行ったパセージ・プラスの振り返りをしておきたいと思います。
私にとって、グループを動かすことに関して
学ぶことがとっても多かったのです。


5月から6月にかけて
1章から4章までは、毎週1章ずつ、
最後の第5章と第6章は、1日に2章分ずつ行いました。
なので、連続5週間、
土曜日は岡山県倉敷市、
日曜日は広島県廿日市市に通いました。

どちらのコースも10人ずつメンバーが集まってくださいましたが
当然、メンバーも会場も雰囲気も異なります。
(おひとりだけ、両コースともに参加されたメンバーさんがおられました。
 この方には、なんと私のすべてをご覧いただいたことになります~ 汗)

倉敷は、岡山にあるいくつかの自助グループのお世話役さん方が
協力して子育て中のお母さんたちを集めてくださいました。
公共施設の広~い和室が会場で、
託児もあり、託児ボランティアの方、会場のお世話の方、
そして見学の方々を含めると
メンバー以外の人数の方が多いぐらいで・・・

5月9日の倉敷コース第1章は、めっちゃ緊張しました。
私には、ともかく最初のつかみが大事!っていう信念があるんです。

幸い、ぴっちぴちのお母さん方が
子育てのお話をどんどん話してくださったので
エピソード分析をたくさんやって、
みなさんの表情もおおむねいい感じで、
(まずはつかみOK!)と、ほっとしてホテルに入ったのでした。


それで、倉敷でうまくいったから、廿日市でもきっとうまくいく!
だって同じテキストを使ってやるんだも~ん♪
と思っていたら、それが甘かったのです。。。orz

5月10日に始まった廿日市のコースは
ある学校の先生が、是非パセージ・プラスを受けたい!と
お仲間やお知り合いを集めてくださって、成立しました。
この方の熱意のたまものです。
会場には、ご自宅の和室を使わせてくださいました。
学校の先生や保育士の方が多く、子どもの年齢も高く、男性も2人おられます。

・・・とこうやって書いてみると全然違いますよね。
でもそれをあまり考えず、ともかく突き進んでみたら

なぜか昨日うまく流れたところが流れず
昨日誰もひっかからなかったところにひっかかる人が現れ
いつもなら洞察してもらえるところが抵抗され
散々でございました。

やはりメンバーが違えばグループも全く違う生き物となることを
痛感したのでした(>_<)

帰り道は、ヨロヨロでした~


しかし、なんとか立て直さなくてはなりませぬっ。
考えてみると失敗の要因は、
次の2点だったようです。

1)枝葉末節の質問に答えようとした

テキストの言葉の細かいところに注目して質問をしてくる方が
このコースでは何人かおられました。
一語一句、一生懸命学ぼうとしておられるのだなと思って、
いっしょに考えるようにしたのですが

これは不要なことだったと思います。

初めて受ける方々と細部をディスカッションすることは、
百害あって一利なしだったかもしれません。
なぜなら、メンバーさんたちには、まずざっくりと、
パセージ・プラスの全体をつかんでいただくことが、先決だからです。

細部に時間をとられている間に、
エピソード分析をもう1個してみせた方が、
第1章では、断然メンバーさんたちの役にたったはずです。

次回からは、大筋に関係のない質問は、あっさりと流そう。
「どうしてそこを疑問に思われるんですか?」なぁんて
「開いた質問返し」したりして。

2)事例の選び方が適切でなかった

みなさんから出されたいろいろなお話の中から、
このお話ならみんなが学べるだろう
というようなエピソードを選ぶのが、リーダーの裁量なのですが、

これが今回はことごとくはずれてしまった(汗)感があります。
勘が鈍っていたというか、冴えがなかったというか。

まぁ言い訳になりますが、
この日はめずらしく、体調管理に失敗していました。
でも、どんな状態でも力を出せるようでないと
プロじゃないですよね・・・m(_ _)m

やむを得ない部分もあったとは思うのです。

ほとんどが初対面の10人グループで
1日目から、おひとりおひとりを見極めることはできません。
聴いてほしそうな方のお話は、とりあえず
初回は聴いておくのが安全だったとは思います。

ある程度時間をかけてお話におつきあいしたからこそ、
たとえば次回からは、
「パセージではどう習いましたか?」って復習するのがいいよね、
なんていうことが分かるのですから。

・・・と、むりやり自分の出来ている部分に正の注目をして
できるだけ個別に傾向と対策を考えて
ドキドキしながら第2週に備えました。

(つづく)
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by prem_ayako | 2015-07-04 17:00 | psychology | Comments(0)

アードラー先生は夢を見なかったそうです。しかしてアードラーの夢とは兎の角、虚空の華、ガンダルヴァの城、空、幻・・・。


by prem_ayako