アードラーの夢

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美しい暮らし

今年のカウンセラー養成講座が終わりました。

11年前に自分が受けた養成講座以来、
見学の体験しかしていなかったのですが
今回は8日間、密に、受講生のみなさんの片隅に入れていただいて
いっしょに泣いたり笑ったり・・・たくさん学ばせていただきました。

今年の受講生さんたちは、最初から話の聴き方のお上手な方ばかり!
前半の4日間で、注目関心・権力争いなどの構造や、
仮想的目標あるいは対処行動の競合性、ライフタスクの読み間違いなど
クライエントさんのお話の構造を解釈することを学びました。

後半の実技試験が始まると、
エピソードの構造を読み取った上で
今までとちがう新しいやり方(学んでいただくこと=目標)を
提示して一致させるという次のステップへ進みます。

これは、代替案を出すということではありません。
具体的なイメージ、はっきりとした目標をカウンセラーがもっていないと
「このままじゃうまくいかない」と分かっていただいても、
行き着く先がありません。

目標は、いつも
共同体感覚。
競合的な関係をやめた、その先にある、
アドラーが理想とした協力的な暮らし。
ヨコの関係の家族。

ただ、抽象的な言葉ではいろいろ言えるのですが、
その場の事例に沿った、協力的な解決イメージが
なかなか見つからなかいのです。

あとで野田先生が答えを言ってくださると
いつもそれは、
人と人とが互いに尊敬し信頼しあい
思いやりいたわりあい
美しく暮らす姿なので
みんな、あーそうだった!と気づくのですが。


ここの学びの段階はたしかにとても難しくて
毎年、最終日に近づくとと、みんなだんだん煮詰まって
何度練習してもうまくいかなくなったりして
本当に本当に苦しむのです。。。
でもそこを抜け出した人が、試験に通るのです。
まさに虎の穴・アドラー心理学カウンセラー養成講座。

・・・なのですが、今年は残念なことに
みなさんあと一歩のところで
間に合いませんでした orz
あまりにも残念です。


私たちは、あまりにも競合的に生きすぎているのかもしれません。
ほんとうの協力ということをイメージすることさえできないほど、
競い合うことに染まってしまっているのかもしれません。

競合的な「行動」をやらないというだけでなく
内側の競合的な「構え」が変わって
はじめて実践と言えるのかもしれません。
協力とは何かを実感できて
アドレリアンになるのかもしれません。


今回、残念なことにカウンセラーの合格者は出ませんでしたが
これをきっかけに、みなさん本物の「アドレリアン」になっていかれるのだろうと
それほどの深い学びを受けられたのではないかと思います。

帰りに、ある方が
「よく分からないままに合格してしまうより良かったと思う」
とおっしゃっていました。
そう、資格はこの先にあります。
過去に、たぶんよく分からないままで合格してしまった私は(^^;)
資格よりもアドレリアンになることの方が、
はるかに価値のあることだと思っています。

ご一緒に実践していきましょうね!
美しい暮らしに向かって。
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by prem_ayako | 2013-08-26 14:59 | psychology | Comments(0)

水につけたら・・・

b0253075_0304222.jpg

暑いですね。
あんまり水気はとらないほうですが
この夏はさすがに
つとめて水分補給しています。


←見なければよかった週間予報・・・
むこう1週間、大阪は
毎日ぎらぎらマークです Orz



Yahoo の alert mail というサービスを利用していると、
今年は「豪雨予報」と「熱中症情報」というものがよく届きます。

熱中症指数なんて、聞いたことなかったんですけど、
ちゃんと気象庁が出してるんですね。
指数が31を越えたら、「運動は原則中止」だそうで、
外出はなるべく避け、涼しい室内に移動してください。
乳幼児や高齢の方は水分を補給しましょう。
ですって。

おせっかいな母親でありおばあちゃんである私は、
娘たちの住む鳥取市の情報を受け取ったら
せっせと娘に転送しています。
出先でひどい雨に降られませんように
なるべく快適な場所で過ごせますように、
という思いもありますが、
まぁ、ひとつのコミュニケーション・ツールとして。


このあいだ
娘とこうすけと、スカイプを通しておしゃべりしていたとき
娘が言うには、
この頃またちょっと、こうすけが大変なんだそうです。
言っても聞かないことが多くて
今日もつい大声で叱ってしまったと、反省していました。

こうすけ2歳10ヶ月。
晩ご飯を食べている姿は、とっても仲良く見えるんですけどね。

仲は良いのよ。
でもときどきね~
なんだか、2人でずっと過ごす自信がなくなってきちゃったわ・・・

と、ちょっとションボリしているのでした。

その間こうすけは、
耳をピンと立てて(笑)
自分のことが話題になっていることを、しっかり意識しながら
しらん顔してごはんを食べていました。
(このしらんぷりの様子がまたかわいい❤)

何か私にできることはないかな~
鳥取でパセージは、なかなか開催されないしなあ
娘の話を聞くことぐらいしかないかなあ。。。

と少し気にかかったのでした。


さて、こんな会話のあった翌日、
熱中症情報がまたまた出たので、娘に転送したら
返ってきたメールに

「朝は少し涼しかったので、
 動物公園で水浴びをしてきました。
 そしたらめちゃ暑くなって、
 帰ってから家で水風呂に入れました。
 『まいにちかあさん』に、
 夏は水につけて弱らせろって書いてあったけど、正しいようです。
 水につけたらとても良い子になりました

とあったので、爆笑!

『まいにちかあさん』は、こうすけが生まれる前、
娘夫婦が全巻そろえて、はまっていたものです。

b0253075_0252187.jpg私も鳥取に行ったときに読んで
いや、感動しましたね。
そのセンスと力強さとやさしさに・・・

こうすけも植物といっしょ。
ごはんだけじゃなくって
お日さまとお水が必要なんですね♪♪

しかし、水につけると
良い子になるって~(^^;)


公園では同い年ぐらいの子どもも
少し上のお兄ちゃんお姉ちゃんもいるので
やっぱりいっぱい刺激があって楽しいみたいです。

少しうまくいってなかったのは、
こうすけのエネルギーが有り余っていたのでしょうね。

この年のこうすけの夏は、当たり前のことだけれど今年限り。
毎日を大切に、
工夫して乗り越えていってほしいと思います。
水につけるなどして・・・(^o^)

暑い中、せっせと自転車で公園に通うのも大変だと思うけど
娘も若いです。
がんばれ~(^^)v
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by prem_ayako | 2013-08-09 00:20 | family | Comments(0)

悪夢と帰依

昨夜
めずらしく悪夢を見ました。
とても恐ろしい夢で
感情は、恐怖、不安、困惑、無力感・・・
こんなに動揺したのは、夢の中とはいえ、久しぶりでした。

すっかり巻き込まれてしまって泣きそうだったのですが
最後にハッと、「そうだ、私は何も怖れる必要はないんだ」と気がついて、
闇夜に光を見たように思いました。

そこで目が醒めました。
しばらくは、まだドキドキしていましたが
しだいに今の夢の結末を思い出して、

ひょっとしたらこれは
とってもありがたい夢だったのかもしれないな~と思いました。

どんな状況にあっても闇を払う灯りを、私は知っています。
だから、それを思い出しさえすればよいのに・・・

でも私は、無意識の夢の世界の中で、
暴力や悪意に、いとも簡単に打ち負かされて
さまざまな陰性感情の渦にのみ込まれて
最後の最後に、やっと仏さまのお力を思い出したのでありました。
(思い出したから良かったのですけど)

帰依とは、
サンスクリット原語では、「庇護を求めること」
漢訳の仏教語としては
「すぐれたものに対して自己の身心を投げ出して信奉すること」
と、仏教辞典に書いてありました。

でも先日、チベット語の先生はこんなふうに教えてくださいました。

帰依のことを、チベットではいろんなふうにたとえて、
<雨宿りに走り込む>と言ったりもします。
帰依とは、傘をさしかけてもらうのを待つんじゃなくて、
大きな屋根のあるところに、
自分から走り込んで行くことなんですよ。


とてもリアルに分かった気がしました。

大きな屋根のあるところ・・・
そこに入れば絶対に安全だとわかっているところ。
全幅の信頼があれば、
どのような状況であろうと
どんな極限状態であろうと
自分から走り込んでいくでしょう。

あの夢の中で、最後に、走り込む先を思い出せたことが
自分としては、とてもうれしいです。
そして、これからも、こうやって思い出せばよいのだということが分かって
とてもありがたいです。

先日東京で、ガルチェン・リンポチェから帰依戒を授けていただき、
お名前も頂戴しました。

この出会い以前の私なら、同じように怖い夢を見ても、
最後まで震えるばかりだったでしょう。。。


ところで、こんな夢を見たのは
実は、寝る前に般若心経を読んだせいじゃないかしらと思うんですよ~
パワーのあるお経ですから
いろいろ呼ぶっていうじゃないですかぁ・・・

ちがうかなあ。
まぁいろいろ出てきたらヤですから、
みなさまも、もし般若心経を読まれるなら
真夜中はおやめになった方がよろしいかと。
(誰もしませんって・・)
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by prem_ayako | 2013-08-07 00:30 | tibet | Comments(2)

修行者

わが師ガルチェン・リンポチェは
ともかくいつでも、「愛と思いやりの心」を強調されます。

どれだけお経を読んでも
どれだけ修行を積んでも
その土台に「愛と思いやりの心」、
「一切衆生を苦しみから救いたい」という「菩提心」がなければ、
なんの役にもたたない。
と、繰り返し繰り返しおっしゃいます。

昨年、私がこの方にお会いしたとたんに惹きつけられたのは、
「仏教とは何かというと、それはひとことで言うなら、
 菩提心をもつということです」
という断言に、参ってしまったからです。

1年2ヶ月たって再会することができたリンポチェは
やっぱり、優しくて温かくて
まさに母が子を慈しむように
私たちを包み込んでくださいました

が、今回は、リンポチェのまた別の凄さを
見せていただきました。


3日目の午後、
ドルジェプルパという忿怒尊の灌頂の前だったかと思います。

リンポチェは、
吸いこんだ息(ルン)をお腹に「つかむ」こと
そこに炎を燃やすことを教えてくださいました。
(いわゆる「トゥンモの火」という修行法です)

ちなみにこの時も、まだ日本語に通訳される前に、
何を言っておられるか分かりました。

・・・まあ、そう珍しいことではありません。
曲がりなりにもチベット語を学んでいるおかげで、
重要単語が、ある程度聞き取れるようになってきたみたいです。

それに今回は、全部ICレコーダーに録音していたので
ほとんど全くノートをとらずに、
できる限りリンポチェの表情や、手振り身振りを拝見していました。

で、この時、そのお話をされつつ、
リンポチェは、すっと姿勢を正されて
こんなふうにするのだよ、とばかりに
中央脈管をまっすぐ通して
お腹に息をつかまれました。

その姿勢!
さっきまでくつろいだ姿のおじいさん(失礼!)だったのが
いきなり、
なんというのか、
壮年の行者さまになったようでした!

ものすごい安定感、
ものすごいエネルギーです。
これは,見た者でないと分からないでしょうけど
うおっ!というような変化でした。

ああ、この方は
もちろん慈悲や菩提心について深く実践しておられて
ほとんど生き仏さまだけれど、
根っこにあるのは、この修行の姿勢・・・。

21年間も本土の牢屋や労働キャンプに入っておられて
その環境を「使って」修行なさったのです。
生半可なものではありません。
想像できますか?
その環境を生きぬいて慈愛に溢れた生身の人間がいることを。

お若い頃の瞑想中のお写真などを見たことはありましたが、
こうやって目の前で
僧侶、というよりも
行者、としてのお姿の一端を見せていただいて
ますます凄さが分かりました・・・。

祈り
瞑想し
克服し
人々のためを一心に思うことで
こんなふうに attain することができるのか!と(T_T)

仏陀は、あまりに遠くて
いつかそこに達することができるとしても
b0253075_2222276.jpg凡夫にとっては、気の遠くなるほど未来の話です。
でもこのお方は、目に見えるモデルとして
ありがたいことに私の前に現れてくださいました。

このような人になりたい。
何生かかろうとも。
と思います。
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by prem_ayako | 2013-08-02 22:09 | tibet | Comments(0)

クンサン・モンラム

b0253075_1522041.jpg


クンサン・モンラム(法身普賢の祈願)のチベット語テキストを
Adobe PDF「小冊子作成」を使って作ってみました。

両面印刷したものを二つ折りにして
仕上がりはパスポートサイズになります。
チベットのお坊さまたちがよく持っておられるものは、
手のひらサイズでとてもかわいらしいのですが、
家にある紙の都合上そこまで真似できません。
なので試しに、A5の紙に印刷しました。

基本的に私、こういう作業が好きみたいです♪
PDFの機能はとっても賢くて
ちゃんと指定すれば、勝手に両面を組み直してくれるんです!
(あ、常識ですか?)

ただ、私の頭がついていかなかったので、
試行錯誤にかなり時間をとられました・・・
(やること他にいっぱいあるのにね)
それだけに、きれいに仕上がったときはウレシイですw

欲しい方がおられたら、作って差し上げます。
ただしチベット語オンリーですけど(爆)
(興味のある方は画像をクリックしてくださいませ。
 宇宙語のようなチベット文字が見えますよ)


クンサン・モンラムというのは
リンポチェの来日中、3,4回みんなで(日本語で)お唱えしました。
特別に善いことをした後の廻向で、唱えることが多いようです。

以前、有名な『普賢菩薩行願讃』のチベット語テキストを探していて
まちがってこちら『法身普賢の祈願』の方をダウンロードしてしまいました。
で、なんとなくこの英語訳を読んだら
なかなかに感動的な祈願文だったのです。
そういうわけで、前から好きなお経でした。

リンポチェは『三十七の菩薩行』と、
『ガンジス川のマハムードラ』と、
そしてこの『クンサン・モンラム』の3つを
よく学んで唱えるようにとおっしゃっておられます。

・・・で、まずは形から。。。(笑)


今生で学びたいものが次から次へと出てくるというのは、
きっと、とても幸せなことですねよねっ



ところでチベットの法身普賢さまは、
日本の普賢菩薩さまとはだいぶ様相が異なっておいでです。

b0253075_15103840.jpg無始爾来の昔、
ブッダ・シャカムニのずっと以前から
おられた仏さま(原初仏)で
なんか詳しい系図とかあるみたいですけど
私にはよくわかりませぬ。

画像を検索したら
真っ青なあやしい仏さまでして

すっかりファンになってしまいましたので(←いやおかしいやろう)
実は、タンカ(仏画)をいま注文中です。

あくまで、外側から入る人なのでありますね(^^;)
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by prem_ayako | 2013-08-02 15:19 | tibet | Comments(0)

アードラー先生は夢を見なかったそうです。しかしてアードラーの夢とは兎の角、虚空の華、ガンダルヴァの城、空、幻・・・。


by prem_ayako