アードラーの夢

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アードラー先生は夢を見なかったそうです。しかしてアードラーの夢とは兎の角、虚空の華、ガンダルヴァの城、空、幻・・・。

<   2013年 05月 ( 7 )   > この月の画像一覧

タンカ絵師の先生のもと、
チベット語のグループレッスンはとても楽しく続いております。
最近では、女4人、お昼ごはんを持ち寄って食べたり
レッスンの合間にみんなでお散歩に出たりしています♪
直前は予習で忙しいけれど、
レッスン自体は、すっかりくつろいで過ごせるようになりました。

ところが、今日から私は、
またまた別の先生の
チベット語のレッスンを受けることになりました。

いやー、
新しいことを始める際のストレスを
また味わうことになってしまったのでした~(>_<)

なんでこうなったかというと・・・

私が師とあおぐガルチェン・リンポチェというお方は
チベット仏教の中でも少数派の
ディクン・カギュ派の系統にいらっしゃいます。
この派のお寺、あるいはセンターのようなものは
日本にはまだありません。

チベット仏教全般は
ゲルク派の「ポタラ・カレッジ」という
ダライ・ラマ猊下公認のセンターで学ぶことができますが、
毎日のお勤めのやり方は、派によって少しずつ違うようなのです。

どうでもいいといえばいいようなことですけど
私は、できれば、私のリンポチェのなさるのと同じやり方で
毎日の礼拝をしたいと思うのです。。。

どうやったらそれが学べるのか?
なかば諦めていたのですが

縁あって、あるチベット語の先生のことを知りました。
彼は、なんと、インドにて
ディクン・カギュ派の得度を受けたお坊さんでいらっしゃるのです!
この方に習わずしてどうしますか?!

ってことで、連絡をとって、お願いして、
特別にディクン・カギュ派の常用儀規を
個人的にお教えいただくことになりました!


今日は、待ちに待った第1回目のレッスン日♪
いつものグループレッスンの調子で気軽に行きました。

・・・・・

今までは、たどたどしくてもいいから
お経の意味をとれるようになればいい、ということで
1年半勉強してきました。
・・・が、
新しい先生は、発音にとてもとても造詣の深い方なのです。

最初にこんなお話をされました。

「有名なあるリンポチェが、いつも僧たちに厳しくおっしゃっていたのは、『真言は一文字たりとも間違えてはならない!』ということでした」
「でも在家に関しては、こんな話があります。ダライ・ラマ何世かの治世、とても熱心に真言をお唱えしているお婆さんの頭上に、聖なる日傘が現れました。でもそのお婆さんは真言を間違えていました。ラマが真言の間違いを正すと、お婆さんの頭上の日傘は消えてしまいました。真言にとらわれてしまうのはいけなくて、信仰が大切だ、ということです」

・・・とりあえず私としましては、
「できるだけがんばります」と言うしかありません~(^^;)

そして、私の発音は
徹底的に直されました(T_T)

チベット語、ひとつひとつの発音も
日本語にない音はむずかしいのですが、
特に、ひとまとまりの単語になったときの音の高低など、
初めて知ることばかり!

1音節目がどうであれ、2音節目は高くなるだとか、
ある前置字がつくと3列目の音は無気音になるだとか
え~そんな規則があったんですかぁ!
と驚いてばかりでした。

男の先生って、決して妥協してくれないのですよね~
3回くり返すお唱えだったら
ちゃんと3回くり返して唱えさせられて、
しかもそのたんび、同じ箇所で読み方を直されます。
そんなにすぐに直らないよぉ~と思うのですが、
正直に、「うーん」と不満を表現してくださいますので、
たいへん困ります・・・

先生から見れば
変な発音でお唱えしても意味はないのでしょう。
ディクン・カギュの礼拝の仕方を教えてくださいってお願いしたのですから
そこには当然、発音の矯正も含まれる、というわけです。

「あやこラ(=さん)の発音の弱いところは~~」と、一生懸命
いろんな説明で教えてくださるのですけど
それでもなかなかうまく出来ない自分がもどかしいです。
あぁ~たいへんだ orz

この次は録音させていただいて、家でみっちり聞き直そうかな。
この先生にしばらくついて学ぶからには
なんとか苦手を克服する以外、許してくれなさそうなので
(許してくれるのだったら、私の性格だと克服しないままで済ませます)
だったら、早い目にクリアできるよう
がんばるしかないみたいですw

まったくねえ、なんの因果で
こんな次々課題がやってくるのかしらん?

・・・あ。自分で求めてるのか(>_<)

まぁ、いいチャンスではあります。
がんばります!
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by prem_ayako | 2013-05-19 22:52 | tibet | Comments(2)

紙一重だったのかも

おかげさまで
名前を呼ばれて無事に目が醒めました。

喉の奥の膿の袋を取ったので
少しひりひりしますが、
どこも切開していないので、たいしたことはありません。

「痛いですか?」
「少し」
「まぁ大きな口内炎みたいなものと考えてください」

・・・
ここからはもう、特にお話するような冒険譚はありません(^_^)
傷口がまた化膿しないように
1日に4本、ばんばん抗生剤を点滴して
痛み止めと咳止めの薬を飲んで
お粥食のあとは、うがいをして喉の清潔を保つ。
3日間その繰り返しです。

緊急入院なので、私が入ったのは6人部屋の真ん中の
カーテンで仕切られた小さな空間。

ディープ大阪のまっただ中にある警察病院の大部屋で
見聞きしたおばちゃんたちの言動は、なかなかディープでありましたが
まぁなんといっても3日ほどのことです。
わざわざ部屋を変わることもないので、そのまま暮らしました。

ほんとうに幸いなことに、
外来の待ち時間のためにと思って
Kindle を入れたタブレットを持って行っていたので
ベッドの上で、おもうぞんぶん
チベットのラマさまの英語の仏教本を読み進めることができました。

暇だから瞑想もしようかと思ったのですが
ちょっと落ち着けなくて、それはできませんでした。
それでも、心の中で真言はだいぶ唱えました。


ただ、残念至極だったのは、
ケースセミナーに行けなかったことです!← まだ言っている

アドラーの勉強会をドタキャンするのは
ここ10年以上の間で初めてのことです。
何があってもなんとしても、行くと決めたものには行けていたのに

しかも今回は初めての会場、
仕事の上でも、私が行かなきゃだめ、ぐらいに思っていたのですが
これも、なんとかなるものですね。

「J先生、2日とも、参加者の方みなさん来られましたか?」
「わかんない」
「出席とったりなさいましたか?」
「いいえ」
「じゃ来られなかった方がおられたかも?」
「かもね」
・・・まーいいか(^^;)

私が行かなくて全然大丈夫っていうことが
これではっきり分かりましたぁ。。。


退院の月曜日はなんだか汗ばむような陽気で、
金曜の朝、すぐに帰れると思って歩いた同じ道を
少し増えた荷物を持って辿りました。

帰宅して祭壇のガー・リンポチェにご挨拶すると
「よく帰ったね」と言っていただいたような気がしました。
金曜の朝にお供えしたお水が、蒸発してずいぶん少なくなっていました。


いったい何が起こったんだろう?

渦中にいる人間には
起こったことの全体像が、あまりよく見えないのです。

金曜日の昼間、どうしても家に帰ることができませんでした。
あれは、何かに激しく遮られていた感じで
何度も試みたのだけれど、
結局一歩も病院の外に出ることができませんでした。

検査の待ち時間が「あと35分」なんて書いてあると
この間にささっと帰ってきてしまおうかとか考えたのですけど、
ものの5分もすると名前を呼ばれてしまって
帰る機会を逸してばかりなのでした。

また私の気になることは
J先生や、外来の看護師さんや、病棟の看護師さんが
何かと助けて解決してくださったのでした。

常識的に考えたら、
あそこで外に出なかったことで、私は守られたのでしょう。

何か事故にあっていたのかもしれないし
お医者さん方がおっしゃるように、
腫れがひどくなって呼吸できなくなったのかもしれない。

麻酔にかかる前、ほんの一瞬だけ
ごくごく平静に、
このまま目が醒めないかもしれないな、と思いました。
死を意識したのはほんの一瞬でしたけど、
実はいつだって、同じことが起こっているのかもしれません。

生と死は思っているよりもずっと
隣り合わせなのかもしれません。


ひょっとしたら
「あやこさん、魚の骨がひっかかって亡くなったんだって」
「まあ、急なことね~」
なんてことになっていたのかもしれなくて、
めちゃくちゃ格好悪いんですけど(笑)
こういうのもまた
あっさりしてていいかもしれませんね。


学んだこと。
一度家を出たら今度はいつ帰ってこれるかわからない。
そうなったら、誰に家に入ってもらうことになるかわからないから
家はいつもきちんと片付けておきましょう(^_-)

いえいえ、ちがいます。
一度家を出たら、いつ帰ってこれるかわからない。
この瞬間が最後かもしれないと
いつも aware でおりましょう。
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by prem_ayako | 2013-05-14 23:48 | others | Comments(6)

緊急入院

私としては、今すぐは困るので、
いったん家に帰らせてほしいとお願いしました。

だって明日明後日の参加者名簿は私のパソコンに入っているので、
これをなんとかしてJ先生にお渡ししなくてはなりません。
さいわい参加費の振り込みは全員済んでいるので
会計上の処理はありませんが。

瞑想会の会場は何度も使っている所なので勝手がわかっていますが
ケースセミナーの会場は、初めて使うところです。
説明書や領収書などは、私がすべてファイルして持っており、
自分で明日持って行くつもりでいたのです。

それに、ともかくコンタクトレンズをはずさないといけないし、
お化粧を落としたいし、化粧水も必要だし
3、4日も入院となると、いろいろと・・・

「タクシーに乗れば、5分で帰れるんです!」と私は粘りました。


でもお医者さんも看護師さんも、
それは難しいとおっしゃるのでした。
「あきらめなさい」とJ先生。


・・・しかたありません。
J先生に鍵をお渡しして
私のパソコンから明日明後日の名簿を取り出していただくことになりました。
会場関連の書類の在り場所もお伝えしました。

ついでに
と言ってはたいへん申し訳ないのですが、
洗面台に置いているコンタクトレンズケースとメガネとを持って、
夕方にもう一度来ていただくようにお願いしました。m(_ _)m

「きみは高いタラを食べたなあ。ではまたね」
と去っていかれたJ先生。
(>_<)


こうして、30秒で済むつもりだった耳鼻科受診が
そのまま緊急手術、
翌週まで帰れないことになってしまったのでした。

手術前の血液検査、心電図、肺活量、レントゲン検査。
朝から何も食べていないので、
お腹もぺこぺこ、よろよろです。


ところで、山ほどの同意書にサインをしたあと
私の既往歴や家族布置などの聞き取りをしてくださった看護師さんは、
これまたベテランアドレリアンの保健師のRさんに似た感じの方で
「私どもでお手伝いできることは何かありますか?」
と言ってくださいました。

コンタクトレンズのことやお化粧を落とすことなどを言ってみると、
にっこりと「こう見えても私、アロマのインストラクターなの!」
どん!とテーブルの上に白い粉の袋を置いて
「これ、石けんの素。これを手に少しとって泡立てたらいいからね」
と、小さな袋に分けてくださいました。

続けて、ほい!と出されたボトルには
「ブルガリアン・ローズ・ウォーター」と書いてありました。
(なんで職場にこんなの持ってはるねん?)
「これは化粧水ね。当座はこれでしのげるでしょう」と
「外用薬(のんでは、いけません)」のボトルにドボドボと入れてくださいました。

「タオルはあげるから買わなくていいわよ。
あとコンタクトを入れるのは・・・とりあえず・・・」と
プラスチックのシャーレ2つに生理食塩水のボトルを2つ、
揃えてくださいました。

他に、紙コップ、割り箸、ストロー、プラスチックのフォークとスプーンを
全て2つずつビニール袋に入れて、
さ、病棟に行きましょう!と先に立って行かれました。
あ~ありがたいですっ(^o^)


病棟で顔を洗って
コンタクトをはずしてシャーレに入れていると
すぐに手術室に下りるようにと連絡が来ました。

手術の後で必要になる細々したものは、
病棟の担当看護師さんが、
売店で買っておいてくださることになりました。
助かりますっ(^o^)


なんとかなるものですね。。。


考えたら今までに、大きな手術を婦人科で2度経験しましたが
その頃は元夫と家族だった時期でしたし、
母がまだまだ元気で、ずいぶん助けてもらったのでした。
ほんとうに頼り切っていたなあ・・・と思います。

今はもう、大阪まで来てもらうこと自体が難しい状態です。
(今回のことも、心配させてはいけないので
結局言わないで済ませることにしました)
両親も年をとったし、そのぶん自分も年をとったんだと
感慨深いのでありました。
(これからは私がしてあげる番ですね)


そうして手術室に入ったのが3時半ごろ。

麻酔科の先生は、眉毛がぼさぼさの、熊みたいな年配の先生でした。
「よっぽどあわてて食べはったんですか?」
「僕は一度、ウナギの骨が刺さりましてね、取れましたけどね。
ウナギの骨でも刺さるんや思いましたね~」
と笑わせてくださり、

明るい手術台に横になって
右腕に血圧計
左腕に点滴
数人の先生と看護師さんに見守られながら
麻酔を入れられました。

ああ、今まで経験した手術は、どれもよく知った先生方に執刀してもらい
お任せすることになんの抵抗もなかったのですが、
今回は、初めてお会いした先生方ばかり。
生まれて初めて来た病院でそのまま緊急手術・全身麻酔だなんて
これってちょっとパニクってもいいような事態かも?

というような考えが、ちらりと頭をかすめたのですけれど

ええい、ままよ!
お任せするっきゃないわ!

と、深く息を吸い込んで眠りに落ちたのでありました。
(まだつづく)
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by prem_ayako | 2013-05-14 23:00 | others | Comments(0)

事態は悪いほうへ・・・

翌金曜の朝起きたら、
喉にあったひっかかりは、なくなっていました。

お?寝ている間に取れたのかな?
そのかわり、なんだか喉が腫れています。

う~ん、行った方がいいのかなあ。行かなくてもいいのじゃないかなあ。

でもせっかく早起きしたのだし、
紹介状もいただいたのだから行っておきましょうか。
どうせ30秒で済むし ← こればっかり
外来で待たされても昼には帰れるでしょう。。。

そうして、予定通りのバスで大阪警察病院へ行きました。
ずっと昔、学生のときの友だちの彼氏が
警察病院に勤めているお医者さんだったなぁとか、
しょうもないことを思い出しながら。

「大阪」「警察」「病院」と名前は3拍子揃ってこわもてですが(笑)
中は広くてきれいで、
スタッフの方々もてきぱきといい感じです。

ま~どうせ、今日が終われば二度と来ることはないだろうけど。
(とこの時点ではまだ思っていた)

7時半に初診の受け付けをして
耳鼻咽喉科外来の待合で待つこと2、3時間。
診察をしてくださったのは淡々とした感じの
どことなくアドレリアンのY子先生に似た女医さんでした。

細いカメラを入れて、喉を診ていただきましたが
骨ははっきりとは見えません。
そして昨日と違って、左側の喉頭部がかなり腫れているもようです。

う~ん。。。と考えこまれる先生 ← おいおい

「少し白い部分が見えているので、それが骨かもしれません。
でもこれだけ腫れていると、このままお帰りいただくわけにいきません。 ←!!
喉に麻酔をして、少しその白い箇所を掻き取って見てみましょう」

ということで、ゼリーを口に含んで喉を痺れさせ、
鼻から鉗子とカメラを入れ、患部を診ていただきました。

それでもやっぱり、骨は見つからないのです。
どうしようかな・・・と、ますます考え込まれるY子先生似の先生。

「たかが骨ぐらいでと思われるかもしれませんが、
気管にたいへん近いところに膿瘍ができているのです。
骨はこの奥に入ってしまっているのかもしれません。
もしそうだとすると、外来ではとても処置できませんので
全身麻酔をかけて手術ということになります。
その場合は、一泊は入院していただくことになります」

えええ~っ明日ケースセミナーなのに?
「ほうっておくとどうなりますか?」と私。

「今はまだこれぐらいの大きさですが、
さらに膿瘍が大きくなると呼吸困難におちいる危険があります。
うまく写るかどうかわかりませんが、まずCTを撮って、
患部がどうなっているかできるだけ見てみましょう」

喉のあたりは骨が多いので、造影剤を入れてのCT撮影になります。
まれに造影剤でショックを起こす人もいるとかで、
なんかこわいことをいっぱい言われて同意書にサインして、
血液検査や尿検査をして、それからやっとCT。
検査室を回って外来に戻ったら、もうお昼をすぎていて、
あれだけ混んでいた待合室はがらんとしていました。

あ~あ、すぐに帰れると思っていたのにぃ(T_T)

でもここで、師匠のJ先生が、ふらりとご登場!(^o^)

一泊入院の可能性を聞いて、慌てて先生にメールを送ったので
ご自宅から歩いてのぞきに来てくださったのでした。
めっちゃいいタイミング!心強いです!

「まあ今日は金曜日だし、今すぐの手術はないんじゃないかな。
土日は抗生剤で抑えておいて、月曜に手術じゃないか」
とJ先生も楽観的におっしゃいます。
そうよね、そうよね、最悪でも明日のケースセミナーは行けますよねっ。

ちょうど診察に呼ばれたので、
説明を聞くためにいっしょに入っていただきました。

CT画像を見ると、膿の袋の中に、白い異物が写っていました。
Y子先生似の女医さんがやさしくきっぱりとおっしゃるには、
「麻酔科の医師の都合がつきしだい、今日これから手術をします。
土日の間にもし悪化すると、急に呼吸ができなくなることがありますし、
そうすると首を切開する手術になります。
今なら、切らずに取ることができます。
その後2日間、点滴で抗生剤を入れさせていただいて
早くて月曜に退院という流れになるでしょう」

ええぇ~っ!ずっと最悪に流れてるんですけど?(>_<)
明日のケースセミナーは・・・?
(仕事の段取りというより、私が参加できないのがカナシイのです)

J先生の方を見ると、先生はひとこと
「しかたない。なんとかします」

せ、先生がなんとかすると言ってくださっても・・・(T_T)
(つづく)
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by prem_ayako | 2013-05-14 21:01 | others | Comments(2)

タラの小骨

先週の水曜の夜、タラのムニエルを食べました。
そのとき、小さな骨を呑み込んでしまった感じがしました。
ですが、特に痛いわけでもなく、
つばを呑むときに少し違和感があるぐらいなので、
そのうちに取れるだろうと思いました。

寝る前によくうがいをしたのですが、やっぱり取れず、
ちょっと気になってきたので、
耳鼻咽喉科へ行っておこうかなと思い始めました。

ネットで調べると、
「耳鼻科へ行ったら30秒で取ってもらえるから早く行ったほうがいい」
と書いてあります。
他にも「ほっておいたらいずれ取れる」「まれに化膿して窒息することがある」
など、情報は交錯していました。

とりあえず翌木曜日、カウンセリングの空き時間があったので
いちばん近所の耳鼻咽喉科を受診しました。

往年の漫画『男おいどん』に似た先生は、私の喉をのぞきこんで
う~~ん・・・と考えこんでいます。
「あれかなあ。どうかなあ。もう一度見せてもらえますか?」
と3回も舌を突きだして診ていただいたあげく、

「たぶん奥の方にわずかに見えているのが骨だと思う。
でもうちの器具では取れないので、大きな病院を紹介します」
と言われました。

ええ~、30秒で取れると思って来たのにぃ(-_-)
でも仕方がありません。

特に痛いわけでもないので
「ほうっておいてはいけませんか?」と尋ねましたら
「まれに菌が入って炎症を起こすことがあるので、取った方がいいです」
と、やっぱり言われました。

「今日これからは無理ですか?」
「仕事の昼休みに来ているので、今からは無理です」
「では明日行けますか?」
「明日なら大丈夫です」
「では紹介状を書きますね」
と書いていただいたのは、大阪警察病院への紹介状でした。

・・・いや私、大阪の土地勘あまりないんですけど
ちょっとコワそうな名前ですよね。。。(-_-)

「ものすごく混んでいますから、朝一番に行って、紹介状あります!って叫んで手続きしてもらってね」と
男おいどん先生は、冗談とも本気ともつかないアドバイスをくださいました。

そのあと午後の仕事を済ませて家に帰って調べたら、
うちから大阪警察病院までは、バス1本で行けることがわかりました。
予約優先ですが、朝7時半から受け付け開始と書いてあります。

よし。明日の朝は早起きして、7時すぎのバスで行って片付けてしまおう!
どんな器具を使うのか考えるとちょっと怖いけど、
早くスッキリさせて
土曜のケースセミナーと、日曜の瞑想会に備えましょう。
今度こそ、30秒で取ってもらえるでしょうから・・・

と、この時点ではまだ思っていたのでした。
(つづく)
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by prem_ayako | 2013-05-14 20:46 | others | Comments(0)

アイルランドの風

2ヶ月間ダブリンに行っていた息子が
連休の最終日、お土産を持って来てくれました。

実は帰国後すぐに一度来たのですけど、
その時は玄関を入るやいなや「あ、お土産忘れた・・・」(^_^;)
・・・って、男の子ですな。
まぁこっちだって元気な顔が見れて
「お土産話」が聞けたらそれでいいのです。
というわけで、息子をもう一度おびき寄せる口実にしました(^_^)

ちょうど元夫の家に帰省していた娘家族と、私の実家で落ち合って、
両親と
娘夫婦とこうすけと
息子と
私と
四世代(2歳半~90歳)7人が揃いました。

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あと何回こんな機会がもてるかな。

娘家族はそのまま鳥取へ帰り、
息子と私は、大阪に帰りました。
今までになく、たっぷり時間があったので
ゆっくりおしゃべりできました。

息子は International Internship Program というのを利用して
アイルランドのダブリンに行っていました。
ホームステイ先は、
Rathgar Junior School & Kindergarten の Carol さんのお家です。

平日は毎日 Rathgar Junior School に通って
授業を見せてもらったり、授業をしたり、
プログラム(ホッケーとか発表会とか博物館とか)に
子どもたちと一緒に参加したり、
放課後は街の美術館に寄り道したり

週末は、以前に書いたようにイギリスに渡ったり
ダブリン郊外の観光地を旅したりして過ごしたのです。
なんて充実した7週間でしょう!
若いからできることだなぁ~(しみじみ)

授業では、いろいろ面白いことをやったようですし
子どもたちとのふれ合いもあったでしょうが
それらはいずれ、彼自身がまとめていくことでしょう。

私としては、息子が何を感じ何を考え
毎日どんなふうに暮らしていたかに、興味津々~~


息子は屋根裏部屋をひとつあてがってもらって
快適に過ごしていたようです。
食事はすべて Carol さんが作ってくださって
「今日は遅くなるから晩ご飯いりません」って断っても
Save money!って用意してくださったのだそうです。
「お母さんみたいね」と言うと「ほんまにそうやったで~」ですって。

お家には90歳を越えたおばあちゃんがおられて
この方が「妖精みたいにすてき」だったそうです。
息子の表現によると
やさしくて
ニコニコしてて
ときどきひとりで歌を歌っていらして
晴れていても雨の日でも、生活を楽しんでいる感じの方で

このおばあちゃんに、
出かける時に Boy, God bless you!なんて言われると
ほんとに God が bless してくれそうな気がしたのだそうです~

女の人たちのお家だったからか、
コーヒーよりも紅茶の文化だったようで
帰ってきた息子は、すっかり紅茶党になっていました。
ガラスのジャーに三角ティーバッグがたくさんストックされていて
朝昼晩、たっぷりミルクを入れて飲むんだそうです。
キャロルさんは太るからと言ってあまりミルクを入れず
おばあちゃんのカップには、ミルクを多い目に。

なんだか梨木香歩の世界を連想してしまうのは私だけかしら。

キャロルさんは息子の持って行った日本茶を
「グリーンティはカフェインが少ないから身体にいいのよ!」と
えらくお気に入りだったようですが、そうなのかな?


アイルランド人は話好き、というのが息子が受けた第一印象だそうです。
単なるお喋りというよりも、物語が好き。

たとえば休みの日の予定を尋ねられた息子が
「ダブリン動物園に行きます」と答えると
「ああダブリン動物園ね。××年の夏に甥の~~と従姉妹の~~と行ったわ。その日はとても beutiful で・・・」
とキャロルさんが語り始め、するとおばあちゃんも続けて
「ああそうね、あの日はとっても beautiful な日で・・・」
と、どんどん物語が広がっていくのだそうです。。。

で、オチとしては、息子は動物園への行き方を知りたかったのだけど、
あまりに話が続くので聞きそびれてしまった・・・と(^o^)

学校の先生方との会話でも、みなさん、こんなふうだったようです。
ほんとうは、こっちの話もあちらは聞きたいのでしょうが
英語力の不足から「はい、まあ」ぐらいしか言えないでいると
残念そうに去って行ってしまうか
自分たちの話を勝手に続けるか、どっちかになるようです。

(あ、今のこの返事は相手にとって残念だったんだな)という感じ、
私も何度も経験したので、よく分かりますw
それに気がついて覚えているところは息子の「力」だと思いますし、
この経験を生かして今から勉強すれば
次の機会には、きっともっと自由に会話できるようになるでしょう!

何せ息子にとっては初めての一人旅、初めてのヨーロッパ。
私なんて、初めての NASAP や ICASSI は、40歳を過ぎてからだったんですから・・・


さて待望のお土産は、絵本とリネンの壁掛けでした♪

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絵本はシャルル・ペローの
『ペロー童話集』。
ステンドグラス制作・挿絵画家として有名なハリー・クラークの挿絵つき。

重いのにありがとうー(T_T)

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Harry Clarke は、
ビアズリーに似た毒のある絵で
しばらくはまりそうです。




アイリッシュ・リネンの壁掛けはどこに飾ろうか迷ったのですが
息子のすすめで、玄関を入ったすぐのところに貼ることにしました。
書いてある言葉が旅立つ人にぴったりでしょ。

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今年、息子は授業は修論を残すだけで
週4日ほど、わりときついバイトに行っています。

ちなみにそれは学費のためなのか、
遊びのためなのかと聞きましたら、
「遊び、やな。この夏にまた外国に行きたいと思ってるから」
ですって。

やっぱりね~(^_^)

God bless you!
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by prem_ayako | 2013-05-07 17:51 | family | Comments(0)

かささぎ座2013

「かささぎ座」(サイコドラマ)は、今までに5回参加しました。
最初は熊本(プロタゴニストになったぞ)
次は岡山(やっぱりプロタゴニストになったぞ)
それから~あそこはどこだっけ大阪の泉南だったか
(しっかり勉強しよう!と思って参加したら、脇役でけっこう出た)
その次は高知(これも勉強モードで行ったら、脇役でけっこう参加した)

そして2011年京都の「巣作りの段」。
私ども不肖の弟子がサイコドラマの監督を実際にやらせていただきました。
まぁなんと難しいものよ!と
学びもし、くじけもし、緊張もすごかったですが、
観客の方々もよくぞ寛容におつきあいくださいました。
なにより師匠は、イヤんなるぐらい大変だったろうと思いますm(_ _)m


そして今年のかささぎ座。
私は初めて主催者側で、お世話をさせていただきましたけど
なんででしょう、なんだかすごくくつろいで過ごしておりました。

ホワイトボードに台詞を書き取るのは
単純作業だから、まったく苦にならないし・・・
沼津は気のよいところだし
以前に使ったことのある施設だったから安心していたし

・・・ああ、でもきっと!

どのサイコドラマもとてもソフトに素敵に仕上っていったので、
参加者がみんな、どんどん仲間になっていったのです。
そのおかげで、疲れるどころか、
エネルギーをいただいていたのだと思います♪


今回、はじめて
全ケースについて、
師匠がおひとりでサイコドラマの監督をなさいました。

過去に、助監督の方々がやって見せてくださったサイコドラマも、
いつも「!!!」と目からうろこの連続で
泣いたり笑ったり、とても感動的で
だからこそ、何度もくり返し参加していたのですけど

今回、じっくり何ケースも師匠のお手本を見せていただき、
特に印象的だったのは
最初から最後まで
もう、ものすごぉぉ~~く丁寧に
事例を扱っておられたことでした!

たとえば最初のケースでは、台詞は全く変えずに、
まずエピソードの最初の部分の所作を、少しだけ変えました。
(子どもの前に立って言う → 後ろに回ってしゃがんで言う)
それだけでもう、その場面が劇的に変わったのですが、

新しい所作も以前の所作も、何度も何度も
クライエントさんの身につくまで
師匠は、くり返し演じるように指示されるのでした。
そしてその都度「どうでしたか?」と
クライエントさんの感じられたことをシェアしてもらうのでした。

丁寧にゆっくりと、演じてみた「違い」を言葉にしていただくと
何一つ指摘していないし「正対」もしていないのに(!)
クライエントさん自らが
「上から目線でした」「たくさん喋りすぎていました」など、
ご自分の問題点を言葉にしていかれるのです(!)

それで終わりかと思いきや、
今度は、問題が起こってしまったと仮定して、
途中の部分をさわってみましょう、と言って
エピソードの真ん中部分を、
やっぱり台詞はいじらずに所作だけを変えるように指示されました。
(立って話す → 90℃の位置にしゃがんで子どもの目の高さで話す)

そしてこれもまた何度も演じていただき、
この違いを、身体がしっかりと覚え
頭でもまた納得できるように、
クライエントが言語化するのを促されました。


この丁寧な丁寧な事例の扱いは、
どのケースについても同じで、
どのクライエントさんも、
ご自分で、大切なことを発見していかれました。

ストレートな質問も、ほとんどないんですよ~
何度もくり返し演じていただくことで
クライエントさんは問われなくても、言葉にしていかれるのです(!)


ああ・・・!ここまでしてはじめて
クライエントさんの身につくんだな!
ここまで丁寧にするからこそクライエントさんは
(打ち上げ花火じゃなくて)
真に変貌することができるんだな・・・!

舞台の面白さや感動だけではなく
本当の意味でクライエントさんの援助になるように、
治療者は動くべきであること。
それが最も大切だということを
改めて教えていただきました。


魔法に見えるけれど
魔法じゃない。
緻密な論理とテクニックが起こしていることなんだ!
と思いましたが

そのテクニックが、また・・・!
いやはや、
名前を知っているものだけでも

モノローグ
コロス
エンプティチェア
ロールリバーサル
エリクソン催眠

そのほか、エイヤッと巴投げみたいなのとか
神経症的クライエントさんとの目標の一致とか
どんな状況であれアドラーの原理はひとつ!とか
わ~これ以上書けない!
というようなことを、たくさん見せていただきました。


こんなにもたくさんのケースを実際に見ることができて
しかもあったか~い気持ちになれるワークって、
あまりないんじゃないかなぁ。
主催側が言うのもなんですが、大満足でした(^^)


ただし、最後に集合写真を撮るのをまたもや忘れてしまいました(>_<)
直前まで覚えていたのに、片付けやなんかですっかり失念。
結局、同じような富士山の写真ばっかり撮って帰ってきましたわ Orz

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by prem_ayako | 2013-05-05 21:39 | psychology | Comments(2)

アードラー先生は夢を見なかったそうです。しかしてアードラーの夢とは兎の角、虚空の華、ガンダルヴァの城、空、幻・・・。


by prem_ayako