アードラーの夢

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カテゴリ:travel( 33 )

丹後の雪

1月後半から、毎週、
丹後に通ってパセージをやっています。

なんでこんな寒い時期に?と思わないでもなかったんですが
「冬がいいんです!冬は、みんなお勉強意欲が湧くんですぅ」
と、お世話役さんがアレンジしてくださいました。
たしかに気候のよい時は、お母さんも子どもたちも、
他のイベントがいろいろとありそうですものね。

おかげさまで、若いお母さんが10人も集まってくださって
とても楽しいパセージをさせていただいております。
子どもさんの最高年齢は、なんと6歳!
まだ小学校にも上がっていないんです。
事例がかわいくって、すっかりおばあちゃん目線でリーダーやってます(^o^)


それはそれとして、
京都から丹後の宮津まで、特急電車で2時間かかります。
私は窓からの景色を、毎週とっても楽しみにしているんです。

1月から3月。
季節はゆっくりと春に進みます。。。


京都駅を出た電車は、
大阪方面に向かういつもの進路をとらないで、
二条、太秦、嵐山へと北に向います。

嵐山の渓谷を抜け、トンネルをいくつか過ぎると
窓からの景色が一変します。
京都で青空が見えていたような日でも、亀岡に入ると
吹雪いていたり
冷たい霧が出ていたり
地面が凍っていたりで、
ああ~雪国に向かっているんだなぁと実感するのです。
(私、なんだか北へ向かう電車の景色が好きみたい・・・)

それから電車は、京都府北部の、園部、綾部、福知山へと走ります。
パセージ初日は、ここらあたりはず~っと雪景色でした。

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b0253075_20221971.jpg 福知山で、京丹後鉄道に乗り換えます。
 快速電車「あおまつ」という小さな列車で
 鬼退治で有名な大江山を越え
 天橋立の一つ手前の駅が、目的地の宮津です。

 京丹後鉄道はなかなかがんばっているようで
 私の乗る時間帯は、天橋立に向かう観光客でいつもいっぱいでした!
 1両の「あおまつ」も超かわいいけれど
 帰りに乗る「丹後の海」という2両編成の特急電車も
 内装が凝っていて、自由席にソファがあったりして、快適なのでした。


b0253075_2025968.jpg真冬に丹後に通うということで、
雪の影響だけを心配しておりました。
なにせ最終章の翌週からは
ドルズィン・リンポチェのリトリートが始まりますから、
もう何がなんでも予定どおりに開始して終了しなければなりませぬ。
大雪でも電車が動かなくても
ともかく延期はできないのです・・・

ところが、ほんとうにみなさまのおかげで
今のところ、毎週ずっとセーフでいけてます!

1月末の大雪も、やり過ごせましたが
すごかったのが先日の、何十年ぶりかの大雪。
第4章は案外あたたかい日で不思議に思っていたら、
翌日から、地元の方たちもびっくりするような大雪で警報発令。
数日間はどかどかと降り続いて、たいへんだったようなのです。

なんせ行く2日前になってもまだ、
「福知山から浜坂方面へのご旅行はお見合わせください」
なんて駅に出ていましたから・・・どうなることかと思いました。

でも第5章の日は、またもや晴天復活で
「あやこさん、晴れ女!」と称えていただきました(笑)
いえいえ、
メンバーみなさんの熱意のおかげです!


大雪の後、宮津の駅前には
巨大な雪のかたまりが積み上がっていましたし
雪を運ぶトラックを何台も見かけました。
あらゆるスペースに、雪かきした雪が積み上がっていました。
会場の駐車場も、なんとか雪を寄せて使えるようになっていたけれど
いつもの半分ほどの広さになっていました。

積もりたての雪はふかふかしていて軽いけれど
積み上げた雪が凍ってガチガチになってしまうと
すごく重たくて、とても雪かきなんてできない。
最終的にはつるはしじゃないと壊せないとか聞きました。

1日で2mも積もった雪が
これでも1/4ほどになったんですよ、という話。
溶けたんじゃなくて、水分が落ちて嵩が減ったというわけで、
そりゃあ固くて重たいです。

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たまに訪れるだけでは分からない毎日のたいへんさが
毎週通っているうちに、いろいろと見えてくるのでした。

たとえば雪の少ない土地からお嫁に来たお母さんたちは、
慣れない暮らしにどんなに心細く感じるだろうか、と思います。
だからこそ、この土地で
安心できるコミュニティを作っておられるお世話役さんの活動が
ほんとうに大切なんだなあと感じます。


5章の行き帰りは、そんな大雪の後の景色だったのですが
このあいだの6章のときは
畑がうっすら緑になっているのを見ました!

この前、あのガチガチにまっ白だった地面が
たった1週間で緑になっている!

なんだかめちゃくちゃ感動してしまいました。

福知山まではまったく雪がなかったのですが
大江まで来るとやっぱり雪が残っています。
でも、地面には小さな葉っぱが芽吹いてきているのです。

確実に、春は訪れるのですね~

雪国に住む方々の気持ちが少し分かる気がしました。


3月に入ったら、あと2章残すだけ。
もう大雪もないでしょう。
パセージのこの旅を、もう少し楽しみたいと思います♪

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by prem_ayako | 2017-02-25 20:48 | travel | Comments(2)

中越一周?

シンポジウムは無事終わりまして
その後、帰りの夕方の飛行機まではだいぶ時間があったので

大きなJ先生とタクシーで
良寛さまの住んでおられた五合庵に行こうということになりました。

ところが、ホテルで呼んでもらったタクシーの運転手さんに、
「五合庵は行ったことねえな」って言われてしまいました。
・・・方言がきつくて、あんまり分からなかったんですけど、
「行ったことないからどうするかね
 海岸沿いに行くほうがいいでしょ
 一度ぐらい行ったことあったけどな
 行ってもあそこたいしたことないで」
とか、総じて否定的です(笑)

で結局、「弥彦神社だったらすぐそこだけどな」
って言うので、それにJ先生が乗って
「じゃ弥彦神社に行こう」ということになりました。
・・・すぐそこったって、かなり走りましたけどね。

弥彦神社は広大な越後平野にそびえたつ弥彦山の麓にあって、
ほんとうに立派な大きな神社でした。
なんにも知らなかったけれど、新潟県一のパワースポットだそうです。

ただ、この日は七五三詣りの子ども連れが多く、
私たちも大きな荷物をガラガラ引っぱっての参拝で
あまりゆっくりとできませんでした。

参拝を終えて、さてどうやって空港まで戻ろうかと考えて、
とりあえず歩いて10分ぐらいのところに弥彦線の弥彦駅があるので
そこまでガラガラ引っぱって歩いて行きました。

弥彦駅からの時刻表をみると
・・・1時間後です。
しかもそこからまた乗り換えなくては新潟駅に出られません。

じゃあタクシーを見つけて相談してみるか、ということになりましたが
駅前にタクシー乗り場なんてありません。
どうすればいいかな~
(タクシーについては、先日来、台湾でさんざん苦労したので悪い予感)
とりあえず電話ボックスをのぞいたりしていましたら

あら。
不思議なことに、さっきは見なかったのに
今見たら、
駅の真ん前にタクシーが停まっています。
どっからわいてきた?

ともかく乗り込んで新潟駅に戻るすべを相談したところ、
今度の運転手さんはマスクをかけた親切な女性で、
車で燕三条に出て、そこから新幹線を使うのが一番とのこと。

ではそうしましょうと
いろいろお喋りしながら、
楽しく燕三条まで走らせてもらいました。

・・・こっちが寺泊かな、寺泊に友だちがいるのでね、とJ先生が言えば
この道を右に行けば、すぐ寺泊ですよ、と運転手さん。

川に上がってくる鮭の話や
おいしいお酒の話や、
運転手さんのお家のネタまでご披露いただき・・・
またぜひ新潟へおいでください~ご縁がありましたら~と明るく送られて
燕三条駅の良寛さまの銅像の前で車を降りました。


新潟までの自由席切符を買って待ってたら
10分ほどで、Max「とき」の2階建てがやってきました。

まあ、なんといいタイミングで素敵な電車に乗れたこと♪
だいたい私、上越新幹線に乗るのはじめてですし♪

で、新潟駅で新幹線を降りて構外に出て
今度は新潟空港行きのバス乗り場に行ってみたら、
2分とたたないうちに、リムジンバスが来たので乗りました。


バスの中で思うに。
え~と。
私たちは、結局弥彦神社にお詣りするためだけに
広い新潟県内をぐるっと回ったのですけど
どうやらこれは必然だったようですね。

どう考えてもおかけいが

ーじゃるしゃ~あやちゃ~ん、五合庵、今日はやめときなよ~
 それより弥彦神社にお詣りしときなさいっ
 ほらっいいとこでしょ。せっかくいいお天気なんだからさぁ
 ぐるっと回っておいきよ。新幹線も乗ってねっ
 2階建てだよ~あやちゃん景色見るの好きでしょ

って、私たちを連れ回したようにしか思えませんです(^^;)


伊丹に帰る飛行機は少し遅れましたけど、
伊丹空港から京都までのリムジンバスも、すごくよいタイミングで乗れましたし
京都駅からうちまでのJRも、すごくよいタイミングで乗れました。

おかけいの力恐るべし?
いや、いくらなんでもこんなとこまではパワー届きませんよね(^^;)


それにしても、新潟の3日間は、とてもとてもよいお天気でした。
タクシーの運転手さんも、明日からはくずれるみたいだと言っていましたから
やっぱりおかけいが、
全国から集まるアドレリアンを歓迎してくれていたのだと思います。


この次に新潟に行くときは今度こそゆっくり時間をつくって
五合庵を訪れてみたいと思います。
今度は協力してね。おかけい。
 
 
 
 
 
 
 
 
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by prem_ayako | 2016-10-19 23:34 | travel | Comments(0)

台湾(2)Tainan/Anping

台湾を訪れるのは、実は私は3度目になります。
前は2度とも純粋に観光目的で、
故宮美術館や、九扮や、東岸の花蓮にまで足を伸ばしもしました。
でも、台北以外の土地に泊まったことはありませんでした。

今回は大きなJ先生のご希望で、台南を訪れてみることになっていました。
台南を拠点に活躍した国民的英雄、鄭成功(ていせいこう)に
興味がおありだからです。

「台北中央」駅から台湾の新幹線・高鉄に乗れば「台南」駅まで2時間たらず。
私はずっと、リンポチェからいただいた仏さまを、
ひざに乗せて抱っこしておりました。

ところが私たち、夢見心地になっていたためか、
ホテルは台鉄の「台南」駅の方だという事実を
すっからかんと失念しておりました(>_<)

高鉄のインフォメーションのお姉さんに教えてもらって
仕方がないので台鉄に乗り換えて、
ごとごとと揺られているうちに、外はえらい雨になっていました。

めざす台鉄「台南」駅についた時には、もうどえらい豪雨。
駅の地下道はすでに雨漏りしていて、床にブリキのバケツが置いてあります。
昨今なかなか見ない風景です・・・

亜熱帯の台湾、雨の降り方が日本とちょっと違います。
土・砂・降り!
ほとんどの人が大きな合羽をすっぽりかぶっています。

やっとつかまえたタクシーの運転手さんにホテルの番地を見せました。
「この路地を奥に進めばホテルあるからね」と親切に示して降ろしてくれたものの
行けども行けども、それらしき宿は見つかりません。

豪雨の中、大きな荷物を引いて行きつ戻りつして困っていたら
路地の入口に、壁代わりの透明ビニールを吊った、小さな飯屋さんがありました。
ビニール越しに、出先から戻って傘を閉じようとしているおかみさんと、
粗末な椅子に腰掛けた、白いランニングシャツのおじさんが見えました。

J先生がビニールのすき間から中に声をかけて、道を尋ねました。
まず奥さんが顔をしかめて番地と地図を眺め、
おじさんの方が横からのぞきこんで、「あ、わし、ここ知ってる」と言いました。

「知ってる知ってる。わしが案内したるわ」と(なぜか関西弁に聞こえる)
おじさんは奥さんのビニール傘をひったくり、
さっと先に立って、「こっちこっち」と案内してくれたのでした。
!なんていい人なんでしょう! こんな雨の中、わざわざ出てきてくれるなんて!
「日本人? ここすべるからね、ゆっくり。ゆっくり」

私たちは、この雨ではほとんど役に立たない折りたたみ傘をさし、
すでにびしょ濡れです。
さらに不幸なことに、私はビルケンシュトックのサンダルを履いておりまして orz
サンダルも靴下もずぶ濡れで、グチョグチョと音がするほどです。。。。。
リンポチェからいただいた仏さまを入れたバッグを必死でかばいながら
すべらないように用心して、後をついて歩きました。

細い路地をずいぶん奥まで歩いて、さらに分かれたもっと細いすき間に入っていくと
こんな場所、誰が分かるか!というような所に、私たちのお宿はありました。
でも実は、表通りからならすぐに分かるのに、
タクシーの運転手さんが裏側に回ってしまったようなのでした。

「ここやで、じゃぁな!」
おじさんは身を翻して、雨の中、ひょいひょいっと帰って行きました。

こうしてチェックインできたのは、もう午後8時ごろ。
高鉄の「台南」駅を降りてから、1時間半も経っていましたよ(T_T)
まだ夕ご飯を食べていなかったので、
このあと、再度雨の中に出かけなくてはならなかったのですが・・・
もう特記するような事件はこの日はありません(これ以上あってたまるか)

散々ではありましたが、昼間のリンポチェの笑顔を思うと心がポッと明るくなります。
明日は明日の風が吹く・・・
とりあえずは清潔なお布団でぐっすり眠りました。

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・・・翌朝も土砂降りでした。

今回学んだことですが、
ガイドブックに載っていないような小さな台湾のホテルって
「朝食付き」と書いてあっても、実は近所の店の食事割引券をくれるだけで
その近所の店ってのも、閉まっていたり見つからなかったり、
ちょっと入るのをためらうような所だったりで、あまり使えないことが多いんですね。

まあそれでも、もらった割引券8枚中、2枚使えたんだから良い方かな。。。
台湾風サンドイッチの露店でテレビニュースを眺めていたら、
「注意喚起 強風大雨 河川増水 低気圧」などとテロップが流れます(>_<)

良識ある私はホテルへ戻ろうと提案しましたが、
大きなJ先生は、このまま市内観光しようとおっしゃり、
とりあえず、すぐそこに見えている Chihkan Tower(赤かん楼)だけは行きましょか。
ということになりました。
Chihkan Tower は、鄭成功の台南における城のひとつです。

晴雨兼用の折りたたみ傘をこれ以上酷使するのは可哀相すぎるので、
私はまず、コンビニで長傘を買いました。
警報が出ているような豪雨の中、
芝生の庭は池となり、れんがの階段は滝となる中を歩き(渉り?)
(今日も可哀相なビルケンシュトック!)
なんとか建物内に入りました。

それでもすでに何人かの観光客がいたのですから、驚きですね。
私の良識を越える人々が、けっこうおられるということだわ(笑)


ここで雨宿りしているうちに小止みになってきましたので
そのまま市内散策を強行することにいたしました。
(こうなりゃヤケクソですわ)

b0253075_2049479.jpg祀典武廟(関帝廟の総本山)
大天后宮(媽祖廟の総本山)
鄭成功の家廟、
孔子廟、などなど。

道を曲がるたびに現れるお堂やお寺を
片っ端から見て回り

お昼にはいったんホテルに帰って休みました。


午後、もう雨の峠も越しただろうというご意見に従い、
今度は台南市の北西の端にある、安平という海沿いの観光地に行きました。
ここも、鄭成功がオランダから奪い取って拠点にしていた所です。

美しい安平古堡(ゼーランディア城)にいる間はよかったのですが
その後、またもや土砂降りの雨になりました。
安平樹屋に入園し、古の貿易会社の建物に避難して
1階テラスの、まだ足元の乾いていたベンチに座って雨を避けましたが

あまりの雨に床上浸水してきてw
一時は、このまま降り続いたらベンチの上に立って救助を待つのか。
下手に屋内に入って、ここで溺死なんてことになったら困るわね。
なんて妄想するぐらいの激しさでした・・・

しかし仏さまのご加護もあり、そのうち水は引いてきて、
観光客たちはまた、何ごともなかったように見物を再開し
私たちも、お目当ての樹屋を見ることができました。

樹屋は、崩れた倉庫にガジュマルの巨木が覆い被さって茂るさまが売りなのですが
いやはや、豪雨の合間で空は薄気味悪い暗さで
床は池というよりも、もはや海、
天井を覆うガジュマルの根っこからはボタボタと水滴が落ち・・・という
このタイミングで見物するには、ちょっと恐ろしいような所でしたね。。。

樹屋に付属のお土産物屋さんで、
昨夜の飯屋のおじさんにと、お土産を買い求めました。
売り子のおばさんも、一生懸命でとってもいい人だったです~

b0253075_20464555.jpg

豪雨の合間、と書きましたが、
この後またもや大雨になりましてね。
帰りのタクシーがつかまらなくて、雨の中立ちっぱなしで1時間。
ようやくバスで市内に戻り、
ヘトヘトではありましたが、
おじさんにお土産を渡そうと件の飯屋さんに立ち寄りました。

相変わらず白いランニングシャツのおじさん、
「これ、わしに?」とすごく驚いて、「ありがと、ありがと」の連発です。
Thank you very much, YOU helped us much!
例の路地を宿に向かって歩き出すと、
バタバタと追いかけてきてバナナを1本差し出してくれました。
「知ってるか?これ、バナナ。おいしいおいしいよ!」


b0253075_20383428.jpgありがたくいただいて、お夜食に先生と半分ずつ食べました。
日本で食べる台湾バナナと、ほとんど同じ味でした(^^)

こうして人情豊かな
タクシー事情の悪い
雨の台南とはお別れです。

翌朝は、やっと雨も上がりましたが
ここまで来ることは、もうないかもしれません。
 
 
 
 
 
 
 
 
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by prem_ayako | 2016-09-16 20:40 | travel | Comments(0)

伊根

世屋の合宿のあとは、丹後のお世話役Uさんのおすすめで
若狭湾に面した海辺の町、伊根へ移動しました。

むか~しから私、(思えば、高校で写真部だった頃から)
伊根に残る舟屋に泊まってみたいと思っていたのです。

b0253075_2342693.jpg舟屋というのは、舟の倉庫のようなもので
ご覧のように、たいへんフォトジェニックなのでございます。

私の高校時代は、泊まれる宿もあまりなく
交通も今よりまだずっと不便だったので、
合宿で行きたかったけど、調べるすべももっておらず
(インターネットなかったもんね)結局あきらめたのでした。

○十年経って、チャンス到来!と思いました。

はじめ、娘+こうすけ+しゅんすけを誘ったんですが、
紙オムツなど荷物が大変だからと、娘にはふられてしまいました。
「ひとあし先に帰っているわ~」だって。
帰っているわったって、自分の鳥取の家にではなく、滋賀の家になんですけどね(^^;)

でもこうすけは、「ぼくはもう1泊したいなあ」
「おばあちゃまは(ぼくと一緒で)喜ぶ?」
とかわいいことを言って気にしているみたいなので

胸きゅんの私は、
さっそく娘のスマホに、こうすけへのメールを送りました。

こうすけさん
おばあちゃまは こうすけさんといっしょだと、とてもうれしいです。
おかあさんと しゅんすけぱんは のだせんせいのおうちへいって、
おばあちゃまと こうすけさんは、もうすこし たんごであそびましょうか(^^)
それで いいですか?
おばあちゃま


(^o^)こうすけ、とっても喜んでくれました。
それが5月ごろの話。
こうして彼と私との2人旅が実現したのでした。



世屋からはるばる伊根までは、Uさんが車で送ってくださいました。
お世話になりっぱなしで申しわけなかったのですが・・・
でも車でなければなかなか行けないところですし
私もこうすけも合宿でけっこう疲れていましたから、とっても助かりました!
同じく合宿に参加しておられたYさんも、ご一緒です♪
雲海が見える山の中から、一気に海抜0メートルの海へ!



舟屋のお宿についたら、まずお風呂に入って汗を流し、
さっぱり生き返った気分になりました♪
こうすけは、「ぼく、なんでもできるよ!」のお兄ちゃんなので
身体を洗うのも拭くのも、まったく手がかかりません。

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夕食のレストランも、お部屋の窓からも、目の前が海。
対岸の舟屋に明かりが灯り
波間のブイに止まって休むウミネコがすぐそこに見えます。

テレビも何もないお宿なので、とても静かです。
階下から、ちゃぽんちゃぽんと波の音が聞こえます。

子どもたちの歓声が常に聞こえていた合宿の後ですから、
なおさら、この海辺の町の静けさがしみ入りました。
ああ、ここにもう1泊して良かったな~
ひと仕事終わったな~ゆったり~


ところで今夜ここで一緒に眠るのは、
お母さんと離れた5歳児のこうすけさんです。
寝るときはどうしたらいいのかな。。。そうだ、聞いてみよう。

「ねぇこうすけさん、お布団は敷いてありますが、どうやって寝たらいいと思う?」
「ぼく分かるよ! 歯磨きして~パジャマに着替えて~お布団にごろんとして~
 電気消して~おやすみって言って、寝るんだよ!」
「そっか~、そうやって寝るんだね!それで、今日は何時に寝たらいいと思う?」
「う~んと~、いつもは8時半に寝るよ」
「そうなんだ。じゃあ、いま7時半すぎだから、8時になったら、歯磨きとかして寝る準備しよっか」
「うん!」

と、こうすけさんと目標が一致したので
「8時だよ」と声をかけると
さっさと歯磨きして、パジャマに着替えて、お布団にごろんして、
私が電気を消して、おやすみって言って、寝てくれました(^o^)
私もその時間からぐっすり寝てしまいました(^^;)


翌朝は、宿のおかみさんオススメで
「舟屋めぐり・海上タクシー」なるものを呼んでみました。
大人2人以上でないと頼めないのですが、
Yさんがご一緒してくださったおかげで、お願いすることができました。
お宿の前(というか海側の裏口)まで小さな船が来てくれて
30分1000円で、伊根湾内をぐるっと一巡りしてもらえるのです。

b0253075_2392154.jpg船長のおじさんは、冗談好きで饒舌で
(こうすけには通じない冗談がほとんどでしたが)
ウミネコにあげるかっぱえびせんも用意してくださっていて
そもそも初めて船に乗ったこうすけは、大喜びです!

b0253075_23112833.jpg波止場のお散歩もしました。
岸壁のウニやフナムシや、
イカ釣り船や消防艇を観察しました。

それからまたUさんが迎えに来てくださって
彼女のイチオシのお店で至福のお昼をいただいて・・・

午後3時前の特急で、思い出のいっぱいできた
丹後の地に別れを告げたのでした。


おうちでは、のだせんせいと、お母さんとしゅんすけが待っていて
こうすけは、おいしかったお昼ごはんのことや
ウミネコにかっぱえびせんをあげたことや
船長のおじさんがおもしろかったことや
波止場で釣りのお兄さんたちにゴカイを触らせてもらったことなどを
一生懸命、お母さんに報告するのでした。

かくして、おばあちゃんと孫っちの初旅行は、大成功に終わったようです!

この子は、自分には能力があると絶対に信じているし、
お母さん以外の人も、仲間だと思っています。
アドラー育児で育てると、5歳から旅行に連れて行けるって分かりました(^o^)

よしよし。またどっか行こうね、こうすけ!

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by prem_ayako | 2016-08-06 23:22 | travel | Comments(0)

近江学・石

以前から興味があった穴太衆(あのうしゅう)の石積みを見るべく、
比叡山の麓、坂本の町へ行ってきました。
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滋賀に引っ越してきてまもなく
地元の銀行へ口座開設の手続きに行ったのですが、
待ち時間に銀行の本立てにさしてあったのが、
『近江学』という聞いたことのない名前の雑誌でした。

どうやら、地元にあるらしい成安造形大学に附属する
「近江学研究所」とやらが、年に1冊出している機関誌のようです。

ぱらぱらとめくって、美しい写真としっかりした文章に驚きました。
帰ってからネットで検索して、
最終的に、創刊号から第8号まですべて大人買いしました。
われながらオタクです。。。
でも、いつ廃刊になっちゃうかわからないしね(失礼!)

どの号も充実の内容でしたが、
特に最初に手に取った第4号の特集「石のある風景」はすばらしかったです。
縁あって滋賀に住むことになったのですから、
この号に詳しく紹介されている坂本の町を
ゆっくり散策してみたくなりました。

琵琶湖の西岸、滋賀県大津市中部。比叡山東麓の坂本、穴太(あのう)とその周辺に、古代より高度な技術をもつ石工の集団が居住し、独自の石積み文化を形成していた。彼らは戦国時代になると「穴太衆」と呼ばれ、安土城、大阪城、伏見城、江戸城大改修を始めとする全国各地の城郭石積みによって、一躍その名が広まっていく。現在坂本を拠点に、千年を超える伝統的な石積みの技術を継承するため、研鑽を積み、活動を続ける穴太衆最後の石匠の一家がいる。「石の声を聴け」。代々この家に伝わる家訓だ。この言葉は、身の丈を超えた巨大なシステムや力に依存し、自然界の声に耳を傾けることを忘れた私たちの生き方に見直しを迫る。 「文化誌近江学 第4号 2012.01」成安造形大学附属近江学研究所 サンライズ出版

なんかすごぉく気合い入ってないですか?
いったい誰が読むんや~!と思いながら、
私自身たいへんはまってしまって、すみずみまで楽しく読んだのでありました。

この本は、なんと穴太衆の石積み方法まで
詳細にイラストで説明してくれているのです。
それによると、
見えている石垣の表面【石表(いしおもて)】の奥には
【グリ石】と呼ばれる石が、
石垣の高さの3分の1の奥行きまでびっしり埋めてあるのだそうです。

石垣の一番上に置いてある石を【天端(てんば)】といい、
そのひとつ下の石は【天下(てんした)】、
その下の石垣の勾配を作る重要な石を【艫介石(ともかいいし)】といいます。
ちなみに地面に接するところの石は【根石】、
地面の下に埋めてある石は【捨石】といいます。

1個の【艫介石(ともかいいし)】を置くにも、まわりにいくつもの石が必要です。
すき間を埋める細かい石は【グリ石】、
艫介石の脇を支える石は【脇石】
艫介石と艫介石の胴部分のすき間を埋める石は【胴介石】というのだそうです。

で、穴太衆積みの技術の伝承者は、
山から運び出して現場の隅に積んである石を眺めただけで、
「あの石、そこ」「その石、ここ」と、あっという間に選んで
どんぴしゃりと納めていくのだそうです。
「石の声」が聞こえるんだそうです!

こういう技術に私、惹かれますわ~っ!
(ヘンかしら?・・・ヘンですね)

でもね、それぞれの石に、役割に応じた名前がつけてあって、
経験と勘で、その石の納まる位置を瞬時に見分けていく
・・・って、凄い技ですよね。
どことなく、カウンセリングや心理療法に通じるものもありそうな・・・。


b0253075_13595544.jpgさて、少し暑すぎるぐらいの初夏の1日、
大きなJ先生と出かけました。

うちの最寄り駅からだと、
琵琶湖の南岸をぐるりと廻って、
のどかな路面電車で30分ほどです。

b0253075_1421036.jpg







駅を降りると、どこもかしこも石垣ばかり!
大小さまざまの野積みの山石の、暗い灰色と、緑の苔。
すき間から生え出る草花が美しいです。




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これらの石は、運び出した自然石を
ほとんど削らずそのまま使っているそうです。









私たちは削り取った石灰岩を砕いて
水と砂と混ぜてコンクリートにして、
それを固めて建てた家に住んでいるわけですが・・・


b0253075_1484391.jpg
なんだか、大地への根づき具合が全然違いますねえ。


こんな近所に
こんなにも落ち着いた美しい町があるのは、ありがたいことです。



b0253075_1420425.jpg










秋の紅葉、
冬の雪景色のころ、

また訪れたいと思いました。
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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by prem_ayako | 2016-05-26 14:22 | travel | Comments(0)

ニンジョム

しゅんすけからもらったお風邪の菌は
急にひどくなったわりには早く楽になったんですけど、
そのあと、まだ少し喉の腫れと咳が残っています。

今朝は、起きたら声が出なくなっていて
しかも喉の痛みが増したようでした(>_<)

冬場だったら大根蜂蜜を作り置きしているのになぁ。
生姜シロップも切らしているし、
何か喉によいものを飲みたいのだけど。。。

b0253075_19343174.jpg
  でも、ありましたありました!
  これこれ!
  シンガポールで買って
  そのまま戸棚の奥で怪しく眠っていた
  蜜煉川貝枇杷膏。
  ニンジョムっていうみたいです。



これ、シンガポールのアミデワ・リトリートの食堂の隅には
必ず何本か置いてあるのです・・・

中の液体は、ほとんど黒に近い褐色で
どろりっと濃厚。
瓶の口やまわりがベタベタしていて
その上なにやら強烈な匂いを放っています。

見ていると、人々はこれをスプーンで紙コップに少量うつし入れ、
お湯を注いでぐるぐるしつこくかき混ぜて飲んでいます。

リトリートでは、ずっと阿弥陀仏真言を唱え続けるので
喉を痛める人が多いのです。
そのために常備してあるようでした。

といっても、1度目のリトリートでは、私は手を出す勇気がでず・・・
今年、大きなJ先生に勧められて(先生はすでに前回から試飲中)
思いきって飲んでみました。

b0253075_19423899.jpgうわー何これ!?っていうのが
正直なところ最初の感想でしたけど

まぁなんていうか

まずいと言うほどではないし
おいしいとも言えない。

たしかに喉がすっとします。
蜂蜜ベースに、いろんな薬草が入っているみたいです。
右の絵にあるような・・・

不思議なもので
たびたび飲んでいると、
慣れて、だんだん、はまってきました。

何度も言うけど、おいしいってほどのものではない。
ただ、シンガポールの味って感じで・・・
(あかん、味覚がやられているかも)

1つ買って帰ろうかなぁとまで思い始めて
食堂で瓶を手にとって眺めていたら、
親切なシンガポーリアンの女性が、
「それ、いいでしょ」って話しかけてこられました。
「ええ、とてもいいわ。どこで売ってるのかしら?」と聞くと、
「どこでも!薬局でもスーパーでもどこででも!」と請けあってくれました。

で、ある日のお昼休み、
大きなJ先生と、ニンジョムを買い出しに行きました。

長~い廊下を歩いて会議室エリアを抜け、
巨大なショッピングコンプレックス内、
はなやかなモールをきょろきょろ見渡せど、
あるのはグッチとかスゥオッチなどの、おしゃれな店ばかり。

薬局なんてないぞ~、と
とりあえず突き当たりまではるばる歩いて、
たまたま見つけたコンビニ(7-11)に入ってみたら
あっけなくも、ありました!

あのおばちゃんの教えてくれた通り、
目立つ棚にずらり並んで、大きな顔して売られていました。

そして先生1本、私も1本、それぞれにゲットしたというわけです。

割れないように注意して持ち帰ってみたものの、
私に関して言えば、喉に異常がないかぎり
わざわざ飲みたいと思うほどのものでもなく。。。
うちのニンジョムは、そのままお蔵入りしていたのでありました。
賞味期限のくる前に開封できてよかったです。

こうして初秋の一日、
ふうふう、熱いニンジョムをすすりながら
シンガポールのあれこれを思い出すことができましたしね。


ところがね、Amazonでも売られてたみたいなんですぅ~
なんということ Orz
(Nin Jiom Pei Pa Koa で検索してみてください)
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by prem_ayako | 2015-10-04 19:56 | travel | Comments(2)

盛岡は美味い

7月半ばから8月にかけての阪神間の暑さといったら、
大袈裟ではなく命がけでありました。

盛岡も8月はじめは相当暑かったようですが
10日の夜の飛行機で花巻空港に着いたら
やっぱり全然違いました。

滞在中の1週間は
暑い日でも最高気温が31℃ぐらい。
雨模様の日は25℃ぐらいだったりして、朝夕は肌寒いほど。
当然、熱帯夜などありません。

おかげで身体がとっても楽で、
夜はホテルのエアコンを切っても、ぐっすり眠れました。
そして食欲も出ました。

盛岡のお世話役のRちゃんが
盛岡の麺文化をぜひ味わってくださ~い♪と
三大麺(冷麺、そば、じゃじゃ麺、だそうです)を勧めてくださったので、
そのうちの2つまでは制覇できました。
おいしかったです~!

しかし盛岡の食文化の奥の深さは
三大麺どころではなかった。ように思います。

食材が、ほんとに新鮮なんですもの!
加えて大きなJ先生は、
おいしいお店を見つけるのが、とてもお上手です(^o^)


パセージ・プラス初日の火曜日は正午で終わりだったので、
お昼間はゆっくりして、夕方からぶらぶらと出かけ、
盛岡城趾あたりを散歩して、
それから大通り商店街で、おいしそうなお店を物色しました。

先生が「ここだ☆」と目をつけられたのは、イタリアン。
ガストロ・スケゴロウっていう、
けっこう広くて、人がいっぱいで、賑やかなお店でした。

カウンター席しか空いていなくて、そこに通されましたが
シェフたちのきびきびした動きがよく見えました。

b0253075_20133039.jpgお通しは、立派なブロッコリーをまるのまま茹でたもの。
白いお皿にドン!と乗っています。
はい? こ、これは盛岡の共通感覚ですか?
(うぅむ写真では大きさがわからないですね)

新鮮魚介のカルパッチョが品切れだったので
しかたなく、適当に
桃とモッツァレラのカプレーゼとかいうのを頼んだら、
これが絶品で、めちゃくちゃ気に入ってしまいました。
私は思わずお皿を引き寄せ、ひとりで平らげそうになりました。
(貪欲~)

続いては三陸岩牡蠣です!
大きな岩牡蠣を殻のまま焼いたものが、ガサッと出てきました。
ナイフでこじ開けて
ぷっくりした身に、たっぷりレモンをかけて、アツアツを口に入れると
うぅぅぅ~至福~~!

でっかい岩牡蠣6個がたったの880円なんですよ!
これも盛岡の共通感覚なんでしょうか・・・?

さらにピッツァやお肉が出てきましたが、
私はもうあまり食べられませんでした。
ともかく「桃とモッツァレラ」と「牡蠣」で
大・大・大満足でした。

・・・これだけで、ひとり2850円です!!
なんてお安いんでしょう~
b0253075_2094666.jpg

翌水曜日はオフだったので、
秋田県の角館へ遠足に行きました。

緑あふれる美しい武家屋敷が有名です。
途中でいっとき豪雨が降ったので
空気が湿気を含んで
緑がいっそう濃くなりました。

b0253075_20104074.jpg

ここは実は、もと武家屋敷のおそば屋さん。
秋田名物の稲庭うどんを食べました。
出汁が京都風で、実においしかったです。
でも場所代もあるのかな、稲庭うどん一杯が1080円もしました。
・・・金銭感覚、混乱しますぅ。


はい、ほとんど食い道楽の旅になっております。
翌木曜日も、飽食のレポートは続きます(^^;)

この日は、そろそろお魚とか、和食が食べたいですよね~と
居酒屋的なところを探しました。

先生が「ここだ☆」と決められたのは、
「南部炉端焼き」という、なんだか名前そのまんまのお店。

予約していないので、ここでもカウンターに通されましたが
焼いてるおじさんの動きがよく見えて、とてもいい感じです。

b0253075_20202920.jpgお通しは、各人の前に小さな火鉢を持ってきてくれて、
イカの塩辛を小さな昆布に載せたものを、
ぱりぱりになるまで焼いて食べました。
ちょっとしたことですが、塩辛ダメな私もおいしくいただけました。
どのお店も、お通しに工夫を凝らしておられますねぇ。

何はともあれお造りを、と頼んだら、
これがまたすばらしくおいしくて!
たこのお刺身なんて絶品です。
さすが三陸のお魚、鮮度抜群ですね~

焼き物は、私は鮭のハラスを、
先生はサンマの丸干しを頼まれましたが
焼き具合が、もう感涙もの~
外はずいぶん焦げているけど、中はふっくらしていて・・・
焼き係のおじさん、ほんとにいい仕事しておられます!

手作りさつま揚げや
長芋の唐揚げなども、とってもおいしくいただきまして
しめて、ひとり2730円也!!

すごいなあ。
大阪や神戸の食事の値段はいったい何なんだろう・・・
と、バカらしくなります。


なにげに他のお店で定食を頼んでも
出てくるのはど~んと巨大なハンバーグだったり
お皿からはみ出しそうな山盛りの唐揚げだったりで、
そのたびに驚かせてもらいました。

総じてお値段のわりに量が多く、
ほんとに盛岡は人を太らせる町なのでした。


最後は、福田パンで〆ました。
学校の売店などに入っている、
みなさまにお馴染みのパン屋さんみたいで
ときどき名前を聞いておりましたので、

最終日の朝、駅で売っているのを見つけて
パセージ・プラスの会場で食べるお昼ご飯用に買いました。
いろんなクリームをはさんだ、少し甘いめのコッペパンです。

私がひそかに食べていると
もう一人のお世話役のEちゃんが、
「あ!福田パンだ!」とすぐに気がつかれました。
よく見ると、けっこうたくさんの方が福田パンをもぐもぐしておられます。

「食べてもらえてうれしい~」
「仲間だ~」
と、Eちゃんがやたら感動してくれました(^o^)

福田パン、岩手県人のソウルフードみたいです。

いや人間って、
食文化を共有したとき、しみじみ仲間だと感じるのかもしれません。

今回の旅、
麺に始まり、福田パンに終わる(笑)

その間いろいろ豪勢な食事をいただきましたが、
新鮮な海の幸と、豊かな山の幸、
すべてが美味しくてすばらしかったです。


盛岡の食べ物にも町にも、ずいぶん詳しくなったので、
こうなると、また訪れたくなります♪
お城もあるし、大きな川が流れているし、
盛岡は、緑の多い美しい都会です。

しかしいくらなんでも、こんなに毎日飽食していてはいけませんね。
煩悩の虜です・・・
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by prem_ayako | 2015-08-19 20:46 | travel | Comments(6)

蔵出し旅写真


b0253075_957723.jpg梅雨のころから撮りためていた写真を
まとめてアップしてしまいま~す。

こういうのは、すぐに出さないとダメですね。
文章をつけてから、なんて考えているうちに
もう何ヶ月も経ってしまいました・・・(^^;)






b0253075_9514432.jpgまずは九州、島原市内の武家屋敷。
小雨模様の静かな町。
そんなに暑くもなく、
いい湿り具合で
植物はみんな喜んでいました。

b0253075_1045022.jpg












緑に目が洗われます~





b0253075_1083481.jpg海を渡った天草の、崎津。

b0253075_10104218.jpg細く曲がりくねった道の果て、
岬のどん詰まりの誰も近づけない土地に
キリシタンたちは隠れました。

路地の向こうは、海しかありません。










肉体の死よりも精神の死を怖れることができるのが
他の動物にはない、人間の強さです。

b0253075_1012113.jpg





b0253075_10322272.jpg7月、合宿ワーク前日の鎌倉。

律宗のお寺、極楽寺を訪れました。
このお寺はほんとうに美しかったのですが、
境内は撮影禁止でした。

その後、切り通しの道をぶらぶら歩いていたら
こんなに見通しのよいところに出ました。

ちょうど台風が
関西を北上していたので
由比ヶ浜の波も高いです。





b0253075_10451410.jpg




こちらは御霊神社(ごりょうじんじゃ)
またの名を鎌倉権五郎神社(かまくらごんごろうじんじゃ)
というのだそうです。

鎌倉には、日本画家の瓜南直子さんが住んでおられました。
ツイッターに、ご自宅近くで撮った写真を載せておられたので
(ただの1ファンなのですが)
「この切り通しは、なんだか『ツィゴイネルワイゼン』に出てくるような道ですね」とコメントしたことがあります。

b0253075_10422480.jpg「鎌倉は岩盤が柔らかいので、あちこちに、こんな切通しや「やぐら」があります。」
と気さくにお返事をくださいました。

それだけのご縁で
まもなく亡くなってしまわれましたけど
鎌倉を歩くと彼女の気配を感じます。



肉体が滅んでも精神は生き続ける。
それがたとえとしてではなくて
真実、そうなのだと思えるならば
何も怖いものはないのかもしれません。
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by prem_ayako | 2015-08-05 09:47 | travel | Comments(2)

倉敷散策記

5月の連休明けから、倉敷と広島で2コース、
パセージ・プラスをやらせていただいております。

土曜は倉敷。
1泊して、日曜は広島。
基本、どちらも午後に3時間のコースです。

連続2コースってのは初めてですけど
ちょっと行楽気分で楽しいです♪


5月16日(土)の倉敷のコースは、
この日だけ会場の都合で、早くに始まって早くに終わりました。
こんな機会はめったにないので、
夕方までブラブラと、町を散策いたしました。

この日はちょうど、
倉敷市の裏山(鶴形山)にある阿智神社の、春期大祭でした。
お祭りに合わせ、市をあげていろんな催しが企画されていて
公園でフリーマーケットをやっていたり
アイビースクエアの中庭でダンスを見せていたり
ただでさえにぎわう新緑の観光地が、いつも以上に混み合っています。
(そのせいか倉敷の定宿もとれなくて、岡山に1泊することになりました)

大原美術館を再訪しようかと思っていたのですが
美観地区はあまりの人出で、触手が動かず。

メンバーや見学の方々から、
なんだか変わった古本屋さんがあるみたいに聞きましたので、
どうせ今日はヒマですし、とりあえずそこをめざして歩いてみることにしました。

倉敷本通り(川沿いの繁華な通りの1本裏の道)をずんずん東へ行くと
・・・ありました!
のれんのかかった小さな古本屋「蟲文庫」です。

b0253075_1111994.jpg


お店の前には、多種多様な多肉植物が並べてあって
引き戸の入り口から薄暗い中に足を踏み入れると、
黒縁メガネで黒い服のお姉さんがひとり、
奥で店番をしておられます。

目立つ場所には、顕微鏡や苔(!)のプレパラート、
私にはわけのわからない地味な生き物(の痕跡?)が並んでいて
かなりのあやしさを醸しています。

本の取りそろえは、まあ普通に古本屋さんで
へんにスピリチュアル系の本がないのを、好もしく感じました。

つうか、ある意味もっと深くてあやしいものが充満しているような。。。
苔とか地衣類関係?
ほ、胞子文学?
ええと、私の無意識はそのへんスルーして、あまり見ないようにしておりましたが
・・・やっぱりちょっと変わっているよね、ここ。。。

そういう私が手に取って、
買おうかどうしようかしばらく迷っていたのは
Ichonography in Egypt だとかいう英書。
ハードカバーで重たかったのと、
ん~今からエジプトの図像学やってもなぁと理性を取り戻しましたので、棚に戻しました。

なんとなく一回りして、もどったレジ前の一角には、
店主の好みか、数枚のCDが並び(私には見当がつかないジャンルw)
古本でない新刊ものが数冊置かれておりました。
その中に『わたしの小さな古本屋』なる本がありました。
あれ?これ、ここじゃん?
b0253075_10524675.jpgここの女の人が書いた本?

ちらりと店番のメガネの女性に目をやってから
ぱらぱらっとめくってみると、どうやらこの方、
21才のとき、仕事を辞めていきなり「古本屋をやろう!」と決めて
ほんとうにそのまま古本屋さんになられまして、
20年、ひとりでコツコツとやってこられたみたいなのです。

エジプト図像学の本はあきらめても、
この本は買っておかねばね、と思いました(笑)
彼女にこの本を差し出して、
「これください。おもしろそうだわ」と言いましたら
うふと小さく笑われました。

b0253075_1114134.jpg栞をいくつか添えてくださいましたが
それがまたあまりにも個性的で素敵なので
写真を掲載しておきます。
「龜」の書き順~w
胞子~w

私、苔とか亀とか菌類への愛はあまりもっておりませんが
このような偏愛をもつ方々への愛というか共感は、かなりあります。
また訪ねてみようと思っています。
だって、しばらく毎週この町に来るんだもん(^^)


それから本通り沿いにしばらく行ったり来たり
なんとなくウロウロしていたら、
「倉敷生活デザインマーケット 林源十郎商店」というお店に
足が向きました。

観光客に有名なお店みたいで、とても広いゆったりとしたスペースに
いろんなデザイナーのいろんな個性の生活雑貨を並べていて、
まるで次から次へと、掘り出し物の市を探検しているような楽しさがありました。
食器、カトラリー、衣類、袋もの、布、
みんなお洒落で、私のような凡夫の物欲を刺激するものばかり!
ゆっくり吟味して、白地に赤の鳥柄の手ぬぐいを1枚だけ
お土産に買いました。

b0253075_11222988.jpg2階のミュージアムカフェで、一休み。
椅子は北欧のデザイナーズチェア。
カフェオレのカップはArabia。
グラスやカトラリーはiittala。
穴場的なカフェだからでしょう、喧噪からも離れて静かで
とっても優雅な時間を過ごすことができました。


最後に、阿智神社にお詣りしておこうと思いました。
お祭り当日にこんなにゆっくり、
時間があるのも、何かのご縁でしょうから。

阿智神社は、倉敷の町を北側から抱くような丘陵地、鶴形山のてっぺんにあります。

b0253075_11154189.jpg私はその西の端の階段から上ってしまったので、
本殿まではかなり遠く、
さっきの本通りの、東の端ぐらいまでの距離を
また歩かねばなりませんでした。
本当は、蟲文庫の裏あたりで階段を上れば近かったのでしょう。

でもおかげで、うっそうとした緑の、誰もいない参道を
少しの間歩くことができました。

拝殿では、ちょっと多い目にお賽銭をあげて
パセージ・プラスの成功をお祈りいたしました(.人.)
あとで知ったのですが、この16日と17日両日は
いつもは閉まっている御本殿の扉が開かれていたのだそうです。
願いが聞き届けられること間違いなしですね!(^^)v

午後6時からは舞と神楽が奉納されるらしく、舞台が整っていました。
どこからか太鼓の音が聞こえてきます。
もう少しとどまりたい気もしましたが、
夜になってしまうし、翌日のパセージ・プラスもあることなので
お詣りだけにして、おとなしく山を下りました。

b0253075_1118438.jpgあらためて見ると、
本通りにはお祭りの提灯が並び、
商店街の軒には紙垂(しで)がかけられています。
お店を早仕舞いして
シャッターを閉めて出かけるご夫婦もおられます。

ああこの町の人たちは
阿智神社に守られているのだな、
幸福な町だな、と思いました。


さて倉敷から快速で岡山に出て、
駅前のホテルにチェックインしたら、6時すぎ。
まだお腹も空いていないし
思いたって、早いけれどお風呂に入ってしまうことにしました。

最上階の大浴場は、さすがにこの時間は誰もおらず、
私ひとりの貸し切り状態でした~♪
湯船の外の坪庭のシャラの木に夕日が差すのを眺めながら
あちこち迷い歩いて疲れた身体をやすめたのでありました。

「蟲文庫」の異空間
倉敷らしいお洒落ショップ
そして阿智神社と
とても充実した午後でした!

肝心のパセージ・プラスについては、また稿を改めて(^^)
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by prem_ayako | 2015-05-21 12:08 | travel | Comments(0)

高野山 again

b0253075_2010791.jpg高野山に、またまた行って参りました。
あいかわらずチベット語のお勉強のためですが
今回は、山間にある先生のお宅にではなく、
高野山の繁華街(そんなのあるのか?)
もとい、観光客の多い一角に行きました。

朝8時難波発の特急「高野1号」。
列車のテンションは高いものの、私は眠い。。。

しばらく寝ていましたが
南下するにつれ、
車窓からの風景が魅力的になってきて、もう寝ておれなくなりました。

b0253075_19495611.jpg


桜、桜。
曇り空の下の、うすいピンクの桜。
桜が1本咲くだけで、
すべての風景が絵になります。

b0253075_19523686.jpg


大阪は雨だったのに、極楽橋に着く直前には日が射してきました!
吉兆吉兆。

b0253075_1952320.jpg


極楽橋から急勾配29°のケーブルカーで高野山駅へ。
そこからバスに乗って、高野山の中心街へ。

レッスンの会場は、以前ブログに書いたこともある梵恩舎の2階です。
この日は半日だけの予定で、2時間みっちり、
本当にみっちり、
アティーシャの「菩提道灯論」を読みました。
あ~疲れたよ~(>_<)

たった2時間のレッスンのために
はるばる高野山くんだりまで行ったわけですが
でもこれでよかったと思います・・・
これ以上の集中力持続は、無理!


梵恩舎でそのままお昼ごはんを食べ、コーヒーとケーキをいただき、
さあこれからどうしよう?ということになりました。
このまま帰るのはもったいないよね。


実は、少しでも交通費を安くあげようと、
往復の切符とバス券が割引セットになっている「世界遺産切符」なるものを買ったのです。
この切符には「記念大法会参拝志納」3000円也が2500円になるよという
500円割引券もついておりました。

知らなかったのですが、今年は高野山開創1200年(!)だそうで
4月2日から5月21日まで、記念の大法会がお山のあちこちで開かれているのです。
(なので高野山中、どこもかなりの人出でした)

記念参拝「志納」って、要するにお布施のことですね。
交通費を節約しておいて、ういたぶん以上をお布施にまわすなんて(^^;)
なんだか乗せられてる気がしないでもないですが
考えたら私、高野山にはずいぶんとお世話になっております。

ダライ・ラマ法王にはじめてお会いしたのが、ここ高野山でした。
2011年の11月にここで法王から金剛界灌頂をいただいたのが
チベット仏教とのご縁の始まりです。
その後、昨年の4月にも、ここで法王から胎蔵界灌頂をいただきました。

これも弘法大師さまが高野山を拓いてくださったおかげとありがたく思い、
フンパツして、お志を納めることにいたしました。
(500円引きで!笑)

お納めしてお返しに渡された紙袋には
全施設無料の招待券が入っておりました(^^)v

お友だちに誘われるまま、
高野山霊宝館に向かいました。

霊宝館は大正時代に建てられた、落ち着いた風情の博物館です。
収蔵品は天下の高野山の持ち物ですから、国宝級がぞろぞろ。
加えて今回は、開創法会の期間限定で
高野山三大秘宝(!)と八大童子像が一挙公開されていました。

三大秘宝ってのは何かっていうと
・弘法大師が唐から持ち帰られたという「諸尊仏龕」(ポータブル仏壇ですな)
・弘法大師が唐に渡られる前に記された「聾瞽指帰」直筆2巻(弘法の筆跡・・・)
・弘法大師が唐の海岸から日本に向かって投げたら、海を越えて、
 高野山の松の木の枝に引っかかったという「金銅三鈷杵(飛行三鈷杵)」

中でも「金銅三鈷杵」は右下が欠けていて、
キラキラに磨いてあって「おおっ」という感じでした。
とても大きくて、(これは投げるには重いやろう)と思いました(^^;)

不動明王に付き従う眷属の八大童子像も素晴らしく、
その中のあるお方が、ご一緒したお友だちの彼氏だそうで、
もう何度も逢瀬を重ねてこられたのだそうです。
たしかに男前!
私も心奪われそうになりましたが、お友だちに遠慮して
別のあるお方に、彼氏になっていただくことにいたしました♥

運慶作の六童子さまです。
さぁ、あなたはどのお方を彼氏になさいますか?(笑)

b0253075_2012072.jpg


そうしてお山を後にしたのが3時半ごろ。
帰りは特急に乗らずにとろとろ帰ったので
神戸に戻ったのはもう夕方。

b0253075_2033711.jpg家に帰ってゆっくり開けてみたら、
参拝志納セットには
きれいな天然石の腕輪、その他もろもろが入っていました。
腕輪はウレシイな。
やっぱり物欲です(笑)


実は今回の高野山行で、もうひとつ
私の大いなる物欲を充たす
たいへん目出度いニュースがあったのですが、
そのお話は、また後日。
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by prem_ayako | 2015-04-09 20:37 | travel | Comments(2)

アードラー先生は夢を見なかったそうです。しかしてアードラーの夢とは兎の角、虚空の華、ガンダルヴァの城、空、幻・・・。


by prem_ayako