アードラーの夢

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2017年 04月 02日 ( 1 )

阿難と摩訶迦葉

b0253075_22345231.jpg私に一体いかなる福縁があったのでしょうか?
今生で生きた仏陀であるガルチェン・リンポチェとお会いでき
生きた菩薩であるドルズィン・リンポチェのお世話を
少しばかりさせていただけたなんて。

チベット仏教に興味を持ち始めたのは
2011年秋。
思えばもう5年半も前になるのですね。
もちろんその頃は、未来の私がこんなことしているなんて(^^;)
想像もしませんでしたよ。

2013年夏にはじめてシンガポールに行って
ドルズィン・リンポチェにお会いしました。
b0253075_2237178.jpgこんなにお近づきになれたことも、ほんとうに不思議です。

あの時は、ただただガルチェン・リンポチェにお会いしたい!
それだけの思いでシンガポールに飛んだのです。

強い陽射しの中、今よりもう少し細身だったドルズィン・リンポチェが
ダルゲ・リンの前に立っておられた姿を思い出します。
 What is your lineage?と聞かれたので、
 - Garchen Rinpoche.と答えると
 Garchen Rinpoche? So do I. Same.
と笑われました。


俗世のご縁でいえば、
もちろんアドラー心理学の師匠である大きなJ先生とのご縁が深いですし
そのおかげでさまざまなお仕事をいっしょにさせていただいておりますが

その他にも、まるで目まいがしそうなほど
さまざまな縁と因とが互いに絡みあい結びあいしているように感じるのです。


今回のリトリート開催にあたって、
ほとんど全日、通訳を勤めてくださった素敵なWさん。

Wさんとのご縁が結べたのは、
アドラーのお友だちのNさんが
チベット語をいっしょに学ぼうと私を誘ってくださったからです。

そもそもNさんがチベット仏教を学んでおられることを、当時私は全く知らず、
2011年にはじめて行った大阪のポタラカレッジで、
私の前の席にNさんが偶然、座っておられたのです。
不思議ですよねぇ!

私たちの最初のチベット語の先生はタンカ絵師のMさんでしたが
2015年から、Wさんにお願いして学んでいます。
そのご縁で、このたびの通訳をお願いしました。
引き受けてくださってほんとにほんとに助かりました!

今回のリトリートの成功要因は、文句なしに、
W先生の美しく分かりやすい日本語通訳でした!
ね!!(^_^)v


また、チベット風の祭壇用の布を調達できたのも、
Wさんが、お知り合いの広島龍蔵院のラマさまにお願いしてくださったからなのです。
なんと畏れ多いことに、私たちディクン・カギュ派なのに
ゲルク派のラマさまに、ネパールでのお買い物をお頼みしてしまいました(^_^;)


さまざまなご縁を
ほんの少し考えてみただけでも、
予想もしない以前からの因が熟して
この2週間のリトリートに結実していたことが分かります。

当然それは私だけでなく、
参加者のみなさんも、それぞれの因と縁とがそれぞれに実って
今生で、生きているダルマに出会われたのです。

アドラー心理学を学んでこられた方が多かったわけですが、
どうですか? こんなところに辿りつくなんて~
予想しないですよね、ふつう(*_*)



少し話は変わりますが、
お釈迦さまの晩年のお弟子に
マハーカーシャパ(摩訶迦葉)という方と
アーナンダ(阿難)という方がおられました。

マハーカーシャパはクールで実際的な方だったようで
たいへん賢くて政治的な配慮に長けていて
お釈迦さま亡きあとのサンガは、
マハーカーシャパの下でうまくまとまっていったそうです。

アーナンダは、お釈迦さまのことが好きで好きで大好きで
ずっと身の回りのお世話をしていました。

阿含を読むと、お釈迦さまの亡くなる前後の
アーナンダの後悔や悲しみが細やかに描かれていて胸を打ちます。

マハーカーシャパは優秀で、お釈迦さまご存命のうちに悟りを開きました。
アーナンダは多聞第一と言われ、
お釈迦さまのおそばでたくさんのお言葉を聞いて学びましたが
お釈迦さまご存命の間は悟りませんでした。

喩えるのも畏れおおいことですが・・・
おそらく
ライフスタイルの傾向としては、
私はアーナンダの方で、
J先生はマハーカーシャパさまなのだろうなと思うのです。


サンガにはどちらの個性も必要です。
サンガには、
どんなときも醒めた理性を維持できるマハーカーシャパのような人が何人か必要だし
私のようにうっとり系の(少しばかり)狂信的な信者も
情の部分の受け皿として必要だと思います。

しかしアーナンダだけでは組織が立ち行かないし、
マハーカーシャパだけでは、つまらないでしょう。


サンガ(教団)を運営する主体の側になるとは思ってもいませんでしたが

なんと私、はじめてシンガポールに行った直後の2013年9月のブログ
Sanghaという記事の後半に
既にそんなことを書いておりました・・・!

ということは、
こうなるべくしてこうなったんでしょうね。。。

今後も私たちは、根本上師ガルチェン・リンポチェのお教えを
類い稀なる兄弟子ドルズィン・リンポチェから、学んでいきます。

J先生は知の部分、私はその他の部分で
お仕事をしていくことになるのかな、と思います。
これからも、どうかよろしくお願いいたします。
 
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by prem_ayako | 2017-04-02 22:49 | tibet | Comments(2)

アードラー先生は夢を見なかったそうです。しかしてアードラーの夢とは兎の角、虚空の華、ガンダルヴァの城、空、幻・・・。


by prem_ayako