アードラーの夢

ayakoadler.exblog.jp
ブログトップ

台湾(5)Refuge Vow

いろんな方との出会いが、ここ台湾でもありました。

シンガポールで何度も会ったベトナム人のお兄さんも来ておられて、
再会を喜び会いました。
彼はいつどこで会っても同じアミデワTシャツを着ているので、すぐに分かります(^^)

ロビーをうろついていると、Japanese? と声をかけられ、
なんで私が Japanese やって分かるねん?と思ったら、
見覚えのあるシンガポールのスタッフが何人か、
財神の壺やお守りを売りに出張って来ていました(笑)

それから、もうお一人日本人女性が参加しておられて、声をかけてくださいました。
ご主人が台湾の方なので、海外法友席ではなく後ろの方に座っておられて、
後ろから、ずっと私たちのことを観察しておられたそうです(笑)
で、アヤシいものでないことが分かったみたいで、話しかけてきてくださいました。
ありがとう!(でも実はアヤシいかもよ・・・)
また東京あたりでお会いできるかもしれませんね♪


3日目の土曜日に、希望者がリンポチェから帰依戒を受ける儀式が行われました。
私は3年前に東京で受けたので前に出ませんでしたが、
シンガポールでもここ台湾でも、延々と人が並びます。

今までは・・・たいへん罰当たりなことだったと思うのですが
正直、長いなあ~まだ終わらないのかなあ
と心の中で考えていました。

でもこの度は違いました・・・
とてもよい席に座っていたこともあります。

戒をお授けになる、弟子の髪の毛を1本切り取るときの
リンポチェの真剣なお顔と、
それをお手伝いされるチメードルジェ・リンポチェのお顔が
よく見えます。

そして、法名の書かれたカードをいただき、
もとの席に戻ろうと振り返って顔を上げた瞬間の人々のお顔も、
逐一観察できる席に、私はいたのです。

どなたのお顔も、ほんとうに美しい。

何が起こったのか分からないような、ちょっと戸惑った顔。
淡々と無表情な、あるいは無表情を装った顔。

あるいは、上気した満面の笑顔。
感動で歪んで今にも泣き出しそうな顔。

ときには親子いっしょに。夫婦いっしょに。
幼児も、あるいはお腹にいる赤ちゃんもいっしょに。
ときにはペットの犬もいっしょに。

スタッフTシャツを着た若者が待っていたのは
慣れないしぐさで戒を受けた壮年の父親でした。
肩を並べて帰って行きます。

あるいは娘が、父親や母親と
ガルチェン・リンポチェとの縁をつないでいます。

身体の不自由な方が、足を引きずりながら
杖をつきながら
あるいは痙攣しながら
リンポチェの前に進み出て、戒を受けておられます。

みなさんひとりひとりのお顔をずっと見ていると
ひとつひとつに美しいドラマがありました。
感動でまた泣けてきました。


リンポチェは・・・
 私が戒を授けた者の髪は、みんなこの袋に入れて保存している。
 毎日この袋を見ては、
 かけがえのない私の弟子たちの幸福を祈っている。
 なぜなら私と結んだこの縁は、
 みなが菩提を得て悟りを開くまで、決して途切れないのだから。
とおっしゃいました。


この人も、あの人も、みんな知らない人たちだけれど、
みんなが楽を得ることができますように。
来生では今よりも、苦を離れられますように。
その楽が続きますように。
すみやかに、平等の境地に行けますように。

b0253075_2193046.jpg
 
 
 
 
 
 
 
 
[PR]
by prem_ayako | 2016-09-16 20:43 | tibet | Comments(0)

アードラー先生は夢を見なかったそうです。しかしてアードラーの夢とは兎の角、虚空の華、ガンダルヴァの城、空、幻・・・。


by prem_ayako