アードラーの夢

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台湾(1)Xindian

1週間ほど、台湾に行ってきました。

今年は6月末から7月にかけて、
シンガポールでガルチェン・リンポチェにお会いすることができましたが

実は私たちの参加したアミデワ・リトリートの前後にも
かの地でリンポチェは、さまざまな教えを授けておられました。
次のご訪問先の台湾でも、たくさんのリトリートを予定しておられます。

よく調べると、ちょうど私たちの空いている9月のはじめに、
台北にて、またアミデワ・リトリートを開催されることが分かりました。
しかも admission free(入場無料)no registration(申込不要)と書いてあります!
それだと自分たちでホテルをとって、気軽に参加することができます。
いちおう英語通訳が付くかどうか確認したかったので、
台湾のサンガにメールして、海外参加者としてJ先生と登録しました。

この旅は
私にとっては、はじめてリンポチェとお会いした時と同じぐらいの
衝撃がありました。

ゆっくりお話ししていきますね(^^)


9月6日(火)午前9時10分発の台北行き飛行機で
台北桃園空港に着いたのが、現地時間11時過ぎ。
時差は1時間なので、3時間のフライトです。
シンガポールよりずっと近いから、ずっと楽です!

空港から台北中央駅までバスで移動。
駅で軽くお昼を食べて、大きな荷物をあずけて
MRTに乗って、Garchen Dharma Institute のセンターを訪ねました。

めざすセンターは、いちおう台北市内(新店区)ですが、
MRTからまた支線に乗り換えた「小碧潭」という駅にあります。
わりと郊外で、実際行ってみると、ん~っと・・・
大阪で言えば御堂筋線(北大阪急行)の「千里中央」って感じかな。

駅からは地図と番地を見ながら、探し探し行きました。
あたりは高級住宅街で、探し当てたビルの入り口はオートロック。
高い天井のエントランスには制服の門番が詰めています。
Garchen Dharma Institute は、13階と14階の2フロアーを使っているようで
とても清潔でセレブな場所なので、びっくりしてしまいました。

私たちは、ここでまたリンポチェと、個人インタビューを組んでもらっていました。

今回ずっとメールでやりとりしてきたのは
Claudia という、背の低い、短髪で眼鏡の女性でした。
「ここは in a mess なので、リンポチェとお会いするのは下の階よ」
とおっしゃるのですが

いやいや(^_^;)シンガポールのディクン寺 Dargye Ling に比べたら、
ここはちっとも mess なんかじゃありません。
脱いだ靴だって、玄関の木の格子の靴箱にみんなちゃんと入れているし
(シンガポールだと、脱ぐ場もないぐらい扉の前に靴が散乱してます 笑)
大きな法会の前だというのに、とても整然としています。

それでもさすがにチベット風、話はころころ変わります。
他のグループが先だからあなたたちは3時半よ、とまず言われ、
くつろいでいたら、いきなりここにリンポチェがおいでになると言われ、
慌ててカタを出して用意していたら、結局リンポチェはおいでにならず、
あなたたち先に行きなさいと2時45分に言われて、すぐに下の階に降りたのでした。


リンポチェは下の階のお部屋の中、
大会社の社長さんが使うような大きな事務机の向こうに座っておられて
いつものように「おおよく来た、よく来た」とお顔をくしゃくしゃになさり、
机ごしに、私のほっぺたにキスしてくださいましたv(^o^)v

今回のリンポチェとのインタビューの目的は、
日本にガルチェン・リンポチェのダルマセンターを作りたいこと
その手始めに、ドルズィン・リンポチェに来て教えていただくことのご報告と、
Garchen Institute Japan という名称を使うご許可をいただくこと、の2つです。
事務的なことなので、どちらもJ先生が英語でお話しされました。

若いお兄さんが通訳してくれている間、
リンポチェは次々と、いろんなものを手渡してくださいます。
まずは美しい石で飾られた腕輪。J先生にはグレイの玉のお数珠。
それから、『白ターラ母七讃』の小冊子。
私はそれらを手にとって感動したり、
リンポチェと微笑みあったり合掌したりするのに忙しく
やっぱり、ほとんど通訳さんの英語を聴き取れませんでした(^^;)

でも、「おお~ダルマセンターか、善き哉、善き哉」とか
「もちろんわしの名前など、いくら使ってくれてもよいぞよ」とか
おっしゃっていることは、お声の調子と所作とで、よぉく分かりました。

また、前回のシンガポールのリトリートで瞑想中、
リンポチェと心がひとつになったような気がしましたと申し上げると、
リンポチェは目を細め、両手の親指を立てて、Good job! のポーズをなさいました。

そして『法身普賢の誓願』と『白ターラ母七讃』に
詳しく書かれているから読んでおくようにとおっしゃいました。

はい!師よ、読みます! Lama chen-no...

そしてそして最後には・・・
リンポチェはお付きのラマに合図して金色の仏像を持ってこさせ、
白いカタでくるむようにして、私たちの前に差し出されました。
(@_@)
ダルマ・センターに置くようにと、くださったのです!
So-o precious!! 思いもよらぬことでした。


さぁ大変です。
時間が来たので促され、おいとまして上の階に戻ると

そのままでは持って帰れないでしょう?と、
センターの所長さんや居合わせたアニ(尼僧さん)たちが
仏像のお目を塞ぎ、梱包してまたカタで包み、
袋に入れるのを手伝ってくださいました。


J先生も私も舞い上がってしまって、
用意してきたお布施をお渡しするのをすっかり忘れていたことに、
小碧潭駅まで戻ったときにやっと気がついて

きびすを返してまたセンターに戻り、
Claudia には「なんでまた戻ってきたん?」とか言われながらw
ちゃんとお布施を渡すことができました。


「ダルマセンターを作るのは大変じゃぞ。
 立ち上げるのももちろん大変じゃが、
 維持していくのも、とても大変じゃ。
 しかし衆生のためにダルマセンターを作るということ、
 それだけでも、
 大きな大きな福徳じゃ。
 たとえ道半ばで終わっても、その福徳は計り知れない。
 がんばるのじゃよ」
リンポチェは力をこめて励ましてくださいました。

これから先、何度も何度も
私は今日のこの場面を思い出すでしょう。
台北の新店のあのお部屋、
リンポチェのお姿、いただいた腕輪と金色の仏さま。
それらを思い出しては
そのたびにまた、私は力をいただくことでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
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by prem_ayako | 2016-09-16 20:39 | tibet | Comments(0)

アードラー先生は夢を見なかったそうです。しかしてアードラーの夢とは兎の角、虚空の華、ガンダルヴァの城、空、幻・・・。


by prem_ayako