アードラーの夢

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伊根

世屋の合宿のあとは、丹後のお世話役Uさんのおすすめで
若狭湾に面した海辺の町、伊根へ移動しました。

むか~しから私、(思えば、高校で写真部だった頃から)
伊根に残る舟屋に泊まってみたいと思っていたのです。

b0253075_2342693.jpg舟屋というのは、舟の倉庫のようなもので
ご覧のように、たいへんフォトジェニックなのでございます。

私の高校時代は、泊まれる宿もあまりなく
交通も今よりまだずっと不便だったので、
合宿で行きたかったけど、調べるすべももっておらず
(インターネットなかったもんね)結局あきらめたのでした。

○十年経って、チャンス到来!と思いました。

はじめ、娘+こうすけ+しゅんすけを誘ったんですが、
紙オムツなど荷物が大変だからと、娘にはふられてしまいました。
「ひとあし先に帰っているわ~」だって。
帰っているわったって、自分の鳥取の家にではなく、滋賀の家になんですけどね(^^;)

でもこうすけは、「ぼくはもう1泊したいなあ」
「おばあちゃまは(ぼくと一緒で)喜ぶ?」
とかわいいことを言って気にしているみたいなので

胸きゅんの私は、
さっそく娘のスマホに、こうすけへのメールを送りました。

こうすけさん
おばあちゃまは こうすけさんといっしょだと、とてもうれしいです。
おかあさんと しゅんすけぱんは のだせんせいのおうちへいって、
おばあちゃまと こうすけさんは、もうすこし たんごであそびましょうか(^^)
それで いいですか?
おばあちゃま


(^o^)こうすけ、とっても喜んでくれました。
それが5月ごろの話。
こうして彼と私との2人旅が実現したのでした。



世屋からはるばる伊根までは、Uさんが車で送ってくださいました。
お世話になりっぱなしで申しわけなかったのですが・・・
でも車でなければなかなか行けないところですし
私もこうすけも合宿でけっこう疲れていましたから、とっても助かりました!
同じく合宿に参加しておられたYさんも、ご一緒です♪
雲海が見える山の中から、一気に海抜0メートルの海へ!



舟屋のお宿についたら、まずお風呂に入って汗を流し、
さっぱり生き返った気分になりました♪
こうすけは、「ぼく、なんでもできるよ!」のお兄ちゃんなので
身体を洗うのも拭くのも、まったく手がかかりません。

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夕食のレストランも、お部屋の窓からも、目の前が海。
対岸の舟屋に明かりが灯り
波間のブイに止まって休むウミネコがすぐそこに見えます。

テレビも何もないお宿なので、とても静かです。
階下から、ちゃぽんちゃぽんと波の音が聞こえます。

子どもたちの歓声が常に聞こえていた合宿の後ですから、
なおさら、この海辺の町の静けさがしみ入りました。
ああ、ここにもう1泊して良かったな~
ひと仕事終わったな~ゆったり~


ところで今夜ここで一緒に眠るのは、
お母さんと離れた5歳児のこうすけさんです。
寝るときはどうしたらいいのかな。。。そうだ、聞いてみよう。

「ねぇこうすけさん、お布団は敷いてありますが、どうやって寝たらいいと思う?」
「ぼく分かるよ! 歯磨きして~パジャマに着替えて~お布団にごろんとして~
 電気消して~おやすみって言って、寝るんだよ!」
「そっか~、そうやって寝るんだね!それで、今日は何時に寝たらいいと思う?」
「う~んと~、いつもは8時半に寝るよ」
「そうなんだ。じゃあ、いま7時半すぎだから、8時になったら、歯磨きとかして寝る準備しよっか」
「うん!」

と、こうすけさんと目標が一致したので
「8時だよ」と声をかけると
さっさと歯磨きして、パジャマに着替えて、お布団にごろんして、
私が電気を消して、おやすみって言って、寝てくれました(^o^)
私もその時間からぐっすり寝てしまいました(^^;)


翌朝は、宿のおかみさんオススメで
「舟屋めぐり・海上タクシー」なるものを呼んでみました。
大人2人以上でないと頼めないのですが、
Yさんがご一緒してくださったおかげで、お願いすることができました。
お宿の前(というか海側の裏口)まで小さな船が来てくれて
30分1000円で、伊根湾内をぐるっと一巡りしてもらえるのです。

b0253075_2392154.jpg船長のおじさんは、冗談好きで饒舌で
(こうすけには通じない冗談がほとんどでしたが)
ウミネコにあげるかっぱえびせんも用意してくださっていて
そもそも初めて船に乗ったこうすけは、大喜びです!

b0253075_23112833.jpg波止場のお散歩もしました。
岸壁のウニやフナムシや、
イカ釣り船や消防艇を観察しました。

それからまたUさんが迎えに来てくださって
彼女のイチオシのお店で至福のお昼をいただいて・・・

午後3時前の特急で、思い出のいっぱいできた
丹後の地に別れを告げたのでした。


おうちでは、のだせんせいと、お母さんとしゅんすけが待っていて
こうすけは、おいしかったお昼ごはんのことや
ウミネコにかっぱえびせんをあげたことや
船長のおじさんがおもしろかったことや
波止場で釣りのお兄さんたちにゴカイを触らせてもらったことなどを
一生懸命、お母さんに報告するのでした。

かくして、おばあちゃんと孫っちの初旅行は、大成功に終わったようです!

この子は、自分には能力があると絶対に信じているし、
お母さん以外の人も、仲間だと思っています。
アドラー育児で育てると、5歳から旅行に連れて行けるって分かりました(^o^)

よしよし。またどっか行こうね、こうすけ!

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by prem_ayako | 2016-08-06 23:22 | travel | Comments(0)

アードラー先生は夢を見なかったそうです。しかしてアードラーの夢とは兎の角、虚空の華、ガンダルヴァの城、空、幻・・・。


by prem_ayako