アードラーの夢

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アードラー先生は夢を見なかったそうです。しかしてアードラーの夢とは兎の角、虚空の華、ガンダルヴァの城、空、幻・・・。

おひげリンポチェ(その2)

<千駄ヶ谷慈母会館>

b0253075_21194760.jpg2日目と3日目の会場・慈母会館は、
千駄ヶ谷の駅から10分ばかり歩かなくてはならない場所でした。

近所まで行ったら、ちょうど道路工事中で
そこからの道が分からず途方にくれましたけど、
親切な道路工事のおじさんが道を指し示してくださいました。
ありがたい~この方も仏さまだったかもしれません。
ちゃんと間に合って、前の方の席に坐ることができました。

慈母会館でのお教えは、チュゥ(gcod)。
ミラレパより少し前のチベットの女性行者、
マチク・ラプドンが広めた修行法です。

説かれることの、わりとめずらしい教えのようで
遠方からの参加者がたくさんおられました。
私も、是非この教えを受けたいと、目当てにやってきたひとりです。

しかもお世話役さんは、定員を超えて受け付けをされたようで(^^;)
会場は、身動きできないほどぎゅうぎゅう詰めでした。
そこで丸2日かけて、尊いお教えを受けました。

チュゥは、顕教と密教の両方の心髄を備えているということで、
顕教では般若心経の流れ
密教ではマハームードラの流れ
を受け継いでいます。

なんともありがたいことに、
私は昨年と1昨年に、ガルチェン・リンポチェからマハームードラの教えを、
昨年はおひげリンポチェから、般若心経の教えをいただいています。

その都度、これはぜひとも参加しなければならないと感じて
駆り立てられるようにして学んできたご法話が
今、ひとつに結びつきました。。。(T_T)

私がここにこうしているのは
何かの因縁で決まっていたことなのでしょう。
その証拠に、ここで教えを受けるにあたって、
大きなJ先生をはじめ、道路工事のおじさんや、その他多くの人々が
無償で助けてくださいました。

ひとつひとつ、何を学んでいくかについても
ちゃんと道がついていたのでしょう。
私はただ、信じて歩いていきさえすれば
必要な教えが世界の側から訪れました。

もうこれ以上、いろいろなことを知る必要はない。
私は今生の終わるまで、この教えを正しく実践していこう。
堅くそう思いました。


昨年、ガルチェン・リンポチェからお名前をいただく少し前に
このおひげリンポチェからも私はお名前を頂戴しました。

ガルチェン・リンポチェにいただいたお名前があまりに立派だったので
おひげリンポチェにいただいたお名前のことをあまり大事にしていなかったのですが
(スミマセン!)
えらいもので、おひげリンポチェの御前に坐っていると、
その半ば忘れていた名前が、胸に浮かびます。

あぁ私はこの方の弟子でもあるのだ
それもまた決まったことであったのだ
この方にもついていこう、と
心に決めました。


ガルチェン・リンポチェは慈愛でもって
私の心を開いてくださいました。

一方、おひげリンポチェは力強く、
迷いから抜け出すための確実な智慧を与えてくださいます。

お2人の類い稀なる素晴らしいラマにお会いすることができて
今生の私は、本当に果報者です。

最後のおんまにぺめふむ唱和の際には、
あたま真っ白のまま
なぜか声がつまり、泣けました。

何が起こったのか、わからないままでいいと思います。
ただ、この一瞬が得がたい。
ただ、ありがたい。
それだけの感覚でした。

南無南無南無。


<東京駅>

毎度、チベット仏教の集まりでは、時間が読めません。

最終日の終了時刻は午後8時頃と聞いていましたけれども
それを信じて9時台の最終の新幹線を予約しちゃったりしたら
絶対に間に合わなくなるよ・・・と、私にはわかっておりました。

せっかくの教えの機会を最大限に生かすにはどうしたら?
ホテルにもう1泊して、翌朝の新幹線で帰るのが一番簡単なんですけど、高くつくしね。
それで、その夜遅くの夜行バスで、神戸に帰ることにしました。

これが私の今回の旅の、最後のハードルでした。
午後11時半に、ひとりで
東京駅近くの夜行バス集合場所までどうやって辿り着くか!?

教えを受けるまでは、諸仏諸菩薩が守ってくださいましたけど
受け終わってからは、お助けはないかもしれませぬ(笑)

・・・ま、初めてのことって、いくつになってもドキドキするものです。


ちょうど、10時過ぎの別の夜行バスに乗るというお友だちがおられたので、
ごいっしょに東京駅構内で軽く食事を済ませてお別れし、
いざ私の集合場所へ!

まず東京駅を、正しい出口から出るというところで、つまづきました(^^;)
八重洲北口がわからん!!
東京駅、工事してるし!
だんだん閉まる店が増えていくし!

いつもながら、自分の方向音痴ぶりには感心します。
でもね、たっぷり時間があるから、落ちついて迷っていて大丈夫!
( ↑ ヘンな自信)

かなり歩き回ってようやく見つけた八重洲北口から外に出て
プリントアウトしてきた「八重洲北口からの行き方」の写真を見つつ
小雨の中、ようやく、アヤシい雑居ビルのVIPラウンジにたどり着きました。

ラウンジは、ちょっとしょぼいけど
一応パウダールームや着替えのお部屋があるので便利です。

お湯でお化粧をすっきり落として
コンタクトレンズをはずして眼鏡にかえて、
ゆっくり本を読みながら、出発時刻を待つことができました。

あとは寝るだけ~
最後の難関もクリアです!(^^)!
諸仏諸菩薩、みなさまのご加護に感謝!!



b0253075_21234825.jpgあれから少し日が経って
少し印象が薄れてはきましたが、

まだ耳にはリンポチェのお声や太鼓や鐘の音が響き、
胸にはおんまにぺめふむの感動がうずまいておりまする。

ご法話のありがたさと感じとったことのありがたさと、
道中のおまぬけぶりとの乖離が、激しいのですけれど(^^;)

ほんとうに善き旅でした。
ナモナモ
合掌。
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by prem_ayako | 2014-12-15 11:01 | tibet | Comments(0)

アードラー先生は夢を見なかったそうです。しかしてアードラーの夢とは兎の角、虚空の華、ガンダルヴァの城、空、幻・・・。


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