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アードラーの夢

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アードラー先生は夢を見なかったそうです。しかしてアードラーの夢とは兎の角、虚空の華、ガンダルヴァの城、空、幻・・・。

リノベーション2(台所編)

実家の1階、
待合室、診察室、調剤室から続く暗い廊下を奥に進むと
小さな台所と
家族が日常に使っている勝手口に至ります。

これは、むかし、通いの看護師さんたちが
お昼を食べるのに使っていた食堂兼台所です。

ダイニングキッチンというような、洒落たものではありませぬ。
実際のところは、
家族が出かけるときに通過する
ただの通り道のようになってしまっています。

この小さなキッチンで
朝のお粥を炊いたり
簡単なパン食ぐらいの用は足せるかな・・・?
どうせちゃんとお料理するときは(=両親に食事を作るときは)
2階にある広い台所を使うわけですから
これはこのままで我慢しようかな・・・
と考えていました。

ところが、流しの下を点検していた宮崎監督は、
ー水漏れの跡があるから替えた方がええでっせ~
と言わはりました。

たしかにかなりの年代物。
換気扇は昔風の、プロペラむきだし。
壁には古い給湯器。
水道の蛇口は動きません。。。

じゃー替えちゃおっかな。
(ほんとは替えたかったの。監督、きっかけをありがとうw)

新しい清潔なキッチンになれば
息子が夜遅くに泊まりに来たときでも
朝いつまでも寝ていたいときでも
2階の両親の食堂を使わせてもらわなくてもよくなります。
長い目でみたら、その方がきっといいですね。

まあ節約を旨としておりますので
キッチンセットを入れ替えて
直付けの水道と給湯も、器具を新しくするだけで、
レトロな構造そのものは、触らないことにいたします。

壁はかなり汚れているので
吹きつけ塗装をしてもらうことにしました。
色見本で壁の色を決めるときは、
美術系の息子からアドバイスをもらって
少しだけ赤みがかった薄~い黄色にしました。

天井の蛍光灯は、ここも全部はずして、
台所にはダウンライト、
ダイニングには
今マンションで使っているペンダントを持ってくることにしました。
壁と照明が変われば、だいぶ雰囲気が変わるんじゃないかな?


そしてもう一部屋、
台所の隣には、3畳の小さな和室があります。
むかし看護師さんたちが
白衣に着替えたり荷物を置いたりするのに使っていました。
南向きの窓があって、古びた障子がはまっています。

とにもかくにも
40年の歴史を経た古畳を、新しくすることにしました。
障子も張り替えましょう
と建築士さんに言われて、賛成。

半間の押し入れがついていますが、
観音開きの襖の建具は、折れてボロボロになっています。
新しい建具をオーダーして作ってもらうか、
あるいはとりあえずの補修で間に合わせるか、むずかしいところです。

いったんは補修をお願いしたのですが
帰宅して図面を見ながら考えていると
まったく別の発想を思いつきました!
いっそ建具を取り外してしまって
ロールスクリーンを、押し入れの入り口にかけるのです。

娘が貸してくれた本のどこかに載っていたアイデアです。
ずっとお安いし
その方がきっとおしゃれだわ(たぶん・・・)。

ここは瞑想ルーム(あるいはお籠もり部屋)にしようかな。
でも家族が出入りする勝手口に近いので
瞑想するには、なんとなく気が散ってしまいそうにも思います。

なのでこの和室は
息子その他の人が泊まるときのための
お客さん部屋にしようと思います。
男の子を泊めるのに、ちょうどよいサイズではないかしら(?)


こうして1階のすべての部屋の
コンセプトができあがりました(^^)v

本当は、痛んだフローリングも張り替えたいところですが、
今回はぐっと我慢することにしました。
床までやり直すとなると、かなり予算オーバーになるでしょうから、
余っている絨毯を貸してもらって
敷物を使って、しばらくがんばってみようと思います。

さあ、どんなになるんでしょうね~♪
思ったほどよくならないかもしれないし
ぐっとよくなるかもしれない。
あとはもう、監督さん頼みです!(^人^)
by prem_ayako | 2014-02-21 22:34

アードラー先生は夢を見なかったそうです。しかしてアードラーの夢とは兎の角、虚空の華、ガンダルヴァの城、空、幻・・・。


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