アードラーの夢

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アードラー先生は夢を見なかったそうです。しかしてアードラーの夢とは兎の角、虚空の華、ガンダルヴァの城、空、幻・・・。

会津若松

b0253075_1953971.jpgスピリチュアル・ワークのあと、
会津若松に寄り道しました。

戊辰戦争で会津藩はたいへんな目にあっています。
新政府軍が攻めてきたとき、
力尽きて飯盛山で自決した白虎隊は有名ですが、
城下では、たくさんの婦女子が自刃しました。。。
降伏した後は領地を奪われ、斗南(となみ)藩(青森県東部)に移住させられ
あまりの寒さと飢えで亡くなった方が多かったといいます。

以前、柴五郎大佐の伝記を読んで
この時代の会津の方々のご苦労に驚いたことがあります。
学校の歴史では、あまり詳しく教えていないですね。
でも靖国の遊就館には、
戊辰戦争の犠牲者もお祀りしてあります。

また会津には、武士の子が十歳になったら必ず入る日新館という藩校があり
そこの少年教育はすばらしかったようです。
素読はもちろん、剣術、弓術、馬術、槍術、砲術、
なんとプールでの水練まであったそうです。
柴五郎大佐も日新館にあがる前、
近所の子弟と集団で学んだと書いてありました。


さて磐梯熱海駅から郡山と反対方面に快速で1時間ほど、
会津若松駅に着いたら、
なにやら大きなポスターが、あちらこちらに貼ってありました。

八重の桜とか。

あー、私も先生も、テレビを見ないので
まったく知らなかったのですけど(恥)
NHKの大河ドラマって、今年はここが舞台みたいっすね。
八重って誰?
知らな~い。
(コモンセンスの甚だしい欠如・・・)

しかしキャッチコピー「ならぬことはならぬものです」は、
「什の掟(じゅうのおきて)」からとった言葉ですよ。
『よみがえる 日新館童子訓』という冊子を買いましたので、
そこから引用しますね。

会津藩幼年者 什の掟

 これは藩校日新館に入学する前の遊び仲間(六才~九才)が毎日午後の集合遊びの前に話し合う自治的な定めで制裁もある。十才の日新館入学後の日新館童子訓による学校教育の前提となるもの。

一、年長者の言ふことに背いてはなりませぬ。
二、年長者には御辞儀をしなければなりませぬ。
三、嘘言を言ふことはなりませぬ。
四、卑怯な振舞をしてはなりませぬ。
五、弱い者をいぢめてはなりませぬ。
六、戸外で物を食へてはなりませぬ。
七、戸外で婦人と言葉を交へてはなりませぬ。
ならぬことはならぬものです。


あーこの言葉が、多くの人の口の端にのぼり
日本人の意識を少しでも変えてくれるならいいですねえ。

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会津若松は、緑の深い美しい町でした。
戊辰戦争で焼け野原になった後に建てられた
明治風の洋館がたくさん残っています。
それらはおしゃれなレストランやアンティークショップになり。
格子窓の日本家屋は、造り酒屋や
手描きろうそくのお店として、そのまま使われています。

駅前は賑やかで、ビルやホテルが並んでいますが、
少し外れると、高いビルはほとんどありません。

ぶらぶら歩くと、入ってみたいお店が、あそこにも、ここにもあります。
田舎だと思っていたら、とんでもない!!
たまたま入ったイタリアンレストランでは
フォカッチャもコーヒーも、
大阪・北浜のパン屋さんよりもおいしいぐらいでした(^o^)

b0253075_1914978.jpg中心部をはずれると、広々と、
風が吹き渡ります。

乗り放題の周遊バス券をゲットして
急ぎ足で会津若松城(鶴が城)
会津武家屋敷
お薬園(おやくえん)
を見て回りました。


武家屋敷は、幕末の家老西郷頼母(たのも)の屋敷を忠実に再現したもので
なかなか見応えがありました。

でも私がいちばん気に入ったのは、お薬園。
会津藩主松平氏の別荘だったそうです。
蓮池もちょうど見頃で
お茶室に入ってお抹茶をいただきました。

こういう土地の暮らしこそ、「文化」といえるのではないでしょうか。
どこも同じような看板ばかりが並ぶたいがいの地方都市と、
ここは一線を画しているように感じました。

明治の廃藩置県の際に、若松ではなく福島を県庁所在地にしたのは
当時の明治政府(薩長)の嫌がらせだったそうですが、
b0253075_19161962.jpgおかげで会津若松には新幹線も通らず
美しいままで残ることができたのですね。

老後は私、こんな町に住みたいなあ~と
たぶん実現することはないでしょうけど、
漠然と思うほど、気に入ってしまったのでした(^^)

お城やお屋敷などを見て回って感じるのは
会津の人たちは、とても会津のことが好きで
会津に誇りをもっておられるのだなあということです。

維新のときに弾圧され冷遇されたので、
なんとしても名誉を回復しようとしたのでしょう。
西南戦争で抜刀隊として戦ったのは、かつての会津藩士たちですし、
柴五郎、山川健次郎、山本覚馬、野口英世、新島八重、大山捨松
など、郷土の英雄がほんとうにたくさんいるのです。

自分の国を愛する土台となるのは、
やっぱり教育なんですね~
んー自分の国を愛することを教えない日本の現状、
なんとかしなくては。。。

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by prem_ayako | 2013-07-19 16:37 | travel | Comments(0)

アードラー先生は夢を見なかったそうです。しかしてアードラーの夢とは兎の角、虚空の華、ガンダルヴァの城、空、幻・・・。


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