アードラーの夢

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アードラー先生は夢を見なかったそうです。しかしてアードラーの夢とは兎の角、虚空の華、ガンダルヴァの城、空、幻・・・。

アイルランドの風

2ヶ月間ダブリンに行っていた息子が
連休の最終日、お土産を持って来てくれました。

実は帰国後すぐに一度来たのですけど、
その時は玄関を入るやいなや「あ、お土産忘れた・・・」(^_^;)
・・・って、男の子ですな。
まぁこっちだって元気な顔が見れて
「お土産話」が聞けたらそれでいいのです。
というわけで、息子をもう一度おびき寄せる口実にしました(^_^)

ちょうど元夫の家に帰省していた娘家族と、私の実家で落ち合って、
両親と
娘夫婦とこうすけと
息子と
私と
四世代(2歳半~90歳)7人が揃いました。

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あと何回こんな機会がもてるかな。

娘家族はそのまま鳥取へ帰り、
息子と私は、大阪に帰りました。
今までになく、たっぷり時間があったので
ゆっくりおしゃべりできました。

息子は International Internship Program というのを利用して
アイルランドのダブリンに行っていました。
ホームステイ先は、
Rathgar Junior School & Kindergarten の Carol さんのお家です。

平日は毎日 Rathgar Junior School に通って
授業を見せてもらったり、授業をしたり、
プログラム(ホッケーとか発表会とか博物館とか)に
子どもたちと一緒に参加したり、
放課後は街の美術館に寄り道したり

週末は、以前に書いたようにイギリスに渡ったり
ダブリン郊外の観光地を旅したりして過ごしたのです。
なんて充実した7週間でしょう!
若いからできることだなぁ~(しみじみ)

授業では、いろいろ面白いことをやったようですし
子どもたちとのふれ合いもあったでしょうが
それらはいずれ、彼自身がまとめていくことでしょう。

私としては、息子が何を感じ何を考え
毎日どんなふうに暮らしていたかに、興味津々~~


息子は屋根裏部屋をひとつあてがってもらって
快適に過ごしていたようです。
食事はすべて Carol さんが作ってくださって
「今日は遅くなるから晩ご飯いりません」って断っても
Save money!って用意してくださったのだそうです。
「お母さんみたいね」と言うと「ほんまにそうやったで~」ですって。

お家には90歳を越えたおばあちゃんがおられて
この方が「妖精みたいにすてき」だったそうです。
息子の表現によると
やさしくて
ニコニコしてて
ときどきひとりで歌を歌っていらして
晴れていても雨の日でも、生活を楽しんでいる感じの方で

このおばあちゃんに、
出かける時に Boy, God bless you!なんて言われると
ほんとに God が bless してくれそうな気がしたのだそうです~

女の人たちのお家だったからか、
コーヒーよりも紅茶の文化だったようで
帰ってきた息子は、すっかり紅茶党になっていました。
ガラスのジャーに三角ティーバッグがたくさんストックされていて
朝昼晩、たっぷりミルクを入れて飲むんだそうです。
キャロルさんは太るからと言ってあまりミルクを入れず
おばあちゃんのカップには、ミルクを多い目に。

なんだか梨木香歩の世界を連想してしまうのは私だけかしら。

キャロルさんは息子の持って行った日本茶を
「グリーンティはカフェインが少ないから身体にいいのよ!」と
えらくお気に入りだったようですが、そうなのかな?


アイルランド人は話好き、というのが息子が受けた第一印象だそうです。
単なるお喋りというよりも、物語が好き。

たとえば休みの日の予定を尋ねられた息子が
「ダブリン動物園に行きます」と答えると
「ああダブリン動物園ね。××年の夏に甥の~~と従姉妹の~~と行ったわ。その日はとても beutiful で・・・」
とキャロルさんが語り始め、するとおばあちゃんも続けて
「ああそうね、あの日はとっても beautiful な日で・・・」
と、どんどん物語が広がっていくのだそうです。。。

で、オチとしては、息子は動物園への行き方を知りたかったのだけど、
あまりに話が続くので聞きそびれてしまった・・・と(^o^)

学校の先生方との会話でも、みなさん、こんなふうだったようです。
ほんとうは、こっちの話もあちらは聞きたいのでしょうが
英語力の不足から「はい、まあ」ぐらいしか言えないでいると
残念そうに去って行ってしまうか
自分たちの話を勝手に続けるか、どっちかになるようです。

(あ、今のこの返事は相手にとって残念だったんだな)という感じ、
私も何度も経験したので、よく分かりますw
それに気がついて覚えているところは息子の「力」だと思いますし、
この経験を生かして今から勉強すれば
次の機会には、きっともっと自由に会話できるようになるでしょう!

何せ息子にとっては初めての一人旅、初めてのヨーロッパ。
私なんて、初めての NASAP や ICASSI は、40歳を過ぎてからだったんですから・・・


さて待望のお土産は、絵本とリネンの壁掛けでした♪

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絵本はシャルル・ペローの
『ペロー童話集』。
ステンドグラス制作・挿絵画家として有名なハリー・クラークの挿絵つき。

重いのにありがとうー(T_T)

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Harry Clarke は、
ビアズリーに似た毒のある絵で
しばらくはまりそうです。




アイリッシュ・リネンの壁掛けはどこに飾ろうか迷ったのですが
息子のすすめで、玄関を入ったすぐのところに貼ることにしました。
書いてある言葉が旅立つ人にぴったりでしょ。

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今年、息子は授業は修論を残すだけで
週4日ほど、わりときついバイトに行っています。

ちなみにそれは学費のためなのか、
遊びのためなのかと聞きましたら、
「遊び、やな。この夏にまた外国に行きたいと思ってるから」
ですって。

やっぱりね~(^_^)

God bless you!
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by prem_ayako | 2013-05-07 17:51 | family | Comments(0)

アードラー先生は夢を見なかったそうです。しかしてアードラーの夢とは兎の角、虚空の華、ガンダルヴァの城、空、幻・・・。


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