アードラーの夢

ayakoadler.exblog.jp

アードラー先生は夢を見なかったそうです。しかしてアードラーの夢とは兎の角、虚空の華、ガンダルヴァの城、空、幻・・・。

金のまど

小学校の国語で習ったお話。
かれこれ40年、ずぅ~っと覚えていて
夕陽を浴びて金色に輝く窓を目にするたびに
「あ、金のまどだ」と、こころの中でつぶやいておりました。

先日、インターネットで検索して、ようやく出典を見つけました。
たしか教科書では「金のまど」という題だったと思うのですけど、
鈴木三重吉の「岡の家」というお話でした。

めんどうなので内容はまとめません。リンク先↑をお読みくださいまし(^^;)

どれぐらいしつこく覚えていたかというと、
教科書にのっていた挿し絵まで覚えているのです。
パンを食べた小川のそばの生垣の絵と
女の子の家の前で、二人で遊んでいる絵。
そしてもちろん、岡の上から遠くの金の窓を眺めている絵。
挿し絵は白黒でしたが、子どもにはちゃんと金色に見えたのですね(^^)

輝く窓が、視覚的にとても印象深かったのと
遠いあこがれに向かって歩いていく・・・っていうのが
気に入っていたのだと思います。

結末は、実はあんまり納得できなかったように記憶しています。
だって少年の家の裏の岡から見て女の子の家は東にあるはずで
そうすると女の子の家の岡から見て少年の家の窓が輝くのが同じ夕方って、ありえるのかな?
今でも、ちょっとこれ、私には謎のままです。。。

b0253075_21163010.jpgそれはともかく
プラハに行ったとき、Golden Prague と呼ばれるだけあって
町並みが本当に金色に輝いていて、感動したものでした。
写真をたくさん撮りましたが、
デジカメじゃなかったので、ここにご紹介できないのが残念です。

今住んでいる家の窓は東に向いているので
ときたま、西日を浴びたのっぽビルのガラス窓が金色に輝きます。
この日は、後ろの生駒山に雨雲が近づいていましたが
西の大阪側には夏空が広がっていました。


唐突ですが

心理療法士資格をいただいたということが。

アドラー心理学にあこがれて歩いているうちに
気がついたら着いていた
みたいな感じで

自分がそのようなものになれるとか、そんな資格がほしいとか
ほんとうにまったく考えたことはなくて
ただ、ひとりの素人の母親がお勉強を始めて
学びたくて学びたくて歩いているうちに
こんなことが起こった
happen した、と感じています。


そして、さらに唐突なのですが

10年、アドラー心理学に向かって歩いていたら
私のような下手っぴの新米カウンセラーでも
ある程度先生に認めていただけるぐらいにはなった。
そう考えると

何生も何生もかかるけれど
道さえ間違わずに歩いていけば
いつかはほんとうに、仏さまの境地に至ることができるかもしれない
不可能なことはないのかもしれない

と、なんとなく勇気づけられたような気持ちになったのでした。

人はこういうのを、ロマンティシズムと呼ぶのでしょう。

これからも、歩いていきます。
[PR]
Commented by えな at 2012-09-02 06:19 x
「岡の家」は、はじめて読みました。
「あこがれに向かって歩いていく」ことが許されるためには、毎日毎日のこつこつとした労働が必要なのですね~。
素敵なお話を紹介して下さってありがとうございました(´▽`)
Commented by ayako at 2012-09-02 09:17 x
えなさま、なるほど、そう読むこともできますね。
私はどちらかというと、男の子がたのしそ~うに歩くところが印象的なんですよ。このワクワク感。たのしんで歩いていたら着いたっ♪ていう楽観的で安易(笑)なところが、好みですw (^_^;)
Commented by 酒井朋子 at 2012-09-02 15:17 x
私は、「宝物は実は自分のおうちにあるんだな」と思いました。確かに、家の中には夫と息子という宝物がいてくれます。
ステキなお話をありがとうございました。
Commented by ayako at 2012-09-02 20:08 x
そうですね!このお話の素敵なところですね。国語の先生に当てられたら、私もそんなふうに答えたんじゃないかな~
同じお話でも、人によってこんなに捉え方が違うんですね!おもしろ~い(^o^)
by prem_ayako | 2012-09-01 21:35 | others | Comments(4)

アードラー先生は夢を見なかったそうです。しかしてアードラーの夢とは兎の角、虚空の華、ガンダルヴァの城、空、幻・・・。


by prem_ayako